
西日本鉄道、ヒノマルHDを子会社化へ
西日本鉄道株式会社(9031)は、ベーシック・キャピタル・マネジメント株式会社(東京都中央区)が運営するファンドおよび個人株主から、ヒノマルホールディングス株式会社(東京都中央区、以下:ヒノマルHD)の発行済株式を99%取得し、子会社化することを決定した。 なお、年内を目途に、同社発行株式総数の100%取得を予定している。
西日本鉄道は、福岡県を基盤に鉄道や路線バスなどの運営を行う大手私鉄のひとつ。運輸業、不動産業、流通業、物流業、レジャー・サービス業等を行っている。
ヒノマルHDは、農業分野に特化した卸売企業であるヒノマル株式会社(熊本県熊本市)の完全親会社。
ヒノマルは、九州を主たる事業エリアとして農薬・肥料・農業用資材の卸売等を展開している。農業用施設の請負・施工も手掛けている。
目的
本件M&Aにより、西鉄グループの物流サービスやスーパーマーケットなどの物販サービスをはじめとする事業との連携で、さらなる成長を見込む。
九州の主要産業である「農業」を支え、沿線地域・九州経済の活性化と持続可能なまちづくりへと繋げ、“にしてつグループまち夢ビジョン2035”に掲げる「居心地よい幸福感あふれる社会」の実現を目指す。
株式の状況
23,658株 (同社発行済株式の99%)
日程
株式譲渡実行日:2025年10月1日(予定)








