バイオ・医薬品製造業界のM&Aニュース一覧

塩野義製薬、子会社のシオノギファーマを吸収合併

塩野義製薬株式会社(4507)は、完全子会社であるシオノギファーマ株式会社(大阪府摂津市)を合併することを決定した。塩野義製薬を存続会社、シオノギファーマを消滅会社とする吸収合併方式。塩野義製薬は、医療用医薬品の研究開発、仕入、製造、販売及びこれらの付随業務を行っている。シオノギファーマは、塩野義製薬の医療用医薬品や治験薬などの製造を担う生産子会社。背景・目的塩野義製薬は、中期経営計画に基づき、自

大塚化学、精密プラスチック成形加工のhakkaiを買収

大塚ホールディングス株式会社(4578)の子会社である大塚化学株式会社(大阪府大阪市)は、hakkai株式会社(新潟県南魚沼市)の全株式を取得し、完全子会社化した。大塚化学は、ヒドラジン関連事業、材料事業、ファイン事業を中心とし、「自動車」「電気・電子」「住宅」「医療」等の幅広い分野へ、グローバルに製品を提供している。hakkaiは、精密プラスチック成形加工を主力事業として展開している。目的大塚化

中外製薬、国内バイオベンチャーのレナリスファーマを買収

中外製薬株式会社(4519)は、レナリスファーマ株式会社(東京都中央区)のすべての株式及び新株予約権を取得し、完全子会社化することを決定した。中外製薬は、医薬品の研究、開発、製造、販売及び輸出入を行っており、抗体エンジニアリング技術をはじめとする独自の創薬技術基盤を強みとしている。レナリスファーマは、国内バイオベンチャー企業。IgA腎症を主要適応症とするsparsentan(米国製品名:FILSP

ラクオリア創薬、完全子会社のテムリックを吸収合併

ラクオリア創薬株式会社(4579)は、完全子会社であるテムリック株式会社(東京都新宿区)を合併することを決定した。ラクオリア創薬を存続会社とする吸収合併方式で、テムリックは解散する。ラクオリア創薬は、医薬品の研究開発、医薬品・臨床開発候補品及びこれらに関わる基盤技術の知的財産の販売及び使用許諾等を行っている。テムリックは、がん領域に特化した創薬事業を行っている。目的グループの事業効率化を図るため、

小林製薬、梅肉エキス製品生産の梅丹本舗を解散へ

小林製薬株式会社(4967)は、完全子会社である株式会社梅丹本舗(和歌山県紀の川市)を合併することを決定した。小林製薬を存続会社とする吸収合併方式であり、梅丹本舗は解散する。小林製薬は、医薬品、医薬部外品、化粧品、芳香消臭剤、家庭雑貨品などの製造販売を行う製造販売事業を行っている。梅丹本舗は、梅肉エキスを使用した製品(以下:梅丹本舗製品)の製造販売を行っている。目的小林製薬は、2025年4月14日

塩野義製薬、JT傘下の鳥居薬品へのTOBが成立

塩野義製薬株式会社(4507)による、日本たばこ産業株式会社(2914、JT)傘下の鳥居薬品株式会社(4551)の公開買付け(TOB)が、2025年6月18日をもって終了した。応募株券等の総数(10,977,091株)が買付予定数の下限(3,342,000株)以上となったため成立している。鳥居薬品は、東京証券取引所プライム市場に上場しているが、所定の手続を経て上場廃止となる見込み。本公開買付けの結

栄研化学、中国子会社で検査薬製造販売の栄研生物科技(中国)を売却へ

栄研化学株式会社(4549)は、連結子会社である栄研生物科技(中国)有限公司(中国上海市、以下:栄研中国)の全持分を譲渡することを決定した。栄研化学は、医薬品、試薬、医療および理化学機械器具などの製造、販売ならびに輸出入販売を行っている。栄研中国は、検査薬の製造販売を行っている。目的栄研中国は、2004年の設立以来、比較的安価な労働コストを利用した来料加工を行い、グループの製造原価の削減に貢献して

エーザイ、エコナビスタへのTOBが成立

エーザイ株式会社(4523)による、エコナビスタ株式会社(5585)の公開買付け(TOB)が、2025年5月7日をもって終了した。応募株券等の総数(7,091,940株)が買付予定数の下限(4,869,800株)以上となったため成立している。エコナビスタは、東京証券取引所グロース市場に上場しているが、所定の手続を経て上場廃止となる見込み。本公開買付けの結果、2025年5月14日(本公開買付けの決済

塩野義製薬がJT傘下の鳥居薬品へTOB、JTは医薬事業から撤退へ

塩野義製薬株式会社(4507)は、日本たばこ産業株式会社(2914、JT)傘下の鳥居薬品株式会社(4551)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。鳥居薬品は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、鳥居薬品は上場廃止となる見通し。JTは保有する約55%の鳥居薬品株を、TOB成立後に塩野義製薬へ売却する。JTの医薬事業や米医薬子会社も塩野義製薬に譲渡し、本業のたばこ

住友ファーマ、アジア事業承継子会社を丸紅へ売却へ

住友化学株式会社(4005)の子会社である住友ファーマ株式会社(4506)は、丸紅株式会社(8002)の完全子会社である丸紅グローバルファーマ株式会社(東京都千代田区)との間で、住友ファーマの完全子会社である住友制葯投資(中国)有限公司(中国・上海市、以下:住友制葯)およびSumitomoPharmaAsiaPacificPte.Ltd.(シンガポール、以下:SMPAP)ならびにそれらの子会社によ

サワイグループHD、住友ファーマからFrontActを買収へ

サワイグループホールディングス株式会社(4887)は、FrontAct株式会社(東京都中央区、以下:FrontAct社)の全株式を取得し子会社化することについて、住友ファーマ株式会社(4506)と合意した。サワイグループは、ジェネリック医薬品を中心とした医療用医薬品の製造販売を展開する。FrontAct社は、医療・介護・福祉・健康・生活等に関する製品、ソフトウェアおよびシステムの研究、開発、製造、

大鵬薬品、スイスの創薬新興企業・アラリス社を買収

大塚ホールディングス株式会社(4578)の100%子会社である大鵬薬品工業株式会社(東京都千代田区、以下:大鵬薬品)は、2025年3月17日、ArarisBiotechAG(スイス、以下:アラリス社)を完全子会社化することについて合意し、契約を締結した。本買収は、今後、必要な手続き等を経て、2025年度前半に完了する予定。大鵬薬品は、医薬品、医薬部外品、医療機器、食料品、日用品雑貨などの製造、販売

エーザイ、睡眠・生活習慣ビッグデータ解析のエコナビスタに対しTOB実施

エーザイ株式会社(4523)は、エコナビスタ株式会社(5585)の株券等を公開買付け(TOB)により取得すると発表した。エコナビスタは、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、エコナビスタは上場廃止となる見通し。エーザイは、医薬品の研究開発、製造、販売及び輸出入を行っている。エコナビスタは、睡眠・生活習慣ビッグデータ解析による健康状態の推移を予測するAIアルゴリズム開発、睡眠解析技術とセン

東洋製罐グループHD、飲料用スチール缶製造のミャンマー子会社を大塚製薬に売却

東洋製罐グループホールディングス株式会社(5901)は、連結子会社である東洋製罐株式会社(東京都品川区、以下:TSK社)が保有するYangonCanManufacturingCo.,Ltd(ミャンマー、以下:YCM社)の株式の全数を大塚製薬株式会社(東京都千代田区)に譲渡することについて決議した。東洋製罐は、金属、プラスチックとそれらの複合材料を素材とした包装容器の設計・開発・製造、食品関連機械、

あすか製薬HD、ベトナムHataphar社に追加出資し子会社化

あすか製薬ホールディングス株式会社(4886)は、子会社のあすか製薬株式会社(東京都港区)が、持分法適用関連会社であるHaTayPharmaceuticalJointStockCompany(ベトナム・ハノイ、以下:Hataphar社)の株式を市中買付により追加取得し、連結財務諸表に関する会計基準に規定する支配力基準により子会社に該当させることで、連結子会社化することを決定した。あすか製薬は、医薬

中外製薬、抗悪性腫瘍剤「タルセバ錠」事業をチェプラファームに譲渡

中外製薬株式会社(4519)は、チェプラファーム株式会社(東京都千代田区)に、中外製薬がエフ・ホフマン・ラ・ロシュより導入し、日本における製造販売承認を有する抗悪性腫瘍剤「タルセバ®錠25mg、同100mg、同150mg」(以下:タルセバ錠)について、本製品の日本における事業を譲渡することを決定した。中外製薬は、研究開発型の製薬企業。抗体エンジニアリング技術をはじめとする独自の創薬技術基盤を強みと

デンタス、歯科技工事業の子会社マリンデンタルをサプライへ譲渡へ

株式会社デンタス(6174)は、連結子会社である有限会社マリンデンタル(神奈川県横浜市)の全株式を、株式会社サプライ(東京都練馬区)に譲渡することを決定した。なお、本件譲渡の後、マリンデンタルは、デンタスの連結子会社の対象外となる予定である。マリンデンタルは、歯科技工事業を行っている。サプライは、歯科技工物制作、販売を行っている。目的デンタスは、徳島県を中心とする歯科技工事業のスリム化と、2023

塩野義製薬が中国平安保険グループとの合弁解消、2社を子会社化へ

塩野義製薬株式会社(4507)は、平安塩野義有限公司(中国上海)および平安塩野義(香港)有限公司(中国香港)の全株式を取得し、両社を完全子会社化することを発表した。塩野義製薬は、2020年7月24日に中国平安保険グループの傘下子会社2社と、塩野義製薬の子会社である塩野義(香港)有限公司との間で合弁会社設立に関する契約を締結。上海および香港で平安塩野義有限公司および平安塩野義(香港)有限公司を設立し

科研製薬、米Aadi Subsidiaryを買収

科研製薬株式会社(4521)は、AadiBioscience,Inc.(米国デラウェア州、以下:売主)との間で、科研製薬が本件買収のためにその傘下に設立した特別目的会社を通じて、売主グループの事業を担う売主の完全子会社であるAadiSubsidiary,Inc.(米国カリフォルニア州、以下:Aadi社、売主と併せて:売主グループ)を、完全子会社とすることを決定した。科研製薬は、医療用医薬品の研究開

住友ファーマ、再生・細胞医薬事業の再編を発表

住友ファーマ株式会社(4506)は、再生・細胞医薬事業(以下:本事業)について、住友化学株式会社(4005)、株式会社RACTHERA(東京都中央区)およびS-RACMO株式会社(大阪府吹田市。住友ファーマと住友化学の合弁会社)との間で、再編を行うことを決定した。住友ファーマは、医療用医薬品等の製造および販売等を行っている。再編内容①住友ファーマの本事業を分割し、RACTHERAおよびS-RACM

大塚HD、米ICU Medicalが新設する輸液事業会社を買収

大塚ホールディングス株式会社(4578)は、100%子会社である株式会社大塚製薬工場(徳島県鳴門市)の米国子会社であるOtsukaPharmaceuticalFactoryAmerica,Inc.(米国・イリノイ州、以下:OPFA)が、ICUMedical,Inc.(米国・カリフォルニア州、以下:ICUMedical)との間で、ICUMedicalが新設する輸液事業会社に資本参加することで合意し、

INCJ、ペプチスターの全保有株式をペプチドリームに譲渡

株式会社INCJ(東京都港区)は、INCJが保有するペプチスター株式会社(大阪府摂津市)の株式の全部を、ペプチドリーム株式会社(4587)に譲渡することを決定し、譲渡が完了した。INCJは、官民出資の投資ファンド。既投資先のValueup活動や追加投資、マイルストーン投資、EXITに向けた活動を主要業務としている。ペプチスターは、特殊ペプチド原薬の研究開発、製造および販売/オリゴ核酸原薬の研究開発

