株価算定シミュレーション

太平洋セメント、インドネシアでセメント事業を展開する企業と資本業務提携へ

更新日:

太平洋セメント株式会社(5233)は、PT Semen Indonesia (Persero)Tbk (インドネシア、SI社)のグループ会社であるPT Solusi Bangun Indonesia Tbk (インドネシア、SBI社)ならびにSI社のグループ会社でSBI社の株主であるPT Semen IndonesiaIndustri Bangunan(インドネシア、SIIB社)との間で資本提携契約書の締結を決定した。
取得価額は、約220百万USドル。

太平洋セメントは、セメント事業、資源事業、環境事業、建材・建築土木事業、その他事業を展開している。

SI社は、セメント事業を展開、国営企業として最大のマーケットシェアを有している。

本提携により、太平洋セメントは、成長著しいインドネシアのセメント市場拡充を図るとともに、国内外で更なる事業領域の拡充を図る。セメントトレーディングを含めた事業のグローバル化を一層促進させ、企業価値向上、持続的な発展を目指す。

・今後のスケジュール
ライツイシューにおけるライツ行使日 2021年7月
(日本の新株予約権無償割当に相当するインドネシア法上の手続き)

窯業界のM&A・事業承継の動向はこちら

太平洋セメントに関連するM&Aニュース

太平洋セメント、パシフィックシステムへのTOBが成立

太平洋セメント株式会社(5233)による、パシフィックシステム株式会社(3847)の公開買付け(TOB)が、2025年9月24日をもって終了した。応募株券等の総数(478,940株)が買付予定数の下限(14,400株)以上となったため成立している。パシフィックシステムは、東京証券取引所スタンダード市場に上場しているが、所定の手続を経て上場廃止となる見込み。

太平洋セメント、パシフィックシステムの完全子会社化に向けTOB実施へ

太平洋セメント株式会社(5233)は、パシフィックシステム株式会社(3847)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。パシフィックシステムは、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、パシフィックシステム株式は上場廃止となる見通し。太平洋セメントグループは、セメントや骨材・石灰石製品の製造および環境事業などを行っている。パシフィックシステムは、製造業や流通業、金融業向

太平洋セメント、中国子会社の大連小野田水泥を吉林省鵬霖実業に譲渡

太平洋セメント株式会社(5233)は、連結子会社である大連小野田水泥有限公司(中国遼寧省)の全持分を吉林省鵬霖実業(集団)有限公司(中華吉林省)に譲渡することを決定した。なお、本件持分譲渡後、大連小野田水泥は、太平洋セメントの連結子会社から除外される。大連小野田水泥は、セメントの製造販売を行っている。吉林省鵬霖実業は、投資事業を行っている。背景・目的太平洋セメントの連結子会社である大連小野田水泥は

太平洋セメント、株式交換により小野田ケミコを完全子会社化へ

太平洋セメント株式会社(5233)は、太平洋セメントを株式交換完全親会社とし、連結子会社である小野田ケミコ株式会社(東京都千代田区)を完全子会社とする株式交換を実施することを決定し、株式交換契約を締結した。小野田ケミコ普通株式1株に対して、太平洋セメント普通株式64株を割当交付する。太平洋セメントは、日本大手のセメントメーカー。セメント事業、資源・環境事業や、建材・建築土木事業などを行っている。小

太平洋セメント、デンカのセメント販売事業を譲受け

太平洋セメント株式会社(5233)は、デンカ株式会社(4061)のセメント販売事業を承継する子会社を、譲り受ける。太平洋セメントは、日本大手のセメントメーカー。資源・環境事業や、建材・建築土木事業などを行っている。デンカは、総合化学品メーカー。有機系・無機系素材、電子材料、機能・加工製品の製造販売を行っている。新潟県糸魚川市内に青海工場を持ち、合成ゴムや石灰窒素肥料などに加えセメント製造をしている

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A・資本業務提携・業務提携」に関連するコラム

資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

経営・ビジネス
資本提携とは?業務提携との違いやメリット・デメリットをわかりやすく解説

企業の競争力を強化するために、一社単独ではなく、複数の企業がそれぞれ持つ経営資源を提供し合い、複合的なシナジー効果を目指す場合があります。このような形態の一つが、資本提携です。本記事では、資本提携の概要、メリットやデメリット、主な流れについて解説します。この記事のポイント資本提携は、企業が資金や技術を提供し合い提携関係を築く手法。一方の企業が相手企業の株式を取得して提携関係を築くケースが一般的。資

インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

広報室だより
インドネシアで人気のお菓子“TRICKS”がM&Aで日本に上陸(記者発表会見レポート)

焼き菓子や珍味類の製造販売を行う銀の汐や、高級米菓の製造販売を行う三州製菓などをグループに持つミクシオホールディングス株式会社(本社:広島県呉市)が、インドネシアの上場会社で多くのヒット製品を持つ菓子メーカー「TAYSBAKERS」との資本業務提携を締結し、「TAYSBAKERS」の主力商品である“TRICKS”の日本独占輸入販売権を取得しました。2023年10月24日(火)に、両社が日本M&Aセ

【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

広報室だより
【セミナーレポート】製造業の高収益化セミナー 求められる3つのキーワードとは

日本M&Aセンター、日刊工業新聞社共催「事業承継&高収益化戦略セミナー」が2021年12月に東京と大阪の2会場においてハイブリット形式(対面とオンライン)で行われました。製造業の高収益化と事業承継をテーマに、製造業に精通した日本M&Aセンターのコンサルタントが講師となって、中堅・中小企業の経営者向けに経営戦略のヒントを、事例を交えながら紹介しました。東京会場では、日本M&Aセンターダイレクトマーケ

業務提携とは?資本提携やM&Aとの違いを解説

M&A全般
業務提携とは?資本提携やM&Aとの違いを解説

Bold企業は、競争力の強化や市場拡大、イノベーションの促進、リスクの分散などを実現するために、業務提携を積極的に活用しています。本記事では、業務提携の概要、メリット、リスクや注意点、円滑に進めるためのポイントについてご紹介します。この記事のポイント業務提携の目的にはコスト削減や生産性向上があり、各企業の強みを活かしてシナジー効果を創出する。業務提携は資本移動を伴わず、業務委託とは異なり、双方の成

【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

広報室だより
【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

富永商事ホールディングス(青果卸)がFreshmartSingapore(青果輸入卸)の一部株式を譲受け青果卸の富永商事ホールディングス株式会社(本社:兵庫県南あわじ市/代表取締役社長:富永浩司)は、シンガポールの青果輸入卸「FreshmartSingaporePteLtd」(本社:PandanLoop,Singapore/ManagingDirector:KohChoonKiat)をクロスボーダ

クロスボーダーM&Aとは?手法やメリット・デメリット、流れを具体的に解説

海外M&A
クロスボーダーM&Aとは?手法やメリット・デメリット、流れを具体的に解説

新しい市場への進出や事業の拡大を目指し、多くの企業がクロスボーダーM&A(海外M&A)に取り組んでいます。クロスボーダーM&A活況の流れは、近年中堅・中小企業にも幅広く及んでおり、新たな市場を目指してあらゆる企業がチャレンジしています。特にASEAN地域の企業とのM&Aの増加傾向は顕著です。しかし、海外とのM&Aについては経験やノウハウが少ない、あるいは全くない企業が大多数であるのが実態です。そこ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード