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ベネッセホールディングス、MBOにより上場廃止へ

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株式会社ベネッセホールディングス(9783)は、MBOの一環として行われる、ブルーム1株式会社 (東京都港区)によるTOB(株式公開買い付け)の実施に賛同の意見を表明した。本公開買付けは、ベネッセホールディングス株式の非公開化を目的としている。

買付け等の価格は、普通株式1株につき、2,600円。買付予定数は79,980,331株で、買付予定数の下限は47,818,900株。全株を取得した場合の買収金額は約2079億円。

ベネッセホールディングスは、グループにて教育、介護・保育などの事業を展開している。

ブルーム1は、本公開買付けを通じたベネッセホールディングスの株券等の取得等を目的として、スウェーデンのプライベート・エクイティ投資会社EQTが設立した買収目的会社。

同社株式はBezant(HK)Limitedが所有しており、EQT AB Group(関係会社およびその他関連事業体を含め、以下「EQT」)が運用・管理・アドバイスを提供するBPEA Fund VIII Limitedが、Bezant(HK)の発行済全株式を間接的に所有している。

ベネッセホールディングスは、経営資源やノウハウに加えEQTのネットワークやノウハウを活用し、本取引を通じて株式を非公開化し、EQTによるグループへの経営資源の投入を可能とすることで、機動的かつ着実な経営施策の実行を通じて、以下シナジーの創出を見込む。

  1. 教育事業におけるデジタル化による業務効率化及びサービスの多様化
  2. 教育事業におけるグローバル事業展開の拡大・高度化
  3. M&Aの積極的な活用
  4. 非公開化に伴う意思決定の迅速化

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