
日本製鉄が完全子会社の山陽特殊製鋼を吸収合併へ
日本製鉄株式会社(5401)は、完全子会社である山陽特殊製鋼株式会社を吸収合併することを決定した。
日本製鉄は、製鉄、エンジニアリング、ケミカル&マテリアル、システムソリューションの各事業を手がける鉄鋼メーカー。
山陽特殊製鋼は、高清浄度鋼製造技術をベースに、国内シェアNo.1の軸受鋼をはじめとする製品を供給するとともに、欧州やインドなどでの一貫製造を通じたグローバル化を推進してきた特殊鋼メーカー。
国内の棒線・特殊鋼需要は、人口減に伴う内需の減少、中国における過剰生産と輸出攻勢、中長期的な自動車の電動化の潮流などの中で縮小傾向に向かい、国内における競争はますます激化することが想定されている。一方で、世界的には人口増・経済成長に伴うインドなどでの市場成長、域内産業保護の動きを背景とした北米・欧州における現地生産材の需要拡大、環境規制への対応ニーズの高まりなどが見込まれている。
本合併は、棒線・特殊鋼事業の一体化・最適化を通じた収益機会の拡大や事業戦略の強化、グループ全体での更なる最適生産体制の追求などを目的としている。
両社の製品・知見・人材などのあらゆるリソースを、製造・販売・技術・研究の各領域において更に一元的に融合させることにより、グローバルでの成長戦略を加速・推進するとともに、成長分野・高付加価値分野におけるプレゼンス拡大を図り、棒線・特殊鋼分野でも圧倒的に市場をリードする総合力世界No.1鉄鋼メーカーとしての地位確立に向け前進する。
日本製鉄を存続会社、山陽特殊製鋼を消滅会社とする吸収合併方式であり、合併と同時に山陽特殊製鋼は解散する。
今後の予定:
取締役会決議日(両社):2026年5月13日
合併契約書締結日:2026年5月13日
合併の効力発生日:2027年4月1日





