株価算定シミュレーション

エニグモ、不動産売買プラットフォーム運営のNon Brokersの株式取得

更新日:

株式会社エニグモ(3665)は、Non Brokers株式会社(東京都港区)の既存株主から株式を取得すること及び第三者割当増資を引き受けることを決定した。

エニグモは、インターネットビジネスの企画・開発・運営を行う。

Non Brokersは、不動産売却プラットフォーム「いえうり」、及び仲介手数料無料の不動産購入サイト「チョク買い」を展開する。

株式取得及び第三者割当増資引受の背景・目的

エニグモの中期売上目標を達成する上で、新たな収益源として寄与できること、Non Brokersのミッション・ビジョンがエニグモのミッションと合致していること、またエニグモの強みであるプラットフォームの運営ノウハウ及びデジタルマーケティングの知見を活かせると判断したことから、Non Brokers 社の株式取得及び第三者割当増資の引き受けに関する契約を締結することを決定した。

株式の異動の方法

エニグモは、2024 年5 月22 日付けでNon Brokers 社の既存株主より発行済み株式462 株のうち、162 株(35.1%)を取得する予定。

また、2024 年5 月24 日付けで第三者割当増資により無議決権株式336 株を引き受ける予定。

この結果、当社はNon Brokers 社の議決権を有する株式162 株及び無議決権株式336 株を保有することになるが、議決権を有する株式については、全株式取得後速やかに株主総会を開催し、無議決権株式に転換予定。

なお、当該無議決権株式はエニグモとNon Brokers 社との間で定める条件を充足するまでの間、議決権割合は0%となり、エニグモの連結子会社に該当しない予定。

取得株式数,取得価額及び取得前後の所有株式の状況

■株式取得時:2024年5月22日時点
(1)異動前の所有株式数 :―
(2)譲受による取得株式数:162 株(議決権の数:162 個)
(3)取得価額      :Non Brokersの優先株式 222 百万円
              アドバイザリー費用等(概算額) 2 百万円
              合計(概算額) 224 百万円
(4)異動後の所有株式数 :162 株(議決権の数:162 個)(議決権所有割合:35.1%)
             ※取得予定の全株式取得後に株主総会を開催し、無議決権株式へ転換予定。

■増資引受時:2024年5月24日時点
(1)引受前の所有株式数        :162 株
(2)第三者割当増資引受による引受株式数:336 株(議決権の数:0 個)
(3)引受金額             :400 百万円
(4)引受後の所有株式数        :498 株(議決権の数:0 個)(議決権所有割合:0%)
                    ※引受予定の株式は無議決権株式。

日程

(1)取締役会決議日      :2024年5月15日
(2)株式譲渡契約締結日    :2024年5月17日(予定)
(3)募集株式総数引受契約締結日:2024年5月17日(予定)
(4)株式譲渡実行日      :2024年5月22日(予定)
(5)第三者割当増資実行日   :2024年5月24日(予定)

インターネット関連サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

エニグモに関連するM&Aニュース

エニグモ、転職支援のゲツラクの株式を追加取得し完全子会社化

株式会社エニグモ(3665)は、同社が33.4%を出資する株式会社ゲツラク(東京都渋谷区)の残る株式66.6%を取得し、完全子会社化することを決定した。エニグモは、インターネットビジネスの企画・開発・運営を行っており、ファッションECサイト「BUYMA」を運営している。ゲツラクは、有料職業紹介、転職支援プラットフォームの開発・運営を行っており、20代若手の転職支援に強みを持つ。目的エニグモは、人材

エニグモ、ハイヤー・リムジンサービス運営のオアフ島Formal Transの持分取得

株式会社エニグモ(3665)は、連結子会社である株式会社BUYMATRAVEL(東京都千代田区、以下:BMT社)が、FormalTrans,LLC(米国ハワイ州オアフ島、以下:FM社)の持分を取得し、子会社化(エニグモの孫会社化)することを決定した。BMT社は、海外アクティビティ予約サイト及びアクティビティ施設運営を行っている。FM社は、ハワイオアフ島でのリムジン及びハイヤーサービス運営を行ってい

エニグモ、BUYMA TRAVEL事業を子会社のMEGURUに承継

株式会社エニグモ(3665)は、エニグモの営むBUYMATRAVEL事業を吸収分割によりエニグモの連結子会社である株式会社MEGURU(東京都千代田区)に対して承継することを決議した。なお、MEGURUは、2024年8月1日をもって商号を変更し、「株式会社BUYMATRAVEL」となる予定である。エニグモを分割会社とし、MEGURUを承継会社とする吸収分割方式。エニグモは、インターネットビジネスの

エニグモ、持分法適用関連会社のMEGURUに追加出資し子会社化

株式会社エニグモ(3665)は、2024年5月15日開催の取締役会において、同社の持分法適用関連会社である株式会社MEGURU(東京都千代田区)の第三者割当増資を引き受けること、並びにエニグモが保有するMEGURUの新株予約権を行使することを通じて、MEGURUを連結子会社化することについて決議した。なお、本件株式取得に伴い、MEGURUの完全子会社であるMMSGuamCorporation(グア

この記事に関連するタグ

「第三者割当増資」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

資金調達の方法とは?経営者が知っておくべき種類、メリットやポイントを解説

経営・ビジネス
資金調達の方法とは?経営者が知っておくべき種類、メリットやポイントを解説

資金調達とは?資金調達とは、企業経営に必要な資金を様々な方法で調達することを指します。各調達方法の種類、特長を経営者が把握し、いざという時に判断できるようにしておくことは不可欠です。資金調達は運転資金のほか、事業の立ち上げや拡大、投資、リスク管理など、事業の安定と成長を実現するための重要な手段です。一方でリスクや費用が伴うため、慎重に調達の計画を立てる必要があります。本記事では、資金調達の方法やそ

同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

M&A全般
同意なき買収(敵対的買収)とは?対応方針や事例を解説

同意なき買収(敵対的買収)とは同意なき買収とは、経営権の獲得を目的に、対象会社の経営陣や株主などの合意を事前に得ることなく行う買収を指します。英語のhostiletakeoverに相当する買収が含まれます。同意なき買収が行われる背景には、企業の成長戦略や競争力強化の動機、株主の期待、経営陣と株主との対立、市場状況などが挙げられます。この記事のポイント同意なき買収(敵対的買収)は、企業の経営権を獲得

第三者割当増資とは?目的やメリットをわかりやすく解説

M&A全般
第三者割当増資とは?目的やメリットをわかりやすく解説

第三者割当増資は、企業が新たな株式を発行し、外部の投資家や他の企業に割り当てる資金調達方法の1つです。本記事では、第三者割当増資の概要、メリットや注意点などについてご紹介します。第三者割当増資とは第三者割当増資は、企業が新たな株式を発行し、外部の投資家や他の企業に割り当てる資金調達方法の1つです。通常、既存の株主に対しては優先的な割当権が与えられますが、第三者割当増資では、新たな投資家や企業にも株

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード