会社売却先シミュレーション

KPPグループホールディングス傘下のAntalis S.A.S.、米Xerox Corporationからオフィス用紙事業を譲受け

更新日:

KPPグループホールディングス株式会社(9274)の連結子会社であるAntalis S.A.S.(フランス・パリ、以下:Antalis)が、Xerox Corporation(米国コネチカット州、以下:Xerox)より、東欧諸国等におけるオフィス用紙事業(Xerox ブランドの使用権等)を譲り受けることに関する資産譲渡契約書等を締結した。

なお、一部の国における上記契約は、当局から競争法等の承認を取得することが要件となっている。

目的

Antalisは、2013年に西欧におけるXerox ブランドの使用権を取得し、同地域でオフィス用紙事業を展開している。

本件は、当該事業を東欧およびその他の地域に拡大し、Xeroxブランドのオフィス用紙の独占的な販売を可能とし、これにより同地域での顧客獲得や事業拡大を図る。

なお、本契約には、東欧、バルカン半島、中東、インド、アフリカにおけるXerox ブランドのオフィス用紙及び特殊紙等の独占販売権も含まれており、Antalisは、欧州、中東及びアフリカ地域の主要国における同ブランド紙の唯一の販売代理店となる。

総合・その他専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

国際紙パルプ商事に関連するM&Aニュース

KPPグループホールディングス、ビジュアルコミュニケーション事業のオランダTexo Groupを買収

KPPグループホールディングス株式会社(9274)の連結子会社であるAntalisS.A.S.(フランス・パリ)は、TexoGroupB.V.(オランダ・モールドレヒト)の全株式を取得し、子会社化した。KPPグループは、ペーパー&ボード事業、粘着ラベル事業、製紙原料(パルプ・古紙)事業、パッケージング事業、ビジュアルコミュニケーション事業、環境関連事業を行っている。TexoGroupは、欧州におい

KPPグループホールディングス、豪ABL Distributionからパッケージング事業を取得

KPPグループホールディングス株式会社(9274)は、連結子会社であるSpicersLimitedの子会社SignetPtyLtd(オーストラリア・ブリスベン)が、ABLDistributionPtyLtd(オーストラリア・ゴールドコースト、以下:ABL)のパッケージング事業を譲り受けることに関する事業譲渡契約を締結したことを発表した。Signetは、産業包装関連商品の卸売、ストレッチフィルム製造

KPPグループホールディングス、ビジュアルコミュニケーション事業の仏企業を買収

KPPグループホールディングス株式会社(9274)の連結子会社であるAntalisS.A.S(フランス・パリ、以下:Antalis)の事業会社であるAntalisFrance(フランス・パリ)は、ClubGroupe(フランス・トラップ)の全株式を取得し、子会社化することに関する株式譲渡契約を締結した。ClubGroupeは、ClubGroupeS.A.S(フランス・トラップ)、DigitalPr

KPPグループホールディングス、古紙問屋の名古屋紙業を買収

KPPグループホールディングス株式会社(9274)の連結子会社である国際紙パルプ商事株式会社(東京都中央区)は、名古屋紙業株式会社(愛知県春日井市)の全株式を取得し、子会社化した。国際紙パルプ商事は、紙・板紙・紙加工品・パルプ・古紙・化成品・紙関連機械・包装資材・その他関連商品の売買及び輸出入ならびに不動産の保有、賃貸、倉庫業を行っている。名古屋紙業は、印刷所や製本所から排出される古紙、及び新聞・

KPPグループHD、クロアチアのデジタル印刷関連製品販売のFortuna Komersを買収

KPPグループホールディングス株式会社(9274)の連結子会社であるAntalisS.A.S.(フランス・パリ)が、FortunaKomersd.o.o(クロアチア・スプリト)の全株式を取得し子会社化した。KPPグループは、ペーパー&ボード事業、製紙原料(パルプ・古紙)事業、パッケージング事業、ビジュアルコミュニケーション事業等を行っている。FortunaKomersは、東欧6か国で、デジタル印刷

この記事に関連するタグ

「事業譲渡・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

事業売却は、企業が特定の事業部門や資産を他の企業に譲渡するプロセスであり、戦略的な再編成や資金調達の手段として広く利用されています。この手法は、企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されます。本記事では、事業売却のメリットやデメリット、手続きについてご紹介します。この記事のポイント事業売却の目的は資金調達、事業ポートフォリオの見直し、事業承継な

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

事業譲渡とは?メリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡とは?メリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

事業譲渡は、M&Aスキームの1つであり、経営戦略の一環として注目される手法です。本記事では、事業譲渡の概要について詳しく解説します。この記事のポイント事業譲渡は企業が事業の一部または全部を他社に売却する取引で、経営権は売り手に残る。事業譲渡は、売り手が不採算部門を手放す際や、経営資源を集中させたい場合に有効である。売り手には法人税や消費税が発生し、買い手は不動産取得税や登録免許税が課せられる。ct

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード