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AGC、北米建築用ガラス事業を米国Cardinal Glass Industriesに事業譲渡へ

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AGC株式会社(5201)は、北米建築用ガラス事業をCardinal Glass Industries(アメリカ、Cardinal社)に譲渡することを決定し、Cardinal社と合意した。
譲渡価額は、450百万USドルとなる。

AGCは、ガラス、電子、化学品、セラミックスの開発や販売、新規事業開拓等の事業を展開している。

Cardinal社は、アメリカで住宅向け窓・ドア用ガラスの製造・開発・販売事業を行っている。。

AGCは、北米における建築用ガラス事業について、過去に取引実績がありAGCの資産や人材を有効活用できるCardinal社に事業を譲渡することで、さらなる事業の発展につながると判断し、本件事業譲渡に至った。

・今後のスケジュール
事業譲渡期日 2021年7月中の見込み

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