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TAC(4319)、中国のシステム運用・管理会社の全持分を合弁相手に譲渡

更新日:

TAC(4319)は、持分法適用関連会社である空橋克拉伍徳信息技術服務(大連)有限公司(中国・遼寧省)の持分を株式会社スカイアーチネットワークス(東京都港区)へ譲渡することを決定した。

TACは、グループの各種システム関連コストの削減を目的として、2012年7月に空橋克拉伍徳信息技術服務(大連)有限公司をスカイアーチネットワークスとの合弁会社として設立した。出資比率はスカイアーチネットワークス70%、TAC30%。

空橋克拉伍徳信息技術服務(大連)有限公司は、Webサイト・アプリケーション運用、ホームページの受託制作・更新、ITインフラ運用・監視等を行っている。
スカイアーチネットワークスは、システム運用マネージメント、セキュリティマネージメント等を手掛ける。

中国国内における人的コストの上昇やIT環境の変化等の影響で、空橋克拉伍徳信息技術服務(大連)有限公司への業務発注量が減少傾向にあったことから、TACは、本件判断に至った。

●今後のスケジュール
譲渡実行日 2019年6月28日

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