ファーマフーズ、伊藤忠商事との資本業務提携等を発表

株式会社ファーマフーズ(2929)は、伊藤忠商事株式会社(8001)との間で資本業務提携を締結、及び同社に対する第三者割当による自己株式の譲渡(処分)を行うことを決定した。ファーマフーズは、機能性食品素材の開発・販売、通信販売事業、バイオメディカル事業を行っている。伊藤忠商事は、大手総合商社。食料、繊維、機械、金属、エネルギー、化学品等の各分野において国内取引、輸出入及び三国間取引を行うほか、国内

塩野義製薬、UMNファーマのワクチン生産機能をシオノギファーマへ承継

塩野義製薬株式会社(4507)は、完全子会社である株式会社UMNファーマ(秋田県秋田市)のワクチン生産機能を、吸収分割により完全子会社であるシオノギファーマ株式会社(大阪府摂津市)へ承継すると発表した。シオノギファーマを吸収分割承継会社とし、UMNファーマを吸収分割会社とする吸収分割方式。UMNファーマは会社清算する。UMNファーマは、バイオ医薬品の研究・開発・製造・販売を行っている。シオノギファ

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ、納豆菌を主原料とした食品開発のフェルメクテスと資本業務提携

ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(6090)は、フェルメクテス株式会社(山形県鶴岡市、以下:フェルメクテス社)との間で、フェルメクテス社が実施する第三者割当増資による新株発行増資(以下:第三者割当増資)について下記の通り引受け、「バイオものづくり」事業に関する業務提携を行うことについて決定した。ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズは、「バイオものづくり」生産性向上支援サービスの

中外製薬、二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「オキサロール注」の国内事業をLTLファーマに譲渡

中外製薬株式会社(4519)およびLTLファーマ株式会社(東京都新宿区)は、中外製薬が日本における製造販売承認を有する二次性副甲状腺機能亢進症治療剤「オキサロール®注」について、国内の事業をLTLファーマに譲渡することを決定した。2024年10月1日に製造販売承認を承継し、2025年1月末までに販売移管を行う予定である。中外製薬は、抗体エンジニアリング技術をはじめとする独自の創薬技術基盤を強みとす

協和キリン、中国孫会社の出資持分を譲渡へ

協和キリン株式会社(4151)は、連結子会社であるKyowaKirinAsiaPacificPte.Ltd.(シンガポール)が保有する協和麒麟(中国)製薬有限公司(中国上海市)の出資持分について、HongKongWinHealthPharmaGroupCo.Limited(香港、以下「WH」)」に譲渡すると発表した。協和キリンは、医療用医薬品の研究・開発・製造・販売および輸出入等を行っている。協和

大塚製薬、医薬品研究開発の米国Jnana Therapeutics社を8億米ドルで買収

大塚ホールディングス株式会社(4578)は、100%子会社である大塚製薬株式会社(東京都千代田区)が、2024年8月1日、JnanaTherapeuticsInc.(米国マサチューセッツ州、以下「ジュナナ社」)に対して、OtsukaAmerica,Inc.(米国、大塚製薬の100%子会社、以下「OAI社」)を通じて、ジュナナ社を完全子会社化(以下「本買収」)することについて合意し、契約を締結した。

中外製薬、生理的腸管機能改善・高アンモニア血症用剤の国内事業を丸石製薬に譲渡

中外製薬株式会社(4519)および丸石製薬株式会社(大阪市鶴見区)は、中外製薬が日本における製造販売承認を有する生理的腸管機能改善・高アンモニア血症用剤「モニラックⓇ・シロップ65%」(以下「モニラック・シロップ」)について、国内の事業を中外製薬から丸石製薬に譲渡することを決定した。中外製薬は、抗体エンジニアリング技術をはじめとする独自の創薬技術基盤を強みとする、研究開発型の製薬企業。丸石製薬は、

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