株価算定シミュレーション

サンケン電気、子会社サンケン電設の全株式をGSユアサに譲受へ

更新日:

サンケン電気株式会社(6707)は、パワーシステム事業のうち社会システム事業を、吸収分割の方法により子会社であるサンケン電設株式会社(埼玉県川越市)に承継させた上で、サンケン電設の発行済全株式を株式会社GSユアサ(京都府京都市)に譲渡することを決定した。
譲渡価額は、概算4,800百万円。

サンケン電気は、電気機械器具の製造および売買、電気工事・電気通信工事その他前号に付帯する建設工事、前各号に付帯する一切の業務を行っている。

GSユアサは、株式会社ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674)のグループ企業で、自動車用・産業用各種電池、電源システム、受変電設備、照明機器、紫外線応用機器、その他電気機器の製造・販売を行っている。

本件により、サンケン電気は、主力の半導体デバイスとパワーモジュールに経営リソースを集中させることで、一層の競争力強化や経営効率向上を推進させ、今後の更なる成長目指す。

・今後のスケジュール
吸収分割契約締結日 2020年11月6日
吸収分割効力発生日 2021年2月1日
株式譲渡実行日 2021年4月1日

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

ジーエス・ユアサ コーポレーションに関連するM&Aニュース

サンケン電気、GaN系半導体エピ基板開発の子会社パウデックを吸収合併

サンケン電気株式会社(6707)は、完全子会社である株式会社パウデック(栃木県小山市)を合併することを決定した。サンケン電気を存続会社とし、パウデックを消滅会社とする吸収合併方式で、パウデックは解散する。サンケン電気は、半導体デバイス等の電子部品の製造・販売等を行っている。パウデックは、GaN系半導体エピ基板及びGaN結晶成長の開発・生産等を行っている。2025年4月1日にサンケン電気が買収した。

サンケン電気、窒化ガリウムエピタキシャル技術保有のパウデックを買収

サンケン電気株式会社(6707)は、株式会社パウデック(栃木県小山市)の株式取得を決定した。サンケン電気は、電子部品・デバイス・電子回路の製造および販売、電気機械器具の製造および販売等を行っている。パウデックは、独自の窒化ガリウム(以下:GaN)エピタキシャル技術を保有。GaN系半導体エピ基板及びGaN結晶成長の開発・生産、GaN系パワーデバイス開発受託を行っている。目的パワー半導体の市場規模は拡

ジーエス・ユアサ コーポレーション、グループの事業再編について発表

株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション(6674)の連結子会社である株式会社GSユアサ(京都府京都市)は、三菱商事株式会社(8058)および三菱自動車工業株式会社(7211)が保有する株式会社リチウムエナジージャパン(滋賀県栗東市、以下「LEJ」)の株式を取得し合弁解消を行うこと、ならびにGSユアサがLEJの事業を譲り受け、LEJを解散および清算することを決定した。GSユアサは、自動車用・産業用

サンケン電気の米国傘下、Crocus Technology International の全株式取得へ

サンケン電気株式会社(6707)の連結子会社であるAllegroMicroSystems,Inc.(米国ニューハンプシャー州、以下アレグロ)は、CrocusTechnologyInternationalCorporation(以下クロッカス)の全株式取得に係る契約を、現地時間2023年8月7日付で締結した。アレグロは、半導体デバイス製品の開発、製造および販売を行っている。クロッカスは、産業用、車載

ジーエス・ユアサコーポレーション(6674)、トルコの鉛蓄電池製造販売会社の株式を取得

株式会社ジーエス・ユアサコーポレーション(6674)の連結子会社である株式会社GSユアサ(京都市)は、自動車用、フォークリフト用及び据置鉛蓄電池の製造・販売を行なっているトルコ共和国のInciAkuSanayiveTicaretAnonimSirketi(Inci社)の発行済株式の50%を取得することを決定し、既存株主であるInciHoldingAnonimSirketi他との間で本件に関する株式

この記事に関連するタグ

「吸収分割・事業譲渡・会社分割・選択と集中」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

M&A全般
事業売却とは?会社売却との違いやメリット・デメリット、税金について解説

事業売却は、企業が特定の事業部門や資産を他の企業に譲渡するプロセスであり、戦略的な再編成や資金調達の手段として広く利用されています。この手法は、企業が不採算部門を整理し、主力事業へ経営資源を集中するなど、事業戦略の見直しを行う場面で活用されます。本記事では、事業売却のメリットやデメリット、手続きについてご紹介します。この記事のポイント事業売却の目的は資金調達、事業ポートフォリオの見直し、事業承継な

分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

M&A全般
分社化とは?子会社化との違い、メリット・デメリットを解説

分社化は、企業が成長を遂げるための重要な戦略の一つです。特に、複雑なビジネス環境においては、柔軟性や迅速な意思決定が求められます。本記事では、分社化の概要、メリットやデメリットについて整理し、実際に分社化する際のポイント等について詳しく解説します。この記事のポイント分社化は、企業が事業の一部を切り離して独立した会社を設立する手法であり、業務効率向上や新規事業参入を目的とする。分社化には会社分割や事

会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

M&A実務
会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

会社分割とは、企業が事業の全てもしくは一部を切り離して別の会社に承継させるM&A手法の1つです。主に「新設分割」と「吸収分割」の2種類があります。本記事では会社分割の概要、種類、メリット・注意点についてご紹介します。この記事のポイント会社分割には新設分割と吸収分割があり、新設分割は新会社に事業を移転し、吸収分割は既存会社に事業を移転する。どちらも義務や権利が移転先に引き継がれる。会社分割のメリット

スピンアウトとは?スピンオフとの違いやメリット・注意点・事例まで詳しく解説

経営・ビジネス
スピンアウトとは?スピンオフとの違いやメリット・注意点・事例まで詳しく解説

スピンアウトとは?スピンアウトとは、企業が特定の子会社や事業を切り離し、新たな会社として独立させる言葉として、ビジネスの場面で用いられます。親会社との資本関係を解消するため、新会社は完全な独立企業になる点が特徴です。親会社の従業員がアイデアを形にするため独立して起業する場合や、親会社が不採算事業を売却したい場合などに実行されます。国内外では、大手企業から優秀な社員がスピンアウトするケースが近年よく

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード