株価算定シミュレーション

CKサンエツ子会社、日立金属の子会社より銅合金事業譲受

更新日:

CKサンエツ(5757)の連結子会社であるサンエツ金属株式会社(富山県砺波市)は、日立金属株式会社(5486、東京都港区)の連結子会社である日立アロイ株式会社(埼玉県加須市)より、黄銅棒事業及び加工品事業と黄銅線製造設備を譲り受けることを決定した。

CKサンエツは、世界で初めて環境対応を実現した溶融亜鉛鍍金の加工メーカー。日本最大の黄銅棒メーカーかつ日本最大の黄銅線メーカーである。プレシジョン工場では、鍛造及び切削加工による精密部品を大量に製造し、上海と台湾に海外販売拠点を展開している。

サンエツ金属は、伸銅事業及び精密部品事業を主な事業として行っている。

本件により、CKサンエツは、生産規模の拡大による競争力の向上を更に加速し、伸銅事業及び精密部品事業をよりさらなる強化を図る。

日立金属は、金属材料および機能部材の製造と販売事業を展開している。

日立アロイは、自動車の電装部品、通信機器部品、コネクタ類などの用途で使用される高機能材をはじめ、文具、水栓金具、ガス器具など身近な製品として使われる銅・銅合金の素材製品の製造・販売を行っている。

・今後のスケジュール
譲受期日 2021年1月5日

鉄鋼・金属製品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

CKサンエツに関連するM&Aニュース

CKサンエツ、三谷伸銅を子会社化へ

株式会社CKサンエツ(5757)は、三谷伸銅株式会社(京都府京都市)の株式を関係当局の承認が得られることを条件として、三井金属鉱業株式会社(5706)から取得し、子会社化することを決定した。CKサンエツは、事業会社11社を傘下にもつ純粋持株会社。三谷伸銅は、老舗伸銅品メーカーで、伸銅品の製造及び販売を行っている。目的CKサンエツグループの主力事業領域の一つである伸銅事業は、国内市場が成熟し、今後も

日立金属(5486)、新潟で自動車用鍛造事業展開の子会社を譲渡

日立金属(5486)は、連結子会社である株式会社セイタン(新潟県南魚沼市)の発行済全株式を、株式会社シンニッタン(茨城県高萩市)に譲渡することを決定し、株式譲渡契約を締結した。日立金属グループは、高級機能部品の分野においては、世界最大の鉄鋳物サプライヤーである米国のWaupacaFoundry,Inc.をグループに加え、同社を軸とした自動車用鋳物事業を展開している。セイタンは、中小ロット生産を中心

日立金属(5486)、情報システム事業を、ファンドに譲渡

日立金属(5486)は、情報ネットワーク事業およびワイヤレスアンテナ事業の一部並びに日立電線ネットワークス株式会社(東京都台東区)の全発行済株式を日本みらいキャピタル株式会社が助言するNMC三号投資事業有限責任組合が100%出資する特別目的会社AAAホールディングス株式会社(東京都千代田区)に譲渡することを決定した。日立電線ネットワークスの発行済み株式の全てを、吸収分割の方法により、新設会社である

日立金属(5486)、中国上海の子会社の出資持分を譲渡

日立金属株式会社(5486)は、子会社の上海日立電線有限公司の出資持分の一部をを浙江富通科技集団有限公司へ譲渡した。議決権所有割合は100%から10%となる。上海日立電線有限公司は、巻線の製造・販売を行っている。浙江富通科技集団有限公司は、輸出入貿易、レンタカー業や光通信製品及び関連製品の販売業等を展開している。

CKサンエツ(5757)、大連の連結子会社の全出資持分を大連鵬成集団の日本法人である成悦に譲渡

株式会社CKサンエツ(5757)は、連結子会社である大連三越精密部件工業有限公司への出資持分の全部を成悦株式会社(東京都江戸川区)へ譲渡することを決議し、成悦株式会社との間で持分譲渡契約を締結した。大連三越精密部件工業有限公司は、CKサンエツの中国における精密部品事業の製造拠点で、中国国内市場向け並びにCKサンエツの連結子会社サンエツ金属株式会社向けに黄銅製の加工品の製造販売を行っている。成悦は、

この記事に関連するタグ

「事業譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

事業売却は、企業が特定の事業部門や資産を他の企業に譲渡するプロセスであり、戦略的な再編成や資金調達の手段として広く利用されています。この手法は、企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されます。本記事では、事業売却のメリットやデメリット、手続きについてご紹介します。この記事のポイント事業売却の目的は資金調達、事業ポートフォリオの見直し、事業承継な

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

事業譲渡とは?メリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

M&A全般
事業譲渡とは?メリットやデメリット、流れをわかりやすく解説

事業譲渡は、M&Aスキームの1つであり、経営戦略の一環として注目される手法です。本記事では、事業譲渡の概要について詳しく解説します。この記事のポイント事業譲渡は企業が事業の一部または全部を他社に売却する取引で、経営権は売り手に残る。事業譲渡は、売り手が不採算部門を手放す際や、経営資源を集中させたい場合に有効である。売り手には法人税や消費税が発生し、買い手は不動産取得税や登録免許税が課せられる。ct

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード