株価算定シミュレーション

ディー・エル・イー、非連結子会社のDLEキャピタルの吸収合併などを発表

更新日:

株式会社ディー・エル・イー(3686)は、非連結子会社である株式会社DLEキャピタル(東京都千代田区)を合併することを決定した。ディー・エル・イーを存続会社とする吸収合併方式で、DLEキャピタルは解散する。

また、連結子会社であるタイレル株式会社(東京都千代田区)、合同会社ドリームリンク(東京都千代田区)、株式会社ディーエルイー コリア(韓国)及び非連結子会社であるDLE America Inc.(米国)を解散することを発表した。

ディー・エル・イーは、ファスト・エンタテイメント事業等を行っている。
DLEキャピタルは、ベンチャーキャピタル事業を行っている。
タイレルは、インターネットビジネスサービス事業等を行っている。
ドリームリンクは、純粋持株会社。
ディーエルイー コリアは、広告、コンサルティング事業等を行っている。
DLE America Inc.は、投資運用業等を行っている。

合併の目的

本合併は、ディー・エル・イーのコアビジネスとして位置づけているAI事業を主軸とした成長戦略・事業戦略の迅速な実行を目的とする。

解散の理由

ディー・エル・イーのグループは、IP(Intellectual Property)を活用した、トレンド性や時事性を反映させた「ファスト・エンタテインメント」に強みを持ち、IPの価値最大化、IPのライフサイクルに即した事業構造を模索する中で、多角化事業政策を行ってきた。

一方で、多角化が進み大きく広がったビジネス領域において、期待した投資の成果が得られない状況などがあり、IP×テクノロジーというコアビジネスに立ち戻り、そこにAIをかけ合わせたAI事業を今後のディー・エル・イーのビジネスの主軸と位置付けて、ビジネス領域の選択と集中を行っている。

そのような状況下において、当該子会社4社については、その経営資源をディー・エル・イーのコアビジネス事業に集中させることが、グループの成長に資する最善策であると判断した。

日程

ディー・エル・イー取締役会における当該子会社の解散決議:2025年11月26日
 ※今後、法令に従った必要な手続きが完了次第、速やかに清算予定。
吸収合併効力発生日:2026年2月1日

放送・出版・コンテンツ制作業界のM&A・事業承継の動向はこちら

ディー・エル・イーに関連するM&Aニュース

ディー・エル・イー、特定子会社の台湾MyFeelの一部株式を同社代表取締役CEOに譲渡

株式会社ディー・エル・イー(3686)は、連結子会社である麥菲爾股份有限公司(台湾・台北市、以下:MyFeelInc.)のディー・エル・イーの保有株式の一部を、MyFeelの代表取締役CEOに譲渡することを決定した。なお、本株式譲渡に伴いMyFeelは、ディー・エル・イーの特定子会社から外れることとなる。ディー・エル・イーは、IP(知的財産権)を開発・取得し、そのIPを用いて人々にコンテンツやサー

ディー・エル・イー、アマダナスポーツエンタテインメントを買収

株式会社ディー・エル・イー(3686)は、2024年4月24日開催の取締役会において、株式会社アマダナスポーツエンタテインメント(東京都新宿区、以下「ASE」)の株式を取得し、子会社とすることを決議した。ディー・エル・イーは、IP(知的財産権)を開発・取得し、そのIPを用いて人々にコンテンツやサービスを提供しているエンターテインメントカンパニー。ASEは、プロ・アマチュアスポーツクラブ及び大学等の

ディー・エル・イー、クラウドファンディング事業を展開する台湾MyFeelの株式取得、子会社化へ

株式会社ディー・エル・イー(3686)は、麥菲爾股份有限公司(台湾・台北市、MyFeel)の株式を取得し、子会社化することを決定した。議決権所有割合は60.0%。取得価額は、アドバイザリー費用等も含め約304百万円。ディー・エル・イーは、IP(知的財産権)を用いて、コンテンツやサービスを提供しているエンターテインメントカンパニー。MyFeelは、小売業、クラウドファンディング業、メディア業などを行

ディー・エル・イー(3686)、映像・音楽のエンターテイメント企画及び制作のamidusの株式取得、子会社化

株式会社ディー・エル・イー(3686)は、amidus株式会社(東京都渋谷区)の株式を取得し、子会社化することを決定した。取得価額は、50百万円。議決権所有割合は、80.00%。ディー・エル・イーは、IP(知的財産権)を開発・取得し、そのIPを用いて人々にコンテンツやサービスを提供しているエンターテインメントカンパニー。amidusは、映像、音楽のエンターテイメント分野やライフスタイル分野の企画・

朝日放送グループホールディングス(9405)、ディー・エル・イー(3686)の第三者割当増資引受け、子会社化

朝日放送グループホールディングス(9405)は、ディー・エル・イー(3686)が実施する第三者割当増資の引受けを行い、DLEを子会社化すること、並びに資本業務提携に関する契約の締結を決定した。DLEは、第三者割当増資により、朝日放送グループHDを割当予定先として普通株式22,000,000株を発行する予定であり、朝日放送グループHDはその全てを引き受ける。議決権所有割合は51.97%となり、朝日放

この記事に関連するタグ

「合併・吸収合併」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

M&A全般
合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[cta][mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード