会社売却先シミュレーション

中部電力(9502)及び三菱UFJ リース(8593)、ドイツの海底送電事業に共同参画

更新日:

中部電力(9502)及び三菱UFJ リース(8593)は、共同出資会社Chubu Electric Power & MUL Germany Transmission GmbHを通じて、三菱商事(8058)から、ドイツにおける洋上風力発電所向けの海底送電事業の事業権を有する三菱商事子会社の株式の49%を取得することで三菱商事と合意し、株式譲渡契約を締結した。

本件により、中部電力と三菱UFJ リースは、海外の送電事業に初参画する。

当該事業は、北海洋上にある風力発電所を結ぶ4つの海底送電ケーブルの運営および保守を行うもので、オランダ国営送電事業者TenneT Holding B.V.及び三菱商事子会社が、その事業権を保有していた。

本件M&Aにより、中部電力は、これまでに培ってきた送変電保守に関する技術や知見を活用し、海外送電事業の事業基盤の確立を図る。また、三菱UFJリースは、本件をきっかけに国内外の社会インフラ事業への積極的な参画を進める方針。

電気・ガス・水道業界のM&A・事業承継の動向はこちら

中部電力に関連するM&Aニュース

三菱HCキャピタルとTuring、完全自動運転AI基盤モデル開発に向け資本業務提携

三菱HCキャピタル株式会社(8593)は、Turing株式会社(東京都品川区)と資本業務提携契約を締結したと発表した。三菱HCキャピタルは、各種物件のリース、各種物件の割賦販売、各種ファイナンス業務等を行っている。Turingは、AI基盤モデルを駆使した完全自動運転システムの開発を行っている。背景・目的両社は、完全自動運転の実現に向けた共同サービスの構築を目指す。日本の基幹産業である自動車業界は、

三菱HCキャピタル、インドネシアのPT HCD Properti IndonesiaをインドネシアのDMLPおよびDHIに売却へ

三菱HCキャピタル株式会社(8593)は、連結子会社である三菱HCキャピタルエステートプラス株式会社(東京都千代田区)が、同社の保有する子会社(三菱HCキャピタルの孫会社)であるPTHCDPropertiIndonesia(インドネシア・ジャカルタ)の全株式をPTDaiwaManunggalLogistikProperti(インドネシア・ジャカルタ、以下:DMLP)およびPTDaiwaHouseI

三菱HCキャピタルと子会社の三菱HCキャピタルエステートプラス、御幸ビルディングの全保有株式をREDWAVE合同会社に譲渡

三菱HCキャピタル株式会社(8593)は、連結子会社である株式会社御幸ビルディング(愛知県名古屋市)について、当社および連結子会社である三菱HCキャピタルエステートプラス株式会社(東京都千代田区)が保有する全株式を、東栄株式会社(愛知県名古屋市)が出資するREDWAVE合同会社(愛知県名古屋市)に譲渡することを決定し、2024年9月20日、株式譲渡が完了した。御幸ビルディングは、不動産賃貸事業を行

中部電力、エリアマネジメント運営事業などのクオルエリアマネジメントと資本業務提携

中部電力株式会社(9502)は、クオルエリアマネジメント株式会社(東京都渋谷区)とエリアマネジメント※を軸としたまちづくり事業に関する業務提携を決定した。また、クオルエリアマネジメントが実施した第三者割当増資を引き受け、クオルエリアマネジメントの株式の約17.5%を取得した。中部電力は、再生可能エネルギー事業、原子力事業、海外事業、コミュニティサポートインフラ関連事業等を行っている。クオルエリアマ

中部電力、中部精機の全保有株式を子会社の中部電力パワーグリッドに承継

中部電力株式会社(9502)および中部電力パワーグリッド株式会社(愛知県名古屋市)は、中部電力が保有する中部精機株式会社(愛知県春日井市)の株式の全てを吸収分割により中部電力パワーグリッドに承継させることを決定した。中部電力を吸収分割会社とし、中部電力パワーグリッドを吸収分割承継会社とする吸収分割方式。中部電力は、電気事業等を行っている。中部電力パワーグリッドは、一般送配電事業等を行っている。中部

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

「株式譲渡・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード