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ダイセル、子会社のポリプラスチックスの全事業を譲受けへ

更新日:

株式会社ダイセル(4202)は、連結子会社であるポリプラスチックス株式会社(大阪府大阪市)の全事業(ポリプラスチックスが保有する子会社及び関連会社の株式に関する保有及び管理事業を除く。以下:本対象事業)を吸収分割により、ダイセルが承継する方針で検討を進めることを決定した。

ポリプラスチックスを吸収分割会社、ダイセルを吸収分割承継会社とする吸収分割(簡易分割)方式の予定。

ダイセルは、セルロース、有機合成、合成樹脂、火工品製品の製造・販売を行っている。

ポリプラスチックスは、ポリマー、プラスチックス、化学工業薬品及びその加工品の製造、輸入及び販売を行っている。

背景・目的

ダイセルは、エンジニアリングプラスチック事業の強化のため、2020年にポリプラスチックスを完全子会社化した。

その後、中国でPOM増産設備が稼働する等、ポリプラスチックスは将来の成長に向けた海外生産拠点の能力増強投資を迅速に意思決定し、実行しており、また、ポリプラスチックスの業績面においても前期、過去最高益(ポリプラスチックスグループ連結ベース)を計上する等、完全子会社化の成果が出ている。

本吸収分割により、以下①~④等を通じて、企業価値最大化を目指す。
①ポリプラスチックスの強みであるテクニカルサービス及びソリューション提供に係るノウハウの共有
②ダイセルのセイフティ事業及びマテリアル事業等との緊密な連携強化
③グループ全体の成長に向けた人財活用
④コーポレート機能の効率化

承継する事業の内容

ポリプラスチックスの本対象事業

日程

本吸収分割契約締結日:2026年1月15日(予定)
本吸収分割の効力発生日:2026年4月1日(予定)

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