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イトーキ子会社のダルトン、新設子会社を通じてアスカテクノロジーから半導体製造装置事業を譲受け

更新日:

株式会社イトーキ(7972)の子会社である株式会社ダルトン(東京都中央区)は、新たに設立したダルトンの100%子会社であるADテクノロジーズ株式会社(東京都西多摩郡)を通じ、アスカテクノロジー株式会社(東京都西多摩郡)が営む半導体製造装置事業を譲り受けた。

ダルトンは、半導体製造装置事業を展開している。半導体製造における剥離、洗浄、乾燥、メッキ、溶剤再生など、ウエハーや治具、用途に応じて、研究開発向けの少量生産用から量産機まで、前工程分野を中心に幅広い工程に対応している。

ADテクノロジーズとアスカテクノロジーは、半導体製造装置の製造・販売・保守を行っている。

背景・目的

イトーキは、中期経営計画において7つの重点戦略を掲げている。

設備機器・パブリック事業の研究施設領域においては、新製品投入によるシェア拡大を図るとともに、2025年度はグループシナジー追求の一環として、研究施設領域を主力事業とするグループ会社ダルトンの経営改革を推進している。

本件により、アスカテクノロジーの技術力とイトーキグループの経営資源を融合させることで、 グループにおける技術力・供給能力の強化を図る。

さらに、親会社であるイトーキの設備機器事業部門との連携により、保守・メンテナンス領域や製造領域での対応力を強化し、長期的な事業成長を実現していく。

日程

譲受実行日:2025年9月1日

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