会社売却先シミュレーション

テクマトリックス、アレクシアフィンテックとの間で株式交換および吸収分割実施へ

更新日:

テクマトリックス株式会社(3762)は、アレクシアフィンテック株式会社(東京都港区)との株式交換および吸収分割の実施を決定した。

株式交換は、テクマトリックスを株式交換完全親会社、アレクシアフィンテックを株式交換完全子会社とする株式交換。アレクシアフィンテックの株式1株につき、テクマトリックスの普通株式1,248.44株を割当交付する。

吸収分割は、テクマトリックスを吸収分割会社、アレクシアフィンテックを吸収分割承継会社とする吸収分割。テクマトリックスは、ビジネスソリューション事業部の金融システム関連事業をアレクシアフィンテックに分割する。

テクマトリックスは、情報基盤事業、アプリケーション・サービス事業、医療システム事業を行っている。

アレクシアフィンテックは、金融システム事業、フィンテックソリューション事業を行っている。

テクマトリックスは、金融システム関連事業をアレクシアフィンテックに移管することで、両社が行う金融システム関連事業およびフィンテックソリューション事業を強化できると考え、本株式交換及び本吸収分割による両社事業の統合を決定した。

これにより、両社の製品・サービス、人材等の経営資源の集約が可能となり、グループにて下記等のシナジーを追求していく。

・既存顧客に向けた安定的なサポートの提供
・営業推進体制強化による新規顧客の獲得
・既存の金融システム事業の拡大
・新規のフィンテックソリューション事業の加速度的な展開
・製品やサービス面における機能強化や研究開発強化
・フィンテックソリューションを活用した金融DX支援

・今後の予定
本株式交換の実施予定日(効力発生日) 2023年7月1日
本吸収分割の実施予定日(効力発生日) 2023年7月1日

電気・機械専門卸業界のM&A・事業承継の動向はこちら

テクマトリックスに関連するM&Aニュース

テクマトリックス、マレーシアのサイバーセキュリティ会社Firmusを買収

テクマトリックス株式会社(3762)は、マレーシアの大手サイバーセキュリティ事業者であるFirmusSdn.Bhd.(以下:Firmus)の全株を取得し子会社化することを決定した。Firmusの子会社であるFirmusConsultingSdn.Bhd.およびFirmusPte.Ltd.は、テクマトリックスの孫会社となる。テクマトリックスは、情報基盤の構築やネットワークの保守・運用・監視サービスを

テクマトリックス子会社のPSP、レギュラスを買収

テクマトリックス株式会社(3762)の連結子会社であるPSP株式会社(東京都港区)は、レギュラス株式会社(東京都港区)と資本業務提携によりレギュラスの全株式を取得し、2024年6月21日付けで完全子会社化した。なお、レギュラスは、テクマトリックス・グループの非連結対象となる。PSPは、ヘルスケアITソリューション企業。医用画像管理システムおよび放射線科情報システム、PHR(パーソナルヘルスレコード

テクマトリックス、モビルスの株式を追加し持分法適用関連会社化

テクマトリックス株式会社(3762)は、2024年3月5日開催の取締役会において、資本業務提携先であるモビルス株式会社(4370)の株式を追加取得することを決議した。テクマトリックスは、ネットワークセキュリティ関連事業、病院で発生する医用画像の管理、お客様相談室などのコンタクトセンター業務支援、自動車や家電製品に組み込まれたソフトウェアの安全・安心支援、教育機関向けのスクール・コミュニケーション・

テクマトリックス(3762)子会社のNOBORI、遠隔画像診断クラウドプラットフォーム事業を展開しているDeepTek Inc.と資本業務提携

テクマトリックス株式会社(3762)の子会社株式会社NOBORI(東京都港区)は、DeepTekInc.(米国デラウェア、DeepTek)と資本業務提携を締結した。NOBORIは、医療情報をクラウド環境で保管・共有・活用し、社会の集合知へと高めるためのITクラウドサービスを提供している。DeepTekは、インドを拠点に、放射線科医師向けの最先端のAIテクノロジーを活用した高度な診断支援システムを開

この記事に関連するタグ

「吸収分割・株式交換・子会社・親会社・シナジー・事業承継」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

M&A全般
子会社とは?グループ会社との違い、設立のメリットを解説

子会社化とは?子会社とは、親会社により100%または過半数が所有されている法人(※)を指します。子会社は独立した法人格を持ちながら、親会社の戦略に基づいて運営されることが一般的です。子会社には「完全子会社」「連結子会社」「非連結子会社」の3種類があります。※50%未満の保有率でも、議決権の総数に対する議決権の数の保有割合とその他の一定の事由から子会社と判断される場合もあります。この記事のポイント子

関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

経営・ビジネス
関連会社とは?関係会社・子会社との違いや、メリットなど解説

関連会社とは?関連会社とは、親会社が議決権の20%以上を所有し「経営方針の決定に重要な影響を与えることができる会社」を指します。原則20%以上の議決権の保有が条件ですが、20%未満での場合でも「一定の要件」にあてはまると関連会社になります。具体的に「一定の要件」とは、以下の内容を指します。|一定の要件:議決権保有比率が15%以上20%未満で、以下➀~⑤項目のいずれかに該当する場合||:------

事業承継のタイミングとは?最適なタイミングを見極める際のポイント

事業承継
事業承継のタイミングとは?最適なタイミングを見極める際のポイント

事業承継は、多くの経営者にとって避けて通れない大きな課題です。承継のタイミングを誤ると、経営混乱や企業価値の低下など深刻なリスクを招きかねません。一方で、経営・業績が安定し、後継者の準備が整っている時期であれば、スムーズに事業承継を実現できるでしょう。本記事では、事業承継の最適なタイミングを見極めるポイントや、判断を誤った場合のリスク、専門家に相談すべき時期について解説します。この記事のポイント事

事業承継・M&A補助金とは?対象者やメリット、申請方法を解説【最新】

事業承継
事業承継・M&A補助金とは?対象者やメリット、申請方法を解説【最新】

中小企業や個人事業主にとって、後継者不足や経営資源の分散は深刻な課題です。国が支援する「事業承継・M&A補助金」は、そのような課題を解決する制度として注目を集めています。本記事では、事業承継・M&A補助金の創設背景や活用時のメリット、注意点、補助される事業者と経費のほか、申請の流れについて解説します。この記事のポイント事業承継・M&A補助金は、中小企業や個人事業主がM&Aや事業引継ぎにかかる費用の

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード