椿本チエイン、大形コンベヤチェーン製造子会社を有するドイツEUROCATENAを買収

更新日： 2024年12月16日

株式会社椿本チエイン（6371）は、100％連結子会社である Tsubakimoto Europe B.V.（オランダ、以下：TEU）を通じて、EUROCATENA GmbH（ドイツ・ヘッセン州）と株式譲渡契約を締結した。2024年12月31日より、TEUの100％出資子会社として事業を開始する。

椿本チエインは、チェーン事業、モーションコントロール事業、モビリティ事業、マテハン事業を行っている。
EUROCATENAは、主に大形コンベヤチェーンの製造・販売を行っている。

背景・目的

つばきグループでは、欧州市場向けには日本からの輸出を中心に各種産業用チェーンを提供している。

その中でも、大形コンベヤチェーンは、顧客の用途に応じて設計・製造する受注生産品のためタイムリーな対応が重要であり、納期・顧客サービス等の課題解決に向けて欧州での開発・製造拠点設置を検討してきた。

本件M&Aにより、日本、アメリカ、中国に加え、製造業の集積するドイツに大形コンベヤチェーンの製造拠点の拡充を図る。

顧客ニーズにタイムリーに対応する大形コンベヤチェーンの製造・供給体制を整備し、グローバル成長戦略を推進、欧州市場での産業用スチールチェーンの製造・販売強化を狙う。

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