
JSR、独メルクにバイオプロセス材料事業を売却
JSR株式会社(東京都港区)は、Merck(ドイツ、以下:メルク)へ、バイオプロセス材料事業を譲渡する契約を締結した。
JSRは、デジタルソリューション事業、ライフサイエンス事業、合成樹脂事業等を行っている。
メルクは、バイオサイエンス基礎研究から創薬、医薬品製造などのライフサイエンス分野に関わる製品・サービスを展開している。
目的
JSRのバイオプロセス材料事業は、ベルギーを主要拠点とし、世界中の製薬メーカーやバイオテクノロジーメーカーにクロマトグラフィーソリューションを提供しており、がん、自己免疫疾患、感染症の治療に不可欠なモノクローナル抗体および治療用タンパク質の製造に必要な材料を手掛けている。
JSRは、半導体材料分野を中心とした事業ポートフォリオの再構築を進めており、成長領域への集中と資源の最適配分を図っている。
日程
2026年第2四半期末までに完了予定





