会社売却先シミュレーション

旭化成(3407)傘下の旭化成ホームズ、中央ビルト工業(1971)と資本業務提携、第三者割当増資引受けへ

更新日:

旭化成(3407)傘下の旭化成ホームズ株式会社(東京都新宿区)と中央ビルト工業(1971)は、資本業務提携契約を締結した。

旭化成ホームズは、中央ビルト工業株式を保有するアルインコ(5933)よりその一部である4,600,000株を取得し、また中央ビルト工業の第三者割当増資にて発行される普通株式3,100,000株を全額引受ける。発行済株式数に対する所有割合は32.37%となる。

中央ビルト工業は、仮設足場製造のリーディングカンパニー。

旭化成ホームズグループより住宅用鉄骨部材の製造受託を請け負っている。

本件M&Aにより、旭化成ホームズは、相互の事業基盤を有効に活用し、関東地区における住宅用鉄骨部材の生産体制の強化ならびに金属加工事業の事業分野におけるノウハウの共有によるコストダウンを実現することで、将来の成長に向けた競争力強化を目指す。

●今後のスケジュール
株式譲渡及び増資引受期日 平成29年3月3日

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

旭化成に関連するM&Aニュース

旭化成、鉛蓄電池用セパレータ「Daramic®」事業を米投資会社に売却

旭化成株式会社(3407)は、連結子会社であるPolyporeInternational,LLC(米国、以下:Polypore)傘下で運営する鉛蓄電池用セパレータ「Daramic®」事業を、KingswoodCapitalManagement,LPに譲渡することを決定した。旭化成は、総合化学事業を行っている。Polyporeは、バッテリーセパレータおよび機能性微多孔膜(特殊用途)の製造、販売を行っ

帝人と旭化成、傘下の繊維商社の統合を発表 2026年10月予定

帝人株式会社(3401)の100%子会社である帝人フロンティア株式会社(大阪府北区)と、旭化成株式会社(3407)の100%子会社である旭化成アドバンス株式会社(東京都港区)は、合併することを発表した。統合効力発生日以降、帝人フロンティアを帝人および旭化成の共同出資による合弁会社とする基本契約を締結する。帝人フロンティアは、ポリエステル原糸・原綿、テキスタイル、衣料製品、車両資材、建装資材、工業資

ライオン、調理関連品ブランドのリードを旭化成ホームプロダクツに売却

ライオン株式会社(4912)は、調理関連品ブランドの『リード』を旭化成ホームプロダクツ株式会社(東京都千代田区)へ譲渡することを決定し、事業譲渡契約書の締結を発表した。ライオンは、ハミガキ、ハブラシ、石けん、洗剤、ヘアケア・スキンケア製品、クッキング用品、薬品等の製造販売、海外現地会社への輸出を行っている。旭化成ホームプロダクツは、サランラップ®の販売、家庭用日用品関連商品の開発・販売等を行なって

旭化成、THEグローバル社と業務資本提携

旭化成株式会社(3407)の子会社である旭化成ホームズ株式会社(東京都千代田区)は、株式会社THEグローバル社(3271)との間で、業務資本提携に関して合意し、契約を締結したことを発表した。旭化成ホームズは、戸建住宅事業、集合住宅事業等を行っている。THEグローバル社は、首都圏を中心に分譲マンションや収益物件の不動産開発などを行っている。目的旭化成ホームズグループは、従来から強みとしている地権者と

旭化成、子会社の旭化成エポキシを合併へ

旭化成株式会社(3407)は、完全子会社である旭化成エポキシ株式会社(東京都千代田区)を吸収合併することを決定した。旭化成を存続会社とする吸収合併方式で、旭化成エポキシは解散する。旭化成は、総合化学事業を展開している。旭化成エポキシは、エポキシ樹脂・エポキシ樹脂用硬化剤の製造を行っている。目的本合併により、事業運営の効率化を図る。日程実施予定日(効力発生日):2026年4月1日(予定)

この記事に関連するタグ

「第三者割当増資・株式譲渡・資本業務提携」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携の概要、メリットやデメリット、主な流れについて解説します。この記事のポイント資本提携は、企業が資金や技術を提供し合い提携関係を築く手法。一方の企業が相手企業の株式を取得して提携関係を築くケースが一般的。資

「第三者割当増資・株式譲渡・資本業務提携」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード