会社売却先シミュレーション

アジャイルメディア・ネットワーク、ネルプを株式交換により完全子会社化へ

更新日:

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(6573)は、株式会社ネルプ(東京都品川区)の発行済み株式の一部を取得したうえで、アジャイルメディア・ネットワークを株式交換完全親会社、ネルプを株式交換完全子会社とする株式交換を行うことについて基本的な合意に達したことから、ネルプとの間で基本合意書を締結することを決定した。

アジャイルメディア・ネットワークは、企業やブランドのファンの育成・活性化を支援するアンバサダーマーケティング事業を主軸事業とする。

ネルプは、ウェブサイト、ウェブコンテンツ、その他インターネットを利用した各種サービス等の企画、開発、制作、配信、管理、運営及び販売等を行う。

ネルプは、インスタグラムのDM自動化ツール「ⅰステップ」の開発・サービス化を行い、インフルエンサーや大手企業に多数導入実績を有し、認知拡大に努めてきた。ネルプの展開する事業は単体でもアジャイルメディア・ネットワークグループとの事業シナジー効果が想定される。また、アジャイルメディア・ネットワークの既存事業であるアンバサダープログラムや2023年9月に開始した「成果報酬型インフルエンサー」施策における「ⅰステップ」の活用、子会社であるpapaya japan株式会社、and health株式会社における物販事業のSNSマーケティングにも寄与できると考え、本件の決定に至った。

・今後の予定(株式取得)
株式譲渡契約締結日 2024年2月
株式譲渡実行日   2024年4月1日

・今後の予定(株式交換)
株式交換契約の取締役会決議日  2024年2月
株式交換契約締結日       2024年2月
株式交換契約承認株主総会決議日 2024年3月下旬
株式交換の効力発生日      2024年4月1日

広告・PR・販促業界のM&A・事業承継の動向はこちら

アジャイルメディア・ネットワークに関連するM&Aニュース

アジャイルメディア・ネットワーク、玉光堂からリユース事業の一部を譲受け

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(6573)は、連結子会社であるBTCリンク株式会社(東京都港区)が、株式会社玉光堂(東京都港区)よりリユース事業の一部を譲受け、新たな事業として開始することを発表した。BTCリンクは、ECによる小売業を展開している。玉光堂は、リユース(買取)および携帯電話修理を行う併設型店舗「買取専門店玉光堂」を展開している。目的アジャイルメディア・ネットワークグループは

アジャイルメディア・ネットワーク、ファッション系小売のsayuri‐styleを子会社化へ

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(6573)は、株式会社sayuri‐style(広島県広島市)の株式を取得し、子会社とすることを決定した。アジャイルメディア・ネットワークは、インターネットを利用した広告配信代理業やシステム開発などを行っている。多角化戦略の一環として、自社および連結子会社のBTCリンク株式会社において、楽天など大手ECモールにて小売事業を展開している。sayuri‐sty

アジャイルメディア・ネットワーク、連結子会社間の合併・商号変更発表

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(6573)は、連結子会社であるandhealth株式会社(東京都港区)、株式会社コンフィ(東京都港区)、及びpapayajapan株式会社(東京都港区)の合併を発表した。andhealthを存続会社、コンフィ及びpapayajapanを消滅会社とする吸収合併方式とし、コンフィ及びpapayajapanは解散する。また、存続会社であるandhealthの商号

アジャイルメディア・ネットワーク、東京書店の株式を追加取得し持分法適用関連会社へ

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(6573)は、東京書店株式会社(東京都港区)の株式を追加取得し、持分法適用関連会社とすることを決定した。アジャイルメディア・ネットワークは、インターネットを利用した広告配信代理業および情報提供サービス業、インターネット関連のシステム開発等を行っている。東京書店は、出版業を行っている。目的現在、アジャイルメディア・ネットワークグループと東京書店は、「ファンマ

アジャイルメディア・ネットワーク、総合家電・美容商品メーカーcadreを買収

アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(6573)は、株式会社cadre(東京都渋谷区)の発行済株式のうち51%を取得し、子会社とすることを決定した。アジャイルメディア・ネットワークは、インターネットを利用した広告配信代理業および情報提供サービス業、インターネット関連のシステム開発等を行っている。cadreは、総合家電・美容商品メーカー。主力商品である次世代ヘアドライヤー「cadreHairDr

この記事に関連するタグ

「買収・株式交換」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

M&A全般
株式交付とは?株式交換との違いやM&Aで活用するメリット・注意点を詳しく解説

株式交付とは?株式交付は、M&Aなどにおいて買い手(譲受け企業)が他社を子会社化するために支払う対価として、自社の株式の交付を認める制度です。株式交付制度は、令和3年3月1日に施行された「会社法の一部を改正する法律案」で、企業買収の手続きを合理化することを目的として新たに創設されました。会社法では以下のように定義されています。株式交付(会社法第2条32号の2)株式会社が他の株式会社をその子会社(法

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

M&A全般
TOB(株式公開買付け)とは?目的やメリット、手続きをわかりやすく解説

TOB(株式公開買付け)は、市場外において上場企業の株式を直接買い付けるM&A手法の一つです。近年では、経営権の取得や企業再編、グループ化、MBOの手段としても注目されています。この記事では、TOBの基本的な仕組みやほかのM&A手法との違い、メリット・デメリットのほか、TOBの具体的な流れなどについて、わかりやすく解説します。この記事のポイントTOBは、市場を通さずに不特定多数の株主から株式を直接

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

「買収・株式交換」に関連する学ぶコンテンツ

買収先の本格検討・分析

買収先の本格検討・分析

買収先の探し方でご紹介したように、買い手はノンネームシート、企業概要書で買収先についてM&Aを進めるかどうか検討します。本記事では、買い手が企業を検討する際流れと、陥りがちな注意点についてご紹介します。この記事のポイント買い手がM&Aを進める際、最初にノンネームシートや企業概要書を通じて対象企業を検討し、提携仲介契約を結んだ後に質疑応答を行う。M&Aの目的を明確にし、買収先にすべての問題解決を求め

買収先の探し方

買収先の探し方

買い手の相談先でご紹介したように、M&A仲介会社などパートナーを選定したら、いよいよ買収先の候補企業を探すステップに移ります。本記事ではM&A仲介会社を通じてお相手探しを行う主な方法について、日本M&Aセンターの例をもとにご紹介します。この記事のポイント買収先の探し方には「譲渡案件型」と「仕掛け型」の2つがあり、譲渡案件型ではノンネームシートや企業概要書を通じて情報を開示し、秘密保持契約を締結する

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手にとってのM&A。目的や留意点とは?

買い手の買収戦略には様々な目的があります。M&Aの成功に向けて、押さえておきたいポイントを確認していきましょう。この記事のポイント買い手がM&Aを行う目的には、市場シェアの拡大、事業領域の拡大、事業の多角化、人材獲得・技術力向上、効率性の向上がある。買収により、企業は迅速に成長を加速し、顧客ベースや販売チャネルを拡大することができる。M&Aにはコストや中長期的な取り組みが必要で、成約後の経営統合計

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード