M&Aニュース

三菱マテリアル(5711)、不動産事業子会社の全株式をFortress社傘下のファンドに譲渡

更新日:

三菱マテリアル(5711)は、連結子会社の三菱マテリアル不動産株式会社(東京都中野区)の全株式をFortress Investment Group LLC(Fortress社)傘下のフォートレス・バリュー・プロパティーズ· ホールディングス合同会社に譲渡することを決定した。

三菱マテリアルは、進行中の中期経営戦略の一つとして「事業ポートフォリオの最適化」に取り組んでいる。
三菱マテリアル不動産は、三菱マテリアルグループの中核不動産会社として主に不動産賃貸事業を営んできた。

本件に先立ち、三菱マテリアルは、不動産事業の一部を三菱マテリアル不動産に承継させる会社分割を実施する。

Fortress社は、1998年に設立されたグローバル投資会社。フォートレス・バリュー・プロパティーズ・ホールディングス合同会社は、Fortress社傘下のファンドであるFortress Japan Opportunity Fund 3が出資する特別目的会社。

本件M&Aにより、三菱マテリアルは、Fortress社の持つ不動産運用ノウハウを活用して三菱マテリアル不動産の更なる成長を図るとともに、事業の選択と集中を推進し資本効率の改善を図る。

●今後のスケジュール
会社分割効力発生日 2018年2月1日
株式譲渡実行日 2018年2月28日

日本M&Aセンターではファンドと提携した専門チームが、高度なコンサルティングサービスを提供しております。 貴社の戦略や経営課題をお伺いし、最適な選択肢を提示いたしますのでお気軽にお尋ねください。

鉄鋼・金属製品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

鉄鋼・金属製品製造業界のM&A売却・事業承継案件

日本M&Aセンターでは、鉄鋼・金属製品製造業界をはじめ、譲渡案件情報を常時ご紹介しております。ご興味のある案件がありましたら、ぜひお問い合わせください。

三菱マテリアルに関連するM&Aニュース

三菱マテリアル、カナダの加鉱山会社の株式5%を取得

三菱マテリアル株式会社(5711)は、WesternCopperandGoldCorporation社(カナダバンクーバー、以下WRN社)の株式約5%を第三者割当増資引受けにより取得し、カジノ銅鉱山プロジェクトに参画すると発表した。取得価額は約21百万カナダドル。三菱マテリアルは、三菱グループの大手非鉄金属メーカー。WRN社は、カナダ北西部ユーコン準州に位置するCasino銅鉱山プロジェクトを10

IAパートナーズ、三菱マテリアルよりダイヤソルトを譲り受け

IAパートナーズ株式会社(東京都港区)傘下のIAパートナーズ1号投資事業有限責任組合等は、三菱マテリアル株式会社(5711)よりダイヤソルト株式会社(東京都中野区)の株式を譲り受ける。IAパートナーズは、PEファンドの管理・運営、および投資助言業務を行っている。三菱マテリアルは、三菱グループの大手非鉄金属メーカー。ダイヤソルトは、製塩メーカー。塩の製造‧販売、塩化カリウム‧塩化マグネシウム含有物(

三菱マテリアル、連結子会社の小名浜製錬の株式を追加取得、完全子会社化へ

三菱マテリアル株式会社(5711)は、連結子会社である小名浜製錬株式会社(東京都千代田区)の株式を追加取得し、完全子会社化することを決定した。所有株式の割合は55.714%から100%となる。三菱マテリアルは、三菱グループの大手非鉄金属メーカー。E-Scrap※中に含まれる多様な金属元素の分離・回収、製品化を促進させるための管理・開発(マテリアルグリッド)の強化を進めている。※E-Scrap=使用

丸の内キャピタル、タイの銅管事業SAMBOの株式取得

株式会社丸の内キャピタル(東京都千代田区)が管理・運営する丸の内キャピタル第二号投資事業有限責任組合(東京都千代田区)は、特別目的会社を通じ、SAMBOSHINDO(THAILAND)CO.,LTD.(タイ、SAMBO)の株式を取得した。丸の内キャピタルは、投資事業有限責任組合財産の管理・運営および助言業務を行っている。SAMBOは、銅管を主原料とするエアコン・暖房用給湯器冷蔵庫部品などの製造およ

平川商事グループの太子ゴルフ観光、三菱マテリアル(5711)よりゴルフ場運営の西日本開発の全株式譲受け

平川商事株式会社(大阪府八尾市)は、グループ会社である太子ゴルフ観光株式会社(大阪府南河内群)を通じて、三菱マテリアル株式会社(5711)の連結子会社である西日本開発株式会社(福岡県宗像市、西日本社)の全株式を譲受けることを決定した。平川商事は、不動産・パチンコ・アミューズメント・温泉・ホテル&レストラン・ゴルフ・フィットネス事業等11事業を展開している。太子ゴルフ観光は、太子カントリー倶楽部の運

この記事に関連するタグ

「会社分割・株式譲渡・ファンド・PEファンド」に関連するコラム

PEファンドが譲受ける中堅・中小企業の条件とは?

M&A全般
PEファンドが譲受ける中堅・中小企業の条件とは?

日本M&Aセンターのファンド部が、事業承継や会社の発展のためにPEファンドという選択肢があることを、会社経営者の皆様、関係者様に向けて定期的にYouTube動画でご紹介しています。本記事では、動画の内容を編集してお届けします。日本M&Aセンターではファンドと提携した専門チームが高度なコンサルティングサービスを提供しております。詳細ページより、専門チームまでお問合せください。PEファンドを活用したM

事業承継ファンドとは?仕組みや活用のメリット、事例について紹介

事業承継
事業承継ファンドとは?仕組みや活用のメリット、事例について紹介

かつて中小企業における事業承継では、社長の子供など親族に引き継ぐ親族内承継が広く行われていました。しかし近年は後継者不在問題を背景に、親族内承継から、従業員等への社内承継や、社外の第三者へ引き継ぐ第三者承継にシフトしつつあります。「社外の第三者」について、一般の事業会社をイメージされる人が多いかもしれません。実際は事業会社のほかに、ファンドもその当事者として名乗りを上げるケースが増えています。本記

逆境に負けないお菓子メーカー「フジバンビ」のチャレンジ

広報室だより
逆境に負けないお菓子メーカー「フジバンビ」のチャレンジ

九州・熊本のお土産菓子として有名な「黒糖ドーナツ棒」。百貨店やスーパーマーケットなどで開かれる九州フェアや物産展で目にした方も多くいるはずです。外はサックリ、中はしっとりな食感と優しい黒糖の甘みが特徴で、熊本市に本社を構える菓子メーカー「株式会社フジバンビ」の主力商品です。創業70年を超える老舗は2018年、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)である日本投資ファンド(J-FUN)と資

当社初のファンド関連書籍が12月17日発売『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』著者代表インタビュー

M&A全般
当社初のファンド関連書籍が12月17日発売『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』著者代表インタビュー

日本M&Aセンターは、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)とのM&A仲介の専門家集団として2014年にファンド部を起ち上げました。PEファンドとのM&Aにおいては国内随一の実績を持つファンド部が今回、当社初のファンド関連書籍『事例で学ぶPEファンドを活用した中小企業のM&A』を発売しました。著者代表としてファンド部部長の能登雄太、宮森智基、萩原駿也に読みどころを聞きしました。(写真左

PEファンドとは?VCとの違い、仕組み、代表的なファンドを紹介

M&A全般
PEファンドとは?VCとの違い、仕組み、代表的なファンドを紹介

事業承継をM&Aで行う場合は、自社株を譲受企業に譲渡しなければなりません。その結果、譲受企業は親会社となり、自社は譲受企業の子会社として新たに事業を継続していくことになります。しかし自社株の売却先は譲受企業だけではありません。譲受企業以外にも、ファンドに売却することによって事業承継を成立させることもできます。この事業承継で活用できるファンドとして、PEファンド(プライベート・エクイティ・ファンド)

買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

M&A全般
買収とは?目的やメリット、手法、流れをわかりやすく解説

事業構造、産業構造が大きく変化する今、「買収」を検討している企業が年々増加しています。本記事では買収の概要、メリット、進める流れについてご紹介してまいります。買収とは「買収」とは、他の企業の株式取得を通じて、経営権を獲得することを指します。新たに自社で事業を立ち上げる場合に比べて、既にその事業分野で実績のある企業を取得するため、スピーディーに展開できる点が特徴です。買収をご検討の方は、希望条件(地

「会社分割・株式譲渡・ファンド・PEファンド」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aで失敗したくないなら、まずは日本M&Aセンターへ無料相談

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2017年11月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930

月別M&Aニュース

注目ニュースワード