会社売却先シミュレーション

くふう住まい、株式交換によりハイアス・アンド・カンパニーを完全子会社化へ

更新日:

株式会社くふうカンパニー(4376)、およびその完全子会社である株式会社くふう住まい(東京都港区)と、くふうカンパニーの連結子会社であるハイアス・アンド・カンパニー株式会社(6192、以下ハイアス)は、株式交換を行うことを決定し、くふう住まいとハイアスの間で株式交換契約を締結した。

くふう住まいを株式交換完全親会社、ハイアスを株式交換完全子会社とし、くふうカンパニー株式を対価とする株式交換方式。ハイアス株式1株に対して、くふうカンパニー株式0.31株を割当交付する。
これによりハイアスは2024年2月1日付でくふう住まいの完全子会社となり、東証グロース市場の上場廃止基準に従って、同年1月30日に上場廃止となる予定。

くふうカンパニーは、くらしに係る日常生活関連のメディア運営をグループにて行っている。

くふう住まいは、住まい探しをサポートする住まいのポータル事業、不動産事業者向けの営業支援ツールのSaaS事業等を行っている。

ハイアスは、経営コンサルティング事業(住宅・建設・不動産事業のナレッジ開発、財産コンサルティング事業、販売促進支援事業等)を行っている。2021年9月期より、くふう住まいの連結子会社。

くふう住まいおよびハイアスは、本株式交換により、主に以下のシナジーを想定している。
(a)「住まいのワンストップサービス」の早期実現
(b)グループ経営体制による効率的な経営の実現

本株式交換の実行後、くふうカンパニー、およびくふう住まい、ならびにハイアスは、くふうカンパニーグループとハイアスグループの持つネットワーク・開発力・ノウハウ等を含む経営資源の相互活用を促進し、両グループの更なる企業価値の向上を図る。

・今後の予定
最終売買日(ハイアス) 2024年1月29日
上場廃止日(ハイアス) 2024年1月30日
本株式交換の効力発生日 2024年2月1日

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

くふうカンパニーに関連するM&Aニュース

くふうカンパニーホールディングス、リゾートフォトウェディング事業のヤッターHDを買収

株式会社くふうカンパニーホールディングス(4376)の連結子会社である株式会社くふうウェディング(東京都中央区)は、ヤッターホールディングス株式会社(東京都港区、以下:ヤッターHD)を子会社化することを決定した。くふうウェディングは、ライフイベント事業において、ウェディング総合情報メディア「みんなのウェディング」の運営、結婚式プロデュースサービス等の結婚領域の事業を展開している。ヤッターHDは、リ

くふうカンパニー、連結子会社(孫会社)のOMソーラーの株式を同社代表取締役に譲渡

株式会社くふうカンパニー(4376)の連結子会社であるハイアス・アンド・カンパニー株式会社(東京都品川区、以下「ハイアス」)は、2024年5月15日開催のハイアス取締役会において、連結子会社であるOMソーラー株式会社(静岡県浜松市)の株式を、同社代表取締役の飯田祥久氏に譲渡することを決めた。くふうカンパニーは、グループ全体の経営戦略策定・経営管理及びそれに付帯する業務、グループ会社における事業活動

くふうカンパニー、連結子会社Seven SignaturesInternationalとの会社分割(簡易吸収分割)

株式会社くふうカンパニー(4376)は、2024年5月15日開催の執行役会において、2024年7月1日(予定)を効力発生日として、くふうカンパニーの連結子会社である株式会社くふう住まい(東京都港区)が保有する株式会社SevenSignaturesInternational(東京都港区)の株式全部をくふうカンパニーが承継する会社分割を行うことを決議した。くふうカンパニーを吸収分割承継会社とし、同社の

くふうカンパニー、子会社のくふう少額短期保険をアルファクラブ武蔵野に譲渡

株式会社くふうカンパニー(4376)は、2024年4月2日開催の同社執行役会において、連結子会社であるくふう少額短期保険株式会社(東京都港区)の株式を譲渡することを決議した。くふう少額短期保険は、少額短期保険業を行う。アルファクラブ武蔵野は、冠婚葬祭互助会を柱とした総合結婚式場・葬斎センター・多目的ホールの運営、各種イベントの企画及び実施等を行う。株式譲渡の理由くふう少額短期保険は、当社グループの

くふうカンパニー子会社のハイアス・アンド・カンパニー、K-コンサルティングの全保有株式を同社代表取締役に譲渡

株式会社くふうカンパニー(4376)の連結子会社であるハイアス・アンド・カンパニー株式会社(東京都品川区)は、2024年3月25日開催の同社経営会議において、連結子会社である株式会社K-コンサルティング(千葉県柏市)の株式を譲渡することを決議した。ハイアス・アンド・カンパニーは、全国各地の工務店、建設会社、不動産仲介・管理会社など、住生活全般に関わる事業者を支援しているコンサルティング会社。K-コ

この記事に関連するタグ

「株式交換・子会社・親会社」に関連するコラム

子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

M&A全般
子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

子会社化とは?子会社とは、親会社により100%または過半数が所有されている法人(※)を指します。子会社は独立した法人格を持ちながら、親会社の戦略に基づいて運営されることが一般的です。子会社には「完全子会社」「連結子会社」「非連結子会社」の3種類があります。※50%未満の保有率でも、議決権の総数に対する議決権の数の保有割合とその他の一定の事由から子会社と判断される場合もあります。この記事のポイント子

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。原則20%以上の議決権の保有が条件ですが、20%未満での場合でも「一定の要件」にあてはまると関連会社になります。具体的に「一定の要件」とは、以下の内容を指します。|一定の要件:議決権保有比率が15%以上20%未満で、以下➀~⑤項目のいずれかに該当する場合||:------

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

株式交換とは?メリット・デメリット事例をわかりやすく解説

M&A全般
株式交換とは?メリット・デメリット事例をわかりやすく解説

株式交換は、買収手法の一つで、企業同士のシナジー効果を最大化し、資本構成を柔軟に調整する手段として注目されています。本記事では、株式交換の仕組みやメリット・デメリット、実際の事例を通じて、この手法が企業戦略にどのように寄与するのかを詳しく探っていきます。[mokuji]株式交換とは?株式交換とは、買収する企業が、対象企業の株主に対して自社の株式を提供し、その対価として対象企業の株式を取得する手法で

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード