会社売却先シミュレーション

川金HD(5614)、東理HD(5856)より福島のダイカスト製造会社を譲受け

更新日:

川金ホールディングス(5614)は東理HD(5856)より、株式会社東京理化工業所(福島県白河市)の株式を新たに取得し、子会社化することを決定した。
取得価額は76百万円。議決権所有割合は、95.0%となる。

東京理化工業所は、アルミダイカストの先進メーカーとして、自動車、通信機器、事務機器など、多品種の製造・加工が可能な高い技術力を持っていて、ナノキャストの新規分野にも進出している。

川金HDグループは、素形材事業において、永年培ってきた技術力と現場力を活かし、産業機械用部品や自動車部品などで新しい材質や形状の鋳造、加工に取り組んでいる。

本件により、川金HDは、両者の技術領域を相互に拡大し、付加価値の高い分野への供給能力を高めるとともに、アルミダイカストをラインナップに加えることにより、提供できる材質や形状をさらに拡充させ、より包括的な受注活動を目指す。

●今後のスケジュール
株式譲渡実行日 平成28年10月1日

鉄鋼・金属製品製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

川金ホールディングスに関連するM&Aニュース

エルアイイーエイチ、学習塾・教育機関用教材販売子会社の創研をマナビバに売却

株式会社エルアイイーエイチ(5856)は、連結子会社である株式会社創研(大阪府大阪市)の全株式を、株式会社マナビバ(東京都中央区)に譲渡することを決定した。創研は、学習塾・教育機関用教材の販売を行っている。マナビバは、各種セミナー、研修会、勉強会等の企画、開催、運営および管理を行っている。背景・目的エルアイイーエイチは、2025年9月に「改善計画・状況報告書」を公表し、グループ全体の健全性および効

エルアイイーエイチ、フェニックス・エンターテイメント・ツアーズを株式交換により完全子会社化へ

株式会社エルアイイーエイチ(5856)は、エルアイイーエイチを株式交換完全親会社、株式会社フェニックス・エンターテイメント・ツアーズ(東京都港区、以下:フェニックス社)を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決定し、両社間で株式交換契約を締結した。本株式交換の実施に伴い、フェニックス社がエルアイイーエイチの完全子会社になることにより、エルアイイーエイチグループが新たに旅行事業を開始する。エル

エルアイイーエイチ、障害者就労支援施設運営のMAGパートナーズを株式交換により完全子会社化へ

株式会社エルアイイーエイチ(5856)は、エルアイイーエイチを株式交換完全親会社、MAGパートナーズ株式会社(千葉県松戸市)を株式交換完全子会社とする株式交換を行うことを決定し、両社間で株式交換契約を締結した。本株式交換に伴い、MAGパートナーズの子会社であるづくり株式会社(神奈川県藤沢市)及び株式会社京竹(千葉県市川市)が新たにエルアイイーエイチの子会社(孫会社)に該当することとなる。また、MA

エルアイイーエイチ、エス・サイエンスより「なごみ設計」を譲受け

株式会社エルアイイーエイチ(5856)は、株式会社エス・サイエンス(5721)より株式会社なごみ設計(神奈川県横浜市)の全株式を取得することについて決議した。エルアイイーエイチは、グループにて食品流通、酒類製造、教育関連の事業を展開する持株会社。エス・サイエンスは、ニッケル事業、不動産事業を行っている。なごみ設計は、建築工事業を行っている。株式の取得の理由なごみ設計の収益体制を取り入れると共に、エ

G‐7ホールディングス、エルアイイーエイチの子会社「業務スーパー」運営のボン・サンテを買収

株式会社G‐7ホールディングス(7508)は、2024年5月13日開催の取締役会において、株式会社エルアイイーエイチ(5856)が所有する株式会社ボン・サンテ(東京都葛飾区)の全株式を取得し、子会社化することについて決議し、エルアイイーエイチとの間で株式譲渡契約書を2024年5月14日付で締結する予定となった。G‐7ホールディングスは、傘下の各事業会社をサポート・管理する持株会社。子会社を通じフラ

この記事に関連するタグ

「株式譲渡」に関連するコラム

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

M&A全般
株式譲渡とは?M&Aにおける流れ、税金をわかりやすく解説

株式譲渡は、代表的なM&A手法の1つであり、企業の成長戦略や資本政策において重要な役割を果たします。本記事では、株式譲渡の概要やメリット、デメリット、実務上のポイントなどをわかりやすく解説します。この記事のポイント売り手側のメリットには会社の存続、手続きの簡便さ、税金の優遇がある一方、全株主の同意が必要な点に注意。買い手側のメリットには包括的に許認可も引き継げる点などが挙げられるが、買収資金や簿外

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

M&A全般
買収されるとどうなる?会社の存続や社員にもたらす変化とは

買収されるとどうなる?生じる変化とは企業買収されると、会社の存続のほか、社員や取引先への影響が懸念されますが、中小企業のM&Aでは株式譲渡のスキームで、会社の法人格がそのまま存続するケースが一般的です。譲受け企業(買い手)の方針にもよりますが、会社の法人格だけでなく、事業用の機械設備、取引先、顧客、従業員などもそのまま引き継がれるケースが多く見られます。友好的買収がほとんどを占める中小企業のM&A

「株式譲渡」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード