会社売却先シミュレーション

リゾートトラストと三井物産とのJVであるiMedical、遠隔画像診断支援事業会社の全株式取得へ

更新日:

リゾートトラスト株式会社(4681)と三井物産株式会社(8031)の合弁会社で、リゾートトラストの連結子会社であるiMedical(東京都港区)は、株式会社LSIメディエンス(東京都千代田区)が保有する遠隔画像診断支援事業会社である株式会社ダイヤメディカルネット(東京都板橋区)の全株式を取得する株式譲渡契約を締結した。

三井物産は、鉄鋼製品、金属資源、エネルギー、プロジェクト、モビリティ、化学品、食料、流通事業、ヘルスケア・サービス事業、ICT事業、コーポレートディベロップメントの各分野において、全世界に広がる営業拠点とネットワーク、情報力などを活かし、多種多様な商品販売とそれを支えるロジスティクス、ファイナンス、さらには国際的なプロジェクト案件の構築など、各種事業を多角的に展開している。

リゾートトラスト株式会社は、会員権事業、ホテルレストラン事業、ゴルフ事業、メディカル事業を展開している。

連結子会社のiMedicalは、最先端のICT技術を通じて、医療機関向けにより高い質のサービスを提供、健診機関向けソリューションと遠隔読影サービスを主業としている。

本件M&Aにより、iMedicalは、短期的には傘下の遠隔画像診断支援事業間でのグループシナジーの創出・経営の効率化を図る。また、中長期では、専門医による画像診断に読影支援AI等のICT 技術を積極的に活用していくことで、遠隔画像診断支援業務の更なる質の向上/大幅な効率化を目指す。今後も同業他社及び周辺事業者との更なる資本・業務提携を進めることにより、遠隔画像診断支援市場の更なる発展及び医療サービスの向上を目指す。

・今後のスケジュール
株式譲渡実行日 2021年3月1日

ホテル・旅館業界のM&A・事業承継の動向はこちら

リゾートトラストに関連するM&Aニュース

リゾートトラスト子会社のハイメディック、フレアスから訪問看護ステーション事業を譲受け

リゾートトラスト株式会社(4681)の連結子会社であるハイメディック株式会社(東京都渋谷区)は、株式会社フレアス(7062)から、事業の一部を譲り受けることを決定した。ハイメディックは、医療機関委嘱での医療施設の建設・運営、会員制医療施設利用会員権販売、介護付有料老人ホームの経営、サービス付き高齢者向け住宅の経営等を行っている。フレアスは、マッサージ直営事業、マッサージフランチャイズ事業、施設系介

リゾートトラスト、連結子会社のRTCCを吸収合併へ

リゾートトラスト株式会社(4681)は、連結子会社であるRTCC株式会社(愛知県名古屋市)の吸収合併を決定し、合併契約を締結した。リゾートトラストを存続会社、RTCCを消滅会社とする吸収合併方式で、RTCCは効力発生日をもって解散する。リゾートトラストは、会員制ホテル・ゴルフ場の建設・運営、ホテル会員権等の販売、メディカル事業等を行っている。RTCCは、旅行業を行っている。リゾートトラストは、RT

リゾートトラスト(4681)、滋賀の高級老人ホーム「アクティバ琵琶」運営事業を会社分割スキームで傘下へ

リゾートトラスト(4681)は、ユニマットリタイアメント・コミュニティ(9707)の運営する介護付き有料老人ホーム「アクティバ琵琶」に関する事業を新設分割によりアクティバ株式会社(滋賀県大津市)に承継させ、その全株式を取得する。リゾートトラストグループは、有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅などを展開するシニアライフ事業の拡大に取り組んでいる。「アクティバ琵琶」は、滋賀県で代表的な高級老人ホ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

買収されるとどうなる?生じる変化とは企業買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されますが、中小企業のM&Aでは株式譲渡のスキームで、会社の法人格がそのまま存続するケースが一般的です。譲受け企業(買い手)の方針にもよりますが、会社の法人格だけでなく、事業用の機械設備、取引先、顧客、従業員などもそのまま引き継がれるケースが多く見られます。友好的買収がほとんどを占める中小企業のM&A

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード