
KDDIとNEC、サイバーセキュリティ事業の合弁会社を設立
KDDI株式会社(9433)と日本電気株式会社(6701、以下:NEC)は、サイバーセキュリティ分野の強化を目的として、合弁会社United Cyber Force株式会社(東京都港区、以下:UCF)を設立し、2025年11月28日に活動を開始すると発表した。
KDDIは、電気通信事業を行っている。
NECは、ITサービス事業及び社会インフラ事業を行っている。
背景・目的
UCF設立は、2025年5月に締結したサイバーセキュリティ事業における協業の一環となる。
近年、国内外でサイバー攻撃による被害が拡大しており、日本企業もグローバルサプライチェーンを含めたリスクに直面しており、安全保障への関心や対策の重要性が高まっている。
サイバーセキュリティは、政府、企業、個人を問わず、社会全体で連携して取り組むべき重要かつ喫緊の課題ある。
KDDIとNECは、日本の安全・安心な社会の実現に貢献するため、それぞれの強みを活かし、国内外のサイバー脅威に対応する事業展開を検討していく。
UCFは、日本政府が推進する安全保障関連政策、特に能動的サイバー防御(Active Cyber Defense)領域において、政府機関や法人企業向けにグローバルなサイバーセキュリティソリューションの企画・提案を行い、国内外のサイバーセキュリティ市場において最先端の防衛力とサービス提供を目指す。
UCFの概要
商号:United Cyber Force株式会社
所在地:東京都港区
代表者:代表取締役社長 中谷 昇(予定)
事業内容:ACD及びグローバル領域における事業企画と営業活動
資本金:5,000万円(資本準備金含む)
設立年月日:2025年10月23日(活動開始は2025年11月28日予定)
株主:KDDI(50%)、NEC(50%)(2025年11月28日時点予定)


