会社売却先シミュレーション

綜合警備保障(2331)、テルウェル東日本の警備事業を会社分割により新設会社へ承継

更新日:

綜合警備保障(2331)は、NTTグループのテルウェル東日本株式会社(東京都渋谷区)との間で、綜合警備保障が新設する会社ALSOK-TW東日本株式会社(東京都)(予定)にテルウェル東日本の警備事業を会社分割により承継する契約を締結した。
新設会社に対する出資比率は、綜合警備保障80%、テルウェル東日本20%となる。

綜合警備保障は、本分割の対価として現金および新設会社株式500株をテルウェル東日本に対して割り当てる予定。

綜合警備保障は、機械警備・常駐警備・警備輸送等の警備サービスを日本全国各地にて24時間365日体制で提供している。

テルウェル東日本は、東日本エリアにおけるオフィス環境改善、セキュリティ対策、アウトソーシング、不動産開発・運用サポート等の幅広い事業を手掛けている。
同社の警備事業においては、NTTグループ各社の入居する都市部のオフィスビルを中心とした常駐警備業務を行ってきた。

本件により、綜合警備保障およびテルウェル東日本は、両社の経営資源を相互に活用することで、より付加価値の高いサービスの提供の実現を目指す。

●今後のスケジュール
新設会社設立日 平成29年1月10日迄
会社分割契約締結日 平成29年1月10日
実施予定日(効力発生日) 平成29年4月1日
新規記録日(金銭交付日) 平成29年4月1日

警備業界のM&A・事業承継の動向はこちら

綜合警備保障に関連するM&Aニュース

ALSOK、ビルメンテナンス事業の平和管財を買収

ALSOK株式会社(2331)は、2025年12月3日付で、平和管財株式会社(東京都中央区)の株式の60%を取得する契約を、株式会社クボタ(6326)と締結した。ALSOKは、国や地方公共団体、各種金融機関、一般事業者向けに、また、個人の顧客向けに多種多様な警備サービスを提供している。平和管財は、ビルメンテナンス事業、警備・保安事業、施設管理事業、修繕・営繕事業、不動産事業を行っている。背景・目的

ALSOK、子会社のALSOKファシリティーズが富士通子会社からの事業承継を発表

綜合警備保障株式会社(2331、以下:ALSOK)は、完全子会社であるALSOKファシリティーズ株式会社(東京都千代田区)が、富士通株式会社(6702)の子会社等の事業を譲り受けることを決定し、同社との間で合意した。ALSOKファシリティーズを承継会社とし、富士通の完全子会社である富士通ホーム&オフィスサービス株式会社(神奈川県川崎市)を分割会社とする吸収分割により、警備事業、清掃事業、施設管理事

ALSOK、子会社のALSOKあんしんケアサポートから緊急通報事業を承継

綜合警備保障株式会社(2331、以下:ALSOK)は、完全子会社であるALSOKあんしんケアサポート株式会社(東京都大田区、以下:ACS)の緊急通報事業を、会社分割(簡易吸収分割)によって、ALSOKへ承継することを決定した。ACSを吸収分割会社とし、ALSOKを吸収分割承継会社とする吸収分割(簡易吸収分割)方式。ALSOKは、国や地方公共団体、各種金融機関、一般事業者向けに、また、個人の顧客向け

ALSOK、子会社のALSOK関東デリバリーを合併へ

綜合警備保障株式会社(2331、以下:ALSOK)は、完全子会社であるALSOK関東デリバリー株式会社(東京都足立区)の吸収合併を決定した。ALSOKを存続会社、ALSOK関東デリバリーを消滅会社とする吸収合併方式とし、ALSOK関東デリバリーは解散する。ALSOKは、国や地方公共団体、各種金融機関、一般事業者向けに、また、個人の顧客向けに多種多様な警備サービスを提供している。ALSOK関東デリバ

ALSOK、ビルメンテナンス事業などのカンソーを買収

綜合警備保障株式会社(2331、以下:ALSOK)は、株式会社カンソー(大阪府大阪市)の全株式を取得する契約を締結した。ALSOKは、国や地方公共団体、各種金融機関、一般事業者向けに、また、個人の顧客向けに多種多様な警備サービスを提供している。カンソーは、ビルメンテナンス業、警備業等を行っている。背景・目的ALSOKは、警備事業を起点に、建物の維持管理などに対応するファシリティマネジメント事業(以

この記事に関連するタグ

「新設分割・会社分割」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

M&A実務
会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

会社分割とは、企業が事業の全てもしくは一部を切り離して別の会社に承継させるM&A手法の1つです。主に「新設分割」と「吸収分割」の2種類があります。本記事では会社分割の概要、種類、メリット・注意点についてご紹介します。この記事のポイント会社分割には新設分割と吸収分割があり、新設分割は新会社に事業を移転し、吸収分割は既存会社に事業を移転する。どちらも義務や権利が移転先に引き継がれる。会社分割のメリット

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード