株価算定シミュレーション

ニッケ、グループ会社間の経営統合および商号変更を発表

更新日:

日本毛織株式会社(3201、ニッケ)のグループ会社であるニッケ不動産株式会社(兵庫県神戸市)と株式会社中田工務店(兵庫県神戸市)が2024年8月1日をもって経営統合(合併)し、「ニッケみらい建設株式会社」に商号を変更する。

経営統合の目的

ニッケ不動産は、建物を建てる、建物を保守する、物件を探すなど、建物に関わる業務を幅広くカバーし、かつ窓口を1本化することで、お客様に安心と利便性を提供することを事業コンセプトとして、建設業・ビル管理業・宅建業を主体に事業展開している。

中田工務店は、神戸市を拠点に、建設業者として各種公共工事やビル、マンション、病院、住宅、店舗などのあらゆる建築物のデザイン・設計・施工を行っており、高いデザイン性と機能性を持つ建築物造りを強みとしている。

本経営統合は、昨今経営を取り巻く環境が激しく変化している中、両社が持つ事業のノウハウを統合することで競争力を高め、また、経営資源を集中し効率的に活用することで収益力を強化することを目的とするものである。

経営統合の概要

効力発生日を2024年8月1日として、中田工務店を承継会社とする吸収合併を実施し、両社の建設業・不動産事業を統合する。ニッケ不動産は解散する。

商号変更について

承継会社中田工務店は、商号をニッケみらい建設株式会社に変更し、本社は兵庫県神戸市垂水区とする。

今後の予定

商号変更日:2024年8月1日(予定)

繊維・衣服・装飾品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

日本毛織に関連するM&Aニュース

ニッケ、鉄道車両・発電所用制御装置メーカーのカコテクノスを子会社化

日本毛織株式会社(3201、以下:ニッケ)は、株式会社カコテクノス(兵庫県神戸市)およびそのグループ会社であるサンテック株式会社のそれぞれ発行済株式の100%を取得し、グループ会社とすることを決定した。ニッケは、衣料繊維事業、産業機材事業、人とみらい開発事業、生活流通事業を行っている。カコテクノスは、鉄道車両用・変電所用その他社会インフラ向け制御装置の製造業を行っている。目的ニッケは、中期経営計画

ニッケ、東洋紡エムシー子会社の呉羽テックを買収

日本毛織株式会社(3201、以下「ニッケ」)は、呉羽テック株式会社(滋賀県栗東市)の発行済株式の100%を東洋紡エムシー株式会社(大阪府大阪市)より取得、グループ会社とすることを決定し、2024年8月26日、株式譲渡が完了したことを発表した。ニッケは、衣料繊維事業、産業機材事業、人とみらい開発事業、生活流通事業を行っている。呉羽テックは、ニードルパンチ、サーマルボンドといった各種製法を用いた短繊維

ニッケ、集塵機器・エアフィルター加工・販売の東洋紡カンキョーテクノを買収

日本毛織株式会社(3201、以下「ニッケ」)は、株式会社東洋紡カンキョーテクノ(大阪府大阪市:英文名:ToyoboKankyoTechnoCo.,Ltd.)の発行済株式の100%を東洋紡エムシー株式会社(大阪府大阪市)より取得しグループ会社とすることを2024年4月17日決定した。ニッケは、衣料繊維事業、産業機材事業、人とみらい開発事業、生活流通事業を行う。東洋紡カンキョーテクノは、集塵機器、エア

ニッケ、子会社のフジコーを吸収合併

日本毛織株式会社(3201、以下「ニッケ」)は、2024年4月12日開催の取締役会において、ニッケの連結子会社である株式会社フジコー(兵庫県伊丹市)を吸収合併することを決議した。なお、本合併はニッケを存続会社、100%子会社のフジコーを消滅会社とする吸収合併で、フジコーは解散する。ニッケは、衣料繊維事業、産業機材事業、人とみらい開発事業、生活流通事業を行う。フジコーは、不織布・フェルトの製造販売、

ニッケ、連結子会社間で経営統合へ

日本毛織株式会社(3201、以下ニッケ)は、連結子会社であるアンビック株式会社(兵庫県姫路市)と株式会社フジコー(兵庫県伊丹市)が2023年12月1日をもって経営統合すると発表した。フジコーから不織布・フェルト事業を分割し、アンビックが承継することで両社の不織布・フェルト事業を統合する。ニッケは、ウール由来の先端素材やハイブリッド素材・製品の開発・提供等を行っている。アンビックおよびフジコーは、両

この記事に関連するタグ

「合併・経営統合」に関連するコラム

合併とは?買収との違い、種類、メリット、デメリット、手続き、注意点を解説

M&A全般
合併とは?買収との違い、種類、メリット、デメリット、手続き、注意点を解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

株式移転とは?メリット、手続きの流れ、税務をわかりやすく解説

M&A実務
株式移転とは?メリット、手続きの流れ、税務をわかりやすく解説

株式移転とは?株式移転とは、企業が自社の発行済み株式の全てを新設の会社に取得させる組織再編手法※の1つです。経営効率化や組織再編の迅速化などを図るために用いられます。株式の移動により、新会社は企業の完全親会社(持株会社)となります。元々の企業の株主は完全親会社が新たに発行する株式の割り当てを受けて、完全親会社の株主になります。本記事では、株式移転のメリットやデメリット、手続きの流れなどを解説します

経営統合とは?合併との違いやメリットを解説

M&A全般
経営統合とは?合併との違いやメリットを解説

経営統合とは経営統合は、企業が持株会社を設立し、その持株会社が複数の子会社を所有・管理する形態を指します。親会社となる持株会社は各子会社の株式を保有し、戦略的な意思決定や資源配分を行います。各子会社は独立した法人格を持ちながらも、持株会社の下で協力し合い、シナジーを生み出すことが目的です。リスクの分散、経営資源の最適化、各事業の専門性を活かして経営効率の向上を期待できる一方で、統合の過程での文化の

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[cta][mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存

「合併・経営統合」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード