株価算定シミュレーション

三洋化成工業、子会社のSDPグローバルを吸収合併

更新日:

三洋化成工業株式会社(4471)は、100%子会社であるSDPグローバル株式会社(東京都港区)を吸収合併することを決定した。

三洋化成工業を存続会社とする吸収合併方式で、SDPは解散する。

三洋化成工業は、機能化学品の製造販売を行っている。

SDPグローバルは、高吸水性樹脂の製造販売を行っている。

背景・目的

2024年3月25日に公表した「子会社の事業撤退および特別損失の計上に関するお知らせ」において、SDPグローバルは時期未定で解散する予定であったが、2024年度の上期に生産を停止したことに伴い、三洋化成グループの経営効率化を考慮し、三洋化成工業による吸収合併にて解散することとなった。

日程

取締役会決議日:2024年11月6日
合併契約締結日:2024年11月6日
効力発生日  :2025年4月1日(予定)

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A・事業承継の動向はこちら

三洋化成工業に関連するM&Aニュース

三洋化成工業、子会社の三洋化成ロジスティクスを吸収合併

三洋化成工業株式会社(4471)は、100%子会社である三洋化成ロジスティクス株式会社(愛知県東海市)を合併することを決定した。三洋化成工業を存続会社とする吸収合併方式で、三洋化成ロジスティクスは解散する。三洋化成工業は、機能化学品の製造販売を行っている。三洋化成ロジスティクスは、貨物利用運送事業・倉庫業を行っている。背景・目的三洋化成工業は、DHLサプライチェーン株式会社(東京都品川区、以下:D

三洋化成工業、持分法適用関連会社APBの保有株式の一部をTRIPLE-1に譲渡へ

三洋化成工業株式会社(4471)は、持分法適用関連会社であるAPB株式会社(東京都千代田区)の保有株式の一部を株式会社TRIPLE-1(福岡県福岡市)に譲渡することを決定し、株式譲渡契約を締結した。これにより、APBは三洋化成工業の持分法適用関連会社から除外される。三洋化成工業はAPBの発行済株式の34.2%を譲渡し、三洋化成工業の議決権所有割合は10%となった。三洋化成工業は、機能化学品メーカー

ロート製薬、三洋化成工業とスキンケア・医療分野の事業拡大を目指し資本業務提携

ロート製薬株式会社(4527)は、三洋化成工業株式会社(4471)との間で資本業務提携を行うことについて合意した。ロート製薬は、医薬品・化粧品・機能性食品などの製造販売事業を展開している。三洋化成工業は、界面活性制御技術をコア技術とし、約3,000種類に及ぶ高機能なパフォーマンスケミカル製品を通じて、多様な分野の顧客の課題に応えるソリューションビジネスを展開している。本提携により、ロート製薬は、三

三洋化成工業、健康維持の総合サポートを行うファーマフーズと資本業務提携

三洋化成工業株式会社(4471)は、株式会社ファーマフーズ(2929)との間で資本業務提携を行うことを決定した。三洋化成工業は、自動車事業、住宅事業、化粧品・パーソナルケア事業、電気電子・半導体・工学部材事業、医療事業、生活事業の分野で事業を展開している。ファーマフーズは、機能性食品素材の開発・販売、通信販売事業、バイオメディカル事業を展開している。本提携により、三洋化成工業は、今般、両社が注力分

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

M&A全般
合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[cta][mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード