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東急、グループの商業施設運営事業の再編を発表

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東急株式会社(9005)は、商業施設運営事業の再編を発表した。

東急は、不動案賃貸業、不動産販売業、その他事業を行っている。

再編の目的

東急のリテール事業では、「商業施設運営事業」と「食品・日用品小売り事業」の2事業を展開しており、「食品・日用品小売り事業」については、2022年に東急ストアを主体として推進する体制を構築してきた。

「商業施設運営事業」については、現在、東急線沿線を中心に百貨店およびショッピングセンター28施設(複合施設を除く)を運営しており、商業施設運営事業を取り巻く環境が大きく変化する中、東急百貨店の構造改革をはじめ、各社が事業競争力の強化に努めている。

社会環境が変わっても、顧客が今まで以上に、楽しさや豊かさを感じられる事業へと変革を目指し、各社を跨いだ事業戦略の遂行を行うにふさわしい経営体制に深化すべく、東急および連結子会社での商業施設運営事業について、商業施設運営機能の一体化を図る。

再編の内容(全て、2025年8月1日を効力発生日(予定))

  • 東急は、完全子会社である株式会社東急百貨店(東京都渋谷区)を吸収合併する。東急を存続会社、東急百貨店を消滅会社とする簡易吸収合併方式。
  • 東急百貨店は、東急百貨店を分割会社とする会社分割により、百貨店業を、東急が100%出資をして設立する新会社(TK百貨店準備株式会社。以下:東急百貨店準備会社)に承継させる吸収分割を行う予定であり、東急は、吸収分割後の東急百貨店を吸収合併する。
  • 東急が100%所有する商業施設運営子会社の株式について、東急を分割会社とし、東急が100%出資をして設立する新会社(東急リテールマネジメント株式会社(東京都渋谷区))に承継させる吸収分割を実施する。東急を分割会社、東急リテールマネジメントを承継会社とする簡易吸収分割方式。

再編の日程(予定)

①東急‐東急百貨店の吸収合併

合併契約の締結:2025年6月(予定)

合併の効力発生日:2025年8月1日(予定)

②東急‐東急リテールマネジメントの吸収分割

分割契約の締結:2025年6月(予定)

分割の効力発生日:2025年8月1日(予定)

③東急百貨店の吸収分割

東急百貨店準備会社の設立:2025年4月1日

分割契約の承認(東急百貨店準備会社): 2025年6月(予定)

分割契約の締結:2025年6月(予定)

分割の効力発生日:2025年8月1日(予定)

※東急百貨店準備会社は、2025年8月1日付で、商号を「株式会社東急百貨店」に変更することを予定している。

参考:再編スキーム

引用元:東急株式会社「商業施設運営事業の再編に伴う 当社と連結子会社の吸収合併(簡易吸収合併)、連結子会社との会社分割(簡易吸収分割) および債権放棄に伴う個別決算における特別損失の計上等に関するお知らせ」

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