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日本製鉄、中国の宝山鋼鉄との合弁事業を解消へ

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日本製鉄株式会社(5401)は、宝山鋼鉄股份有限公司(中国 上海市、以下「宝山鋼鉄」)との合弁事業を解消すると発表した。

合弁事業である宝鋼日鉄自動車鋼板有限公司(中国 上海市、以下「BNA」)は、2004年に中国に設立され、自動車向け冷延及び溶融亜鉛めっき鋼板製造・販売を手掛けていた。2024年8月29日に経営期間の満了期日となっている。

関係当局の承認が得られること等を条件に、当該満了期日にBNAに関する日本製鉄出資持分の全てを宝山鋼鉄に譲渡し、現経営期間の満了をもって合弁を解消することで、宝鋼と合意した。

日本製鉄は、製鉄、エンジニアリング、ケミカル・マテリアル、システムソリューションの各事業を行っている。

宝山は、大手鉄鋼メーカー。炭素鋼の製品(鋼板・鋼管・線材等)やステンレス鋼板、特殊鋼といった鉄鋼製品を生産している。

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