
古河電気工業、中国特定子会社の瀋陽古河電纜の全持分を同国の安徽偉光電纜股份へ譲渡
古河電気工業株式会社(5801)は、特定子会社である瀋陽古河電纜有限公司(中国・遼寧省)の全持分を、安徽偉光電纜股份有限公司(中国・安徽省)に譲渡することを決定した。
なお、本持分譲渡に伴い瀋陽古河電纜は、古河電気工業の特定子会社から外れることとなる。
古河電気工業は、メタル・ポリマー・フォトニクス・高周波の4つのコア技術を強みに、インフラ分野、自動車部品分野、エレクトロニクス分野へ、多岐にわたる技術・製品・サービスを提供している。
瀋陽古河電纜は、超高圧電力ケーブルとその付属部品(端末・ジョイントなど)の製造販売、接続工事を行っている。
安徽偉光電纜股份は、電線・ケーブルの製造販売を行っている。
目的
昨今の中国市場の景気鈍化からの回復が遅れている中で、価格競争も激しくなっており、今後の中長期的な市場拡大を前提としても現体制のままでの当期純利益の黒字化は困難と判断した。
こうした中で、古河電気工業が保有する持分の全部譲渡による非連結化の検討を進めてきたが、中国国内で豊富な落札実績のある安徽偉光電纜股份へ保有する全持分を譲渡することが最適と判断した。
持分の状況
| 異動前の出資持分 | 100% |
| 出資持分 |
100% |
| 譲渡価額 | 10百万人民元 |
| 異動後の出資持分 | 0% |
日程
持分譲渡実行日:2026年2月頃(予定)







