会社売却先シミュレーション

エイチーム、自転車小売事業をワイ・インターナショナルに譲渡

更新日:

株式会社エイチーム(3662)は、連結子会社である株式会社エイチームコマーステック(愛知県名古屋市)が持つ自転車小売事業に関する権利義務を、吸収分割により新設会社である株式会社cyma(愛知県名古屋市)に承継させたうえで、cymaの発行済全株式を株式会社ワイ・インターナショナル(東京都豊島区)に譲渡する。

エイチームは、スマートフォン・タブレット端末をベースとしたゲームコンテンツや、プロが整備した自転車を自宅に届けるWebサイト「cyma— サイマー」などECサイトの企画・開発・運営を行う総合IT企業。

エイチームコマーステックは、複数の商材を取り扱うECサイトの企画・開発・運営を行っている。

ワイ・インターナショナルは、スポーツ自転車専門店「ワイズロード」を運営している。全国に32店舗を展開している。

エイチームは、「cyma— サイマー」をネット専門の自転車総合遍販サイトとして成長させてきたが、実店鋪を持たないことが収益拡大及び成長の足枷になっていた。

ワイ・インターナショナルに事業を譲渡することで、同社の実店鋪での自転車小売り事業のノウハウと、「cyma—サイマー」のEC運営のノウハウを屡璽合させ、持続的な成長と収益拡大を実現させることが可能であると判断し、本決定に至る。

・今後の予定
新会社設立日    2022年12月下旬
吸収分割契約締結日 2023年1月上旬
吸収分割効力発生日 2023年3月1日
株式譲渡日     2023年3月1日

放送・出版・コンテンツ制作業界のM&A・事業承継の動向はこちら

エイチームに関連するM&Aニュース

エイチームHD、プッシュ通知配信サービスのシグニティを子会社化

株式会社エイチームホールディングス(3662)は、株式会社シグニティ(東京都港区)の発行済株式の100%を取得し、連結子会社化することを決定した。エイチームホールディングスは、インターネットを軸に、メディア・ソリューション事業、エンターテインメント事業、D2C事業を行っている。シグニティは、プッシュ通知配信サービス「PUSHONE」の開発・運営、スマホロック画面広告事業を行っている。目的本件M&A

エイチームHD、子会社のエイチームフィナジーをSasuke Financial Labへ売却

株式会社エイチームホールディングス(3662)は、連結子会社である株式会社エイチームフィナジー(大阪府大阪市)の発行済株式全てを、SasukeFinancialLab株式会社(東京都千代田区)に譲渡することを決定した。エイチームフィナジーは、保険比較・FPに無料相談できる総合保険サイト「ナビナビ保険」等を企画・開発・運営を行っている。SasukeFinancialLabは、デジタル保険代理店「コの

鎌倉新書、エイチームホールディングス傘下のエイチームライフデザインから終活総合サイト「ライフドット」事業を承継

株式会社鎌倉新書(6184)は、株式会社エイチームホールディングス(3662)の連結子会社である株式会社エイチームライフデザイン(愛知県名古屋市)のお墓・霊園探しサービスを中心とした終活総合サイト「ライフドット(Life.)」事業を会社分割(簡易吸収分割)の方法により、鎌倉新書へ承継することを決定した。エイチームライフデザインを分割会社とし、鎌倉新書を承継会社とする吸収分割方式。鎌倉新書は、マッチ

エイチーム、経済ニュースメディア「Strainer」など運営のストレイナーを買収へ

株式会社エイチーム(3662)は、株式会社ストレイナー(東京都渋谷区)の発行済株式の100%を取得し、連結子会社化することを決定した。エイチームは、インターネットを軸に多様な事業を展開するIT企業として、ウェブサービス・ゲーム、ECなど幅広く展開している。ストレイナーは、経済ニュースメディア「Strainer」、財務データベース「Finboard」の運営を行っている。有料経済メディア市場において、

エイチーム、WEBマーケティングコンサルなどのWCAを買収

株式会社エイチーム(3662)は、株式会社Eストアー(4304)から、株式会社WCA(東京都港区)の発行済株式の100%を取得し、連結子会社化することを決定した。エイチームは、インターネットを軸に多様な事業を展開するIT企業として、ウェブサービス・ゲーム、ECなど幅広く展開している。WCAは、売上向上支援カンパニーのデリバリー機能を担う「WEBマーケティングコンサル」「WEBマーケティング運用代行

この記事に関連するタグ

「吸収分割・株式譲渡・子会社・事業承継」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

M&A全般
会社を売りたい。会社を売る際に知っておきたいポイントを解説

事業を継いでくれる後継者が見つからない場合、残される選択肢は廃業、そして会社の売却です。本記事では、会社を売る際に知っておきたいポイントについて解説します。この記事のポイント2025年には70歳以上の経営者が245万社に達し、約127万社が後継者不在。M&Aによる会社の譲渡が成長加速の選択肢として注目されている。会社を売る主なメリットは存続、経営者の負担軽減、廃業コスト削減が挙げられる。一方で条件

家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

事業承継
家族に株式を譲渡する方法とは?相続、贈与、売買それぞれの特徴を解説

株式会社を家族に継がせるためには、オーナー経営者が持つ株式を、家族内の後継者に譲渡しなければなりません。その譲渡方法は3種類存在しますが、それぞれにメリット・デメリットがあり、また手続きの方法や税金などに違いがあります。本記事では、家族間で株式を譲渡する3つの方法についてご紹介します。事業承継は、今回ご紹介する親族承継のほか、従業員承継、外部への承継があります。それぞれの事業承継のポイントについて

会社の身売りと会社売却の違いとは?

M&A全般
会社の身売りと会社売却の違いとは?

新聞や経済ニュースなどで時折目にする「会社の身売り」という言葉は、会社売却とどのように違うのでしょうか。本記事では、身売りが指す意味合い、会社売却の概要についてご紹介します。日本M&Aセンターは1991年の創業以来、数多くのM&A・事業承継をご支援しています。中小企業のM&Aに精通した専任チームが、お客様のM&A成約まで伴走します。詳しくはコンサルタントまでお問合せください。会社売却・事業承継のお

【対談】日本M&Aセンターに仲介を託した理由。譲渡を経験した元オーナーと振り返る

M&A全般
【対談】日本M&Aセンターに仲介を託した理由。譲渡を経験した元オーナーと振り返る

EC事業のコンサルティングを行う株式会社ECIが、2023年1月にM&A事例を紹介するセミナーを開催しました。本記事では、自社の譲渡をご経験された元オーナー早乙女様と、日本M&Aセンターの担当コンサルタント龍石による対談の様子をご紹介します。日本M&Aセンターに仲介を託した理由とはーM&Aによって、会社譲渡を検討された背景についてお聞かせください。早乙女様:OBC(「オリジナルブランド商品構築コン

「吸収分割・株式譲渡・子会社・事業承継」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード