会社売却先シミュレーション

マルイチ産商、グループ内組織再編へ

更新日:

株式会社マルイチ産商(8228)は、連結子会社である株式会社丸水長野県水(長野県長野市)をマルイチ産商に、丸水長野県水管下の子会社をマルイチ産商の各連結子会社へ吸収合併する、グループ内の組織再編を決定した。

【合併方式】
①マルイチ産商を存続会社、丸水長野県水を消滅会社とする吸収合併方式
②マルイチ産商子会社の株式会社ナガレイ(長野県長野市)を存続会社、丸水長野県水の子会社マルゼンフーズ株式会社(長野県長野市)を消滅会社とする吸収合併方式
③マルイチ産商子会社のマルイチ・ロジスティクス・サービス株式会社(長野県長野市)を存続会社、丸水長野県水の子会社株式会社丸水運送センター(長野県長野市)を消滅会社とする吸収合併方式

マルイチ産商は、水産物や水産加工品・冷凍食品・畜産物等の卸売、小売店舗支援、物流・冷蔵倉庫、OA機器・通信機器販売、保険代理店等、多角的な事業を展開している。

丸水長野県水は、水産物・青果物・冷凍食品・畜産品等の販売、米穀・酒類・日用雑貨品の販売、貨物利用運送事業等を行っている。

マルイチ産商は、本組織再編により、グループの経営資源を集約し、合理化と効率化を図ることで長野県内における経営基盤の強化を図る。
合併契約締結日、合併承認株主総会(子会社)、合併予定日(効力発生日)等については現時点で未定であり、決定次第開示される予定。

食品卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

マルイチ産商に関連するM&Aニュース

マルイチ産商、飼料・資材事業等のダイニチを買収

株式会社マルイチ産商(8228)は、株式会社ダイニチ(愛媛県宇和島市)の株式及び新株予約権を取得し、子会社化すること、及び本件株式取得を目的とした資金の借入を行うことを決定した。マルイチ産商は、水産物および水産加工品、デイリー食品および冷凍食品、一般ドライ食品および加工食品、畜産物および畜産加工品の卸売業等を行っている。ダイニチは、飼料・資材事業、水産事業、水産養殖事業を行っている。目的国内の養殖

マルイチ産商(8228)、長野の食品卸売会社「丸水長野県水」の新設分割会社を子会社化

マルイチ産商(8228)は、株式会社丸水長野県水(長野市)が事業を分割し、新設する分割会社である株式会社丸水長野県水(同市、新・丸水長野県水)の全株式を取得し、子会社化する契約を締結することを決定した。マルイチ産商と現・丸水長野県水は、水産物、畜産物、デイリー食品、冷凍食品、加工食品などの食品卸売事業を行っている。本件により、マルイチ産商は、両社の保有する調達・加工・配荷機能や地域密着型のリテール

マルイチ産商(8228)、千葉の信田缶詰を連結子会社化

株式会社マルイチ産商(8228)は、信田缶詰株式会社(千葉県銚子市)の株式取得及び第三者割当増資を引受け、連結子会社化することを決定した。所有割合は70.3%となる。信田缶詰は、水産缶詰・びん詰及び水産加工品の製造・販売を手掛ける水産品加工業者で缶詰分野において国内での知名度が高い。マルイチ産商は主に水産物卸業を行っており、商品企画から原材料調達まで関わる「メーカー型卸」として多種多様な商品開発及

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併・子会社・連結・グループ内再編」に関連するコラム

合併とは?買収との違い、種類、メリット、デメリット、手続き、注意点を解説

M&A全般
合併とは?買収との違い、種類、メリット、デメリット、手続き、注意点を解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

M&A全般
子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

子会社化とは?子会社とは、親会社により100%または過半数が所有されている法人(※)を指します。子会社は独立した法人格を持ちながら、親会社の戦略に基づいて運営されることが一般的です。子会社には「完全子会社」「連結子会社」「非連結子会社」の3種類があります。※50%未満の保有率でも、議決権の総数に対する議決権の数の保有割合とその他の一定の事由から子会社と判断される場合もあります。この記事のポイント子

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[cta][mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード