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旭化成と三井化学、スパンボンド不織布関連事業を共同新設分割による新設会社へ承継

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旭化成株式会社(3407)と三井化学株式会社(4183)は、スパンボンド不織布関連製品の開発、製造、販売に関する事業を、共同新設分割により新設会社であるエム・エーライフマテリアルズ株式会社(東京都中央区)へ承継する。

旭化成は、総合化学企業。繊維、住宅、化学品、建材、医療、電子部材などを扱っている。

三井化学は、グローバルに事業を展開している日本の化学メーカー。ライフ&ヘルスケア・ソリューション事業では、医療関連やスペシャリティケミカル、食品・健康関連の事業に着手している。

本件を通じ、両社は技術やノウハウを融合させシナジーの最大化を図り、グローバルで存在感のある不織布メーカーとして、事業の更なる成長を図る。

・今後の予定
共同新設分割の効力発生日 2023年10月2日

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旭化成、裏地用途向けベンベルグ生地製品製造・販売事業を旭化成アドバンスに承継

旭化成株式会社(3407)は2024年3月6日、取締役会において、裏地用途向けのベンベルグ生地製品の製造、販売に関する事業を吸収分割の方法により、2024年10月1日(予定)を効力発生日として、100%子会社である旭化成アドバンス株式会社(東京都港区)に承継させることを決議した。旭化成は、総合化学事業を展開する。旭化成アドバンスは、繊維製品・化学品・樹脂製品・建材製品の製造・販売を行う。【本吸収分

旭化成ホームズ、中央ビルト工業をTOBで子会社化

旭化成株式会社(3407)の完全子会社である旭化成ホームズ株式会社(東京都千代田区)は、2023年12月14日開催の取締役会において、完全子会社とするために中央ビルト工業株式会社(1971)の普通株式を公開買付けにより取得することを決議した。旭化成ホームズは、旭化成において住宅事業を本格的に立ち上げたのを契機に、1972年11月に旭化成(当時の商号は旭化成工業株式会社)の完全子会社の住宅専業会社と

旭化成、水素製造AEM方式の膜を手掛けるカナダ・Ionomr社に出資参画

旭化成株式会社(3407)は、カナダIonomrInnovationsInc.(カナダ・バンクーバー市、以下「Ionomr社」)への出資参画を決定した。旭化成は、総合化学企業。繊維、住宅、化学品、建材、医療、電子部材などを扱う。Ionomr社は、2018年に創業したカナダのスタートアップ。アニオン交換型の水電解装置用の膜(Anion-ExchangeMembranes、以下「AEM」)を開発する。

旭化成、完全子会社である旭化成パックスの事業譲渡について発表

旭化成株式会社(3407)は、完全子会社である旭化成パックス株式会社(東京都千代田区)に関して、容器事業の事業譲渡の完了、フィルム事業の譲渡契約の締結、会社清算の決定を発表した。(1)容器事業の事業譲渡の完了2023年10月1日付で、本容器事業をアァルピィ東プラ株式会社(大阪府吹田市)に譲渡し、同日付で、旭化成パックスの本社を移転。また、本容器事業に係る小野工場(兵庫県小野市)も2023年9月末に

レンゴーと三井化学、包装フィルム子会社間で経営統合・一部株式譲渡へ

レンゴー株式会社(3941)は、子会社のサン・トックス株式会社(東京都台東区)と、三井化学株式会社(4183)の子会社である三井化学東セロ株式会社(東京都千代田区)との吸収合併による経営統合、ならびに経営統合後の統合会社を子会社化することを決定した。レンゴーは、段ボール・板紙・包装の最大手。板紙、段ボール、軟包装、重包装等の事業を展開している。2015年10月にポリプロヒレンフィルムの専業メーカー

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