
プロテリアル、自動車鋳物事業を米投資会社に売却へ
株式会社プロテリアル(東京都江東区)は、グループで営む自動車鋳物事業(自動車鋳物事業および排ガス用セラミックフィルター事業、以下:当該事業)を米国の投資会社に譲渡することを決定した。
プロテリアルグループは、高機能材料分野において競争力の高いコア技術を持つ素材メーカー。産業インフラ関連、自動車関連、エレクトロニクス関連のマーケット分野で、多角的に事業展開を行っている。
背景・目的
モビリティニーズの多様化などで当該事業を取り巻く経営環境が激化する中、持続的な事業成長をするためには、意思決定の迅速化や積極的な投資が不可欠であると判断した。
自動車関連企業の経営に関する多様な経験と豊富な投資資金をもつ新しいオーナーに当該事業を譲渡することが最良の選択であるとの決定に至った。
なお、本事業の譲渡後も、当該事業のグローバルな現経営体制および事業体制は引き継がれる。
対象となる拠点および子会社
- プロテリアルの拠点:真岡工場、素材研究所
- 子会社:株式会社九州テクノメタル、株式会社プロテリアルマシナリー、NamYang Metals Co., Ltd.、HNV Castings Private Limited、Effingham Machining & Assembly Components, Inc.
対象となる製品
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自動車鋳物事業
ダクタイル鋳鉄 : 高靭性ダクタイル鋳鉄 HNMⓇシリーズ
耐熱鋳鋼 : エンジン・排気系部品 ハーキュナイトⓇシリーズ -
排ガス用セラミックフィルター事業
セラミックスハニカム担体 セラキャットⓇ
日程
譲渡実行日:2026年1月 (予定)





