
L is B、BIMソリューションプロバイダーのIU BIM STUDIOを子会社化
株式会社L is B(145A)は、IU BIM STUDIO株式会社(大阪府大阪市)の株式を取得し子会社とすること、当該株式取得のための資金を借り入れることについて決定した。
L is Bは、「現場」を持つ顧客の業務課題をDXによって解決するため、「direct」をはじめとしたサービスをSaaSと呼ばれる形態で提供している。また、オーダーメイドのシステム開発を伴うDXコンサルティングも提供している。
IU BIM STUDIOは、BIMソリューションプロバイダーで、IMモデル作成、ツール開発、コンサルティング等をワンストップで提供している。
背景・目的
建設業界においては、国土交通省の推進する方針により2023年度から公共事業においてBIM/CIMが原則適用されるなど、BIM市場の急速な拡大が確実視されており、L is Bの顧客からもBIM導入・活用に関する相談が増加している。
本件M&Aにより、L is Bグループの注力領域である現場DXソリューションの提供範囲の拡充を図る。
L is Bグループがこれまで強みとしてきた「現場のコミュニケーションDX」に加え、建設プロセスの上流である「設計・計画」領域までカバーし、BIMが取り扱うデータも対象としたDXソリューションの提供につなげる。
両社の顧客基盤に対するクロスセルの推進、IU BIM STUDIOの業界知見とL is BのAI技術・開発力を融合させた新たなソリューション創出、L is Bの採用力とIU BIM STUDIOの育成ノウハウを組み合わせた専門人材の安定的確保により、グループの収益力向上および競争力強化を図る。
株式の状況
| 異動前の所有株式数 | 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0%) |
| 取得株式数 | 2,000株(議決権の数:2,000個) |
| 取得価額 | IU BIM STUDIO株式会社の普通株式 550百万円 アドバイザリー費用等(概算額)32百万円 合計(概算額)582百万円 |
| 異動後の所有株式数 | 2,000株(議決権の数:2,000個)(議決権所有割合:100%) |
日程
株式譲渡実行日:2025年10月31日(予定)








