会社売却先シミュレーション

フューチャーリンクネットワーク、カヤックから地方移住・関係人口創出メディア「Nativ.media」事業を買収へ

更新日:

株式会社フューチャーリンクネットワーク(9241)は、株式会社カヤック(3904)と地方移住・関係人口創出メディア「Nativ.media」の事業の譲受に関する事業譲渡契約を締結することを決定した。

フューチャーリンクネットワークは、全国918市区町村で地域情報プラットフォーム「まいぷれ」を運営している。

カヤックは、地方移住・関係人口創出メディア「Nativ.media」を運営している。

目的

本事業を譲り受けることで、フューチャーリンクネットワークが全国で展開する「まいぷれ」のネットワークと、「Nativ.media」が持つ移住・関係人口向けコンテンツを融合させ、地方創生2.0の推進を目指す。

従来の地方創生は、行政主導の支援や補助金を活用した取り組みが中心だったが、地方創生2.0では、地域の事業者や住民が主体となり、デジタルの力を活かしながら、持続可能な地域活性化を実現することが求められている。

フューチャーリンクネットワークが「まいぷれ」で培ってきたAI活用技術を「Nativ.media」にも適用することで、地域情報の収集・分析・発信をより高度化し、地域の個性を最大限に活かした情報発信を実現する。

これにより、地域の事業者や住民がより効果的に情報を届け、経済活動を活性化できる環境を提供する。

また、自治体向けのふるさと納税支援やシティプロモーションと、移住・関係人口向けコンテンツを組み合わせることで、フューチャーリンクネットワークがこれまで取り組んできた官民協働による地域課題の解決を強化していく。

譲受け事業の内容

地域の発信力を最大化する地方移住・関係人口創出のプラットフォーム

「Nativ.media」を構成するシステム、意匠その他本サービスの総体を含む事業

日程

事業譲受期日:2025年3月31日

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

フューチャーリンクネットワークに関連するM&Aニュース

カヤック、eスポーツスクール事業のeSPを売却へ

株式会社カヤック(3904)は、連結子会社である株式会社eSP(東京都新宿区)の発行済株式の全てを、株式会社ZERO1(東京都新宿区)に譲渡することを決定した。カヤックは、近年においてeスポーツ領域を重点分野の一つと捉え、積極的な投資を進めてきた。eスポーツ周辺領域への投資の一環として、2022年にeSPを子会社化し事業を拡大してきたが、eSPの経営陣より、独自の成長戦略を推進したい旨の申し出を受

カヤック、アニメーション撮影のアスラフィルムなど2社を買収

株式会社カヤック(3904)は、株式会社アスラフィルム(東京都杉並区)及びラゾ株式会社(東京都杉並区)の株式を取得し、子会社化することについて決議した。カヤックは、広告やゲームなどのデジタルコンテンツ領域を軸としながら、eスポーツや地方創生などのコミュニティ関連領域や、冠婚葬祭などの様々なライフスタイル事業を行っている。アスラフィルムは、デジタルアニメーション撮影、アニメーション企画・制作、モーシ

カヤック、PRマーケティング事業のメガ・コミュニケーションズを買収

株式会社カヤック(3904)は、株式会社メガ・コミュニケーションズ(北海道札幌市)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。カヤックは、日本的面白コンテンツ事業を行っている。クリエイターを中心とした組織で事業を多角的に展開している。メガ・コミュニケーションズは、PRマーケティング事業、インバウンド向けのプロモーション支援を行っている。目的カヤックは、本件M&Aにより、グループ編成の強化による事

カヤック、琉球フットボールクラブを持分法適用関連会社化

株式会社カヤック(3904)は、2024年2月19日開催の取締役会において、Jリーグ加盟プロサッカークラブ「FC琉球OKINAWA」を運営する琉球フットボールクラブ株式会社(沖縄県沖縄市、以下「FC琉球」)の株式取得及び第三者割当増資を引受け、持分法適用関連会社とすることを決議した。カヤックは、広告やゲームなどのデジタルコンテンツ領域を軸としながら、eスポーツや地方創生などのコミュニティ関連領域や

カヤック、英治出版を買収

株式会社カヤック(3904)は、2024年2月15日開催の取締役会において、英治出版株式会社(東京都渋谷区)の株式を取得し、子会社化することについて決議した。カヤックは、広告やゲームなどのデジタルコンテンツ領域を軸としながら、eスポーツや地方創生などのコミュニティ関連領域や、冠婚葬祭などの様々なライフスタイル事業など、多角的に展開する。英治出版は、ビジネスパーソンに向けた学びや社会課題といったテー

この記事に関連するタグ

「事業譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

事業売却は、企業が特定の事業部門や資産を他の企業に譲渡するプロセスであり、戦略的な再編成や資金調達の手段として広く利用されています。この手法は、企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されます。本記事では、事業売却のメリットやデメリット、手続きについてご紹介します。この記事のポイント事業売却の目的は資金調達、事業ポートフォリオの見直し、事業承継な

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

事業譲渡とは?メリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡とは?メリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

事業譲渡は、M&Aスキームの1つであり、経営戦略の一環として注目される手法です。本記事では、事業譲渡の概要について詳しく解説します。この記事のポイント事業譲渡は企業が事業の一部または全部を他社に売却する取引で、経営権は売り手に残る。事業譲渡は、売り手が不採算部門を手放す際や、経営資源を集中させたい場合に有効である。売り手には法人税や消費税が発生し、買い手は不動産取得税や登録免許税が課せられる。ct

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード