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昭和電工(4004)、ドイツのSGL Carbonから黒鉛電極事業運営子会社の全株式取得

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昭和電工(4004)は、ドイツに本社を有する炭素・黒鉛製品メーカーSGL Carbon SE(SGL Carbon)グループのSGL GE Holding GmbH(SGL GE)の全株式を取得し子社化することについてSGL Carbonと合意し、株式売買契約を締結した。取得価額の合計概算額は156億円。

昭和電工は、日本、米国および中国に製造拠点を持ち、電炉鋼用黒鉛電極の製造事業をグローバルに展開しており、世界第3位の生産能力を有する。

SGL Carbonは、世界第2位の黒鉛電極の生産能力を有する。
SGL GEは、2015年にSGL Carbonが黒鉛電極事業を手掛けるパフォーマンス・プロダクツ部門の組織再編を行った結果、黒鉛電極事業を営む各子会社の持株会社となった。

本件により、昭和電工は、欧州、米国及び東南アジアに製造拠点を有し、コスト競争力に優れたSGL Carbonの黒鉛電極事業と自社の黒鉛電極事業とのシナジーを創出し、同事業での競争力の向上を図る。

●今後のスケジュール
株式取得実行日 平成29年年央

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