
三菱マテリアル・JX金属・三井金属・丸紅、銅製錬事業をPPCに統合へ
三菱マテリアル株式会社(5711)、JX金属株式会社、三井金属株式会社および丸紅株式会社の4社は、三菱マテリアルが営む銅精鉱の購入および銅精鉱由来の電気銅・硫酸・その他銅製錬副産物の販売を行う事業を、4社が出資するパンパシフィック・カッパー株式会社(PPC)に統合することを取締役会で決議し、経営統合契約書(最終契約書)を締結した。
三菱マテリアルは、銅・金・銀・鉛・錫・パラジウム等の製錬・販売、環境リサイクル関連、銅加工品・電子材料等の製造・販売、超硬製品等の製造・販売、再生可能エネルギー関連の事業等を展開している。
JX金属、三井金属、丸紅は、いずれもPPCの既存出資者であり、PPCは銅精鉱の購入、電気銅・硫酸・貴金属・その他銅製錬副産物の製造委託および販売を行っている。
本統合は、銅製錬事業を取り巻く外部環境において、海外製錬会社との競争が激化する中、鉱山会社から銅精鉱を購入する際の条件(TC/RC)が大幅に悪化しており、今後の見通しも不透明な状況にある中で実施するもの。本統合を通して、銅精鉱を一括調達することで国際競争力を強化するとともに、共通機能の集約や販売オペレーションの効率化によりコストを削減し、銅精錬事業の収益性を維持・向上しうる新たな体制を構築することを目的としている。
本統合の方式は、PPCが三菱マテリアルの本統合対象事業の受け皿となる新会社を設立したうえで、三菱マテリアルを吸収分割会社、PPCを吸収分割承継会社とする本統合対象事業の吸収分割(本第一吸収分割)を行い、続いてPPCを吸収分割会社、新会社を吸収分割承継会社とする吸収分割(本第二吸収分割)を同日付で行う二段階の吸収分割により実施する。本統合後のPPCへの出資比率は、三菱マテリアル32.00%、JX金属32.50%、三井金属21.90%、丸紅13.60%となり、新会社はPPCの完全子会社となる。
今後の予定:
本最終契約書承認取締役会決議日:2026年5月28日
本最終契約書締結日:2026年5月28日
新会社設立:2026年6月(予定)
本吸収分割契約書承認取締役会決議日:2026年7月(予定)
本吸収分割契約書締結:2026年7月(予定)
本吸収分割契約書承認株主総会決議日(PPC):2026年9月(予定)
本吸収分割効力発生日:2026年10月1日(予定)


