株価算定シミュレーション

住友ファーマ、米国グループ会社を再編へ

更新日:

住友ファーマ株式会社(4506)は、米国グループ会社の再編を決定した。

住友ファーマの主力製品「ラツーダ」の米国での独占販売期間終了後の持続的成長に向けた取組の一環。

以下の米国子会社および孫会社7法人をSunovion Pharmaceuticals Inc.(米国 マサチューセッツ州)を存続会社として合併し、1つの事業会社に再編する。

【再編概要】

  1. Sunovion Pharmaceuticals Inc.
  2. Sumitomo Pharma America Holdings, Inc.
  3. Sumitomo Pharma Oncology, Inc.
  4. Sumitovant Biopharma, Inc.
  5. Myovant Sciences, Inc.
  6. Urovant Sciences, Inc.
  7. Enzyvant Therapeutics, Inc.

住友ファーマ、およびSunovion Pharmaceuticals Inc.は、医療用医薬品の製造販売を行っている。

住友ファーマは本再編により、事業規模、人材、幅広い製品によるポートフォリオを持つ一層強靭な北米子会社を作るとともに、効率性やコストシナジー、グローバルガバナンスを追求し、北米事業の収益力向上と事業基盤の強化を図る。

グループとしてブランドの統一を図るため、存続会社である「Sunovion Pharmaceuticals Inc.」の商号を「Sumitomo Pharma America, Inc.」に変更することを予定している。

・今後の予定
合併期日(効力発生日) 2023年7月1日
存続会社の商号変更日  2023年7月1日

バイオ・医薬品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

住友ファーマに関連するM&Aニュース

住友ファーマ、アジア事業承継子会社を丸紅へ売却へ

住友化学株式会社(4005)の子会社である住友ファーマ株式会社(4506)は、丸紅株式会社(8002)の完全子会社である丸紅グローバルファーマ株式会社(東京都千代田区)との間で、住友ファーマの完全子会社である住友制葯投資(中国)有限公司(中国・上海市、以下:住友制葯)およびSumitomoPharmaAsiaPacificPte.Ltd.(シンガポール、以下:SMPAP)ならびにそれらの子会社によ

サワイグループHD、住友ファーマからFrontActを買収へ

サワイグループホールディングス株式会社(4887)は、FrontAct株式会社(東京都中央区、以下:FrontAct社)の全株式を取得し子会社化することについて、住友ファーマ株式会社(4506)と合意した。サワイグループは、ジェネリック医薬品を中心とした医療用医薬品の製造販売を展開する。FrontAct社は、医療・介護・福祉・健康・生活等に関する製品、ソフトウェアおよびシステムの研究、開発、製造、

住友ファーマ、再生・細胞医薬事業の再編を発表

住友ファーマ株式会社(4506)は、再生・細胞医薬事業(以下:本事業)について、住友化学株式会社(4005)、株式会社RACTHERA(東京都中央区)およびS-RACMO株式会社(大阪府吹田市。住友ファーマと住友化学の合弁会社)との間で、再編を行うことを決定した。住友ファーマは、医療用医薬品等の製造および販売等を行っている。再編内容①住友ファーマの本事業を分割し、RACTHERAおよびS-RACM

住友ファーマ、子会社FrontActへのフロンティア事業承継などを発表

住友ファーマ株式会社(4506)は、2024年5月9日開催の取締役会において、住友ファーマのフロンティア事業を分割し、2024年4月1日に設立した住友ファーマの完全子会社であるFrontAct株式会社(東京都中央区、以下「FrontAct社」)に承継させること(以下「本吸収分割」)を決議した。また、FrontAct社は、2024年4月16日に株式会社メルティンMMI(東京都中央区)とメディカル事業

この記事に関連するタグ

「合併・子会社・グループ内再編」に関連するコラム

子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

M&A全般
子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

子会社化とは?子会社とは、親会社により100%または過半数が所有されている法人(※)を指します。子会社は独立した法人格を持ちながら、親会社の戦略に基づいて運営されることが一般的です。子会社には「完全子会社」「連結子会社」「非連結子会社」の3種類があります。※50%未満の保有率でも、議決権の総数に対する議決権の数の保有割合とその他の一定の事由から子会社と判断される場合もあります。この記事のポイント子

合併とは?買収との違い、種類、メリット、デメリット、手続き、注意点を解説

M&A全般
合併とは?買収との違い、種類、メリット、デメリット、手続き、注意点を解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。原則20%以上の議決権の保有が条件ですが、20%未満での場合でも「一定の要件」にあてはまると関連会社になります。具体的に「一定の要件」とは、以下の内容を指します。|一定の要件:議決権保有比率が15%以上20%未満で、以下➀~⑤項目のいずれかに該当する場合||:------

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード