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出光興産、富士石油をTOBで子会社化

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出光興産株式会社(5019)は、富士石油株式会社(5017)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。

富士石油は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、富士石油株式は上場廃止となる見通し。

出光グループは、燃料油事業、基礎化学品事業、高機能材事業、電力・再生可能エネルギー事業、資源事業等を行っている。

富士石油は、原油の輸入、石油の精製並びに石油製品及び石油化学基礎製品の製造、加工、貯蔵、輸出入及び売買等を行っている。

目的

出光興産は、富士石油を非公開化することで、同一の企業組織・経営方針の下で事業活動を行うことにより、一層踏み込んだ協業体制を実現し、意思決定の柔軟化及び迅速化を図る。

石油製品の生産体制最適化、長期的な視野に立った生産体制の構築によるエネルギーの安定供給基盤の構築、定期修理工事の共同管理化などのシナジーにより、両社の燃料油事業の発展に繋げる。

買付予定の株券等の数

株券等の種類 買付予定数 買付予定数の下限 買付予定数の上限
普通株式 54,393,425(株) 27,693,547(株) ― (株)

買付け等の期間

2025年9月12日(金曜日)から2025年10月28日(火曜日)まで(30営業日)

買付け等の価格

普通株式1株につき、480円

買付代金

26,108,844,000円
(注) 買付代金は、買付予定数(54,393,425株)に本公開買付価格(480円)を乗じた金額。

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