会社売却先シミュレーション

アシックス(7936)、フィットネス・トラッキング・アプリ運用の米国FitnessKeeper, Inc.を子会社化

更新日:

株式会社アシックス(7936)は、米国FitnessKeeper, Inc.(FitnessKeeper社)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。
アシックスが本取引のために設立した新会社(デラウェア州)が、FitnessKeeper社との間で現金を対価として合併(逆三角合併)する方法により実施する。取得価額は約102億円。

アシックスは、グローバル展開拡大に向け、デジタルマーケティングによる女性や若年層の顧客増加に取り組んでいる。
FitnessKeeper社は、ランニングをはじめ、ウォーキング、サイクリングなどの運動を追跡・記録するフィットネス・トラッキング・アプリ「Runkeeper」を運用しており、米国を中心に全世界で3,300万人を超える登録会員をもつ。

スマートフォン市場の成長に伴い、拡大が予想されるフィットネス・トラッキング・アプリ市場において、「Runkeeper」のグローバル市場で高い認知度を有するブランド及び世界に広がるユーザー層を取り込み、アシックスの技術とものづくりとの統合により、企業価値向上を目指す。

●今後のスケジュール
株式取得日 平成28年3月上旬

その他の製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

アシックスに関連するM&Aニュース

アシックス、タイのマラソン大会登録サイト運営のThaidotrunを買収

株式会社アシックス(7936)は、ThaidotrunCo.,Ltd.(タイ)の発行済株式の全てを取得し、子会社化することを決定した。アシックスは、各種スポーツ用品等の製造および販売を行っており、自社ブランド「アシックス」やファッションブランドの「オニツカタイガー」などを展開している。Thaidotrunは、タイを中心にレース登録プラットフォームサービスを提供している。背景・目的アシックスは、ラン

アシックス、スペインのマラソン大会登録サイト運営のDeporticketを買収

株式会社アシックス(7936)は、DPTKINNOVACIONYTECHNOLOGIASL(スペイン、以下:Deporticket)の発行済株式の全てを取得し、子会社化することを決定した。アシックスは、各種スポーツ用品等の製造および販売を行っており、自社ブランド「アシックス」やファッションブランドの「オニツカタイガー」などを展開している。Deporticketは、スペインを中心にレース登録プラット

アシックス、スウェーデンのアウトドア・用品メーカーHaglöfs ABの全株式をLionRock Capital Aspire (HK) Limitedに譲渡

株式会社アシックス(7936)は、2023年12月15日開催の取締役会において、保有するHaglöfsAB(ホグロフスAB)(スウェーデン、以下「Haglöfs」)の発行済株式の全てをLionRockCapitalGPLimitedが最終的に管理・運営するファンドLionRockCapitalAspireLimited保有の特別目的会社LionRockCapitalAspire(HK)Limite

アシックス、投資子会社が英Valkyrie Industriesに出資

株式会社アシックス(7936)は、投資子会社であるアシックス・ベンチャーズ株式会社(兵庫県神戸市)が、ValkyrieIndustriesLimited(英国、以下ValkyrieIndustries)に出資した。アシックスは、スポーツシューズの大手日本企業。各種スポーツ用品等の製造・販売を行っている。グローバルに展開しており、売上高の約70%は海外売上が占める。アシックス・ベンチャーズは、スター

アシックス、欧州におけるランニングイベントの登録・決済プラットフォーム提供の仏njuko SASを子会社化

株式会社アシックス(7936)は、njukoSAS(フランスビダール、以下ニューコ)の発行済株式の全てを取得し、子会社化することとした。アシックスは、スポーツシューズの大手日本企業。各種スポーツ用品等の製造・販売を行っている。グローバルに展開しており、売上高の約70%は海外売上が占める。ニューコは、欧州を中心にランニングイベントの登録・決済プラットフォームを提供するフランス企業。複数の言語、通貨、

この記事に関連するタグ

「株式譲渡・合併・クロスボーダーM&A」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡契約書の基本

本記事では、クロスボーダーM&Aのスキームとして一般的な株式譲渡の場合に締結される株式譲渡契約書(英語ではSPA、SharePurchaseAgreementやStockPurchaseAgreementと表記されます。)について解説します。株式譲渡契約書(SPA)の一般的な内容一般的な株式譲渡契約書は概ね以下のような項目で構成されていることが多いです。売買の基本事項クロージング及びクロージング条

クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

海外M&A
クロスボーダーM&Aにおける株式譲渡の基本 ~法務~

この記事では、クロスボーダーM&Aの手法として用いられることの多い株式譲渡について、基本的な事項をご紹介させていただきます。クロスボーダーM&Aとは日本企業が外国企業を譲り受けるIn-OutM&Aと外国企業が日本企業を譲り受けるOut-InM&Aを、国境をこえて行われるM&Aということで、クロスボーダーM&Aと呼びます。海外M&Aという呼ばれ方をする場合もあります。@sitelink株式譲渡とは株

M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&A全般
M&Aが失敗する要因とは?対処法や事例も紹介

M&Aの失敗には、投資対効果の未達、のれんの減損損失、デューデリジェンスの不備、人材流出などがあります。原因や失敗事例を通して、対策法を解説します。M&Aは企業成長を加速させる成長戦略の一つですが、必ずしも期待どおりの効果が得られるとは限りません。当初の目標を下回り、失敗とみなされるケースもあります。M&Aを成功に導くには、失敗事例を知って対策を講じることが不可欠です。本記事では、M&Aが失敗とみ

企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

M&A全般
企業買収とは?買収スキームやメリット・デメリットを解説

事業承継や業界再編への対応策として、企業買収の動きは今後ますます加速することが考えられます。本記事では、企業買収の基礎を整理した上で、その種類やメリット・デメリット、具体的な流れなどについて解説します。この記事のポイントM&Aによる企業買収は、経営陣が他社の株式を取得し、経営権を獲得する手法で、目的には競争力強化や事業多角化がある。企業買収には友好的買収と同意なき買収があり、前者は経営陣との合意を

「株式譲渡・合併・クロスボーダーM&A」に関連する学ぶコンテンツ

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード