化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&Aニュース一覧

大陽日酸、レゾナックから排ガス処理装置事業を買収へ

日本酸素ホールディングスグループの大陽日酸株式会社(東京都品川区)は、株式会社レゾナック(東京都港区)との間で、レゾナックグループが日本および台湾において営む排ガス処理装置事業(以下:本事業)の譲受について、2024年12月24日に合意した(以下:本契約)。本契約に定める前提条件が満たされることを条件とし、2025年6月の完了を予定している。本契約は、①レゾナックの本事業を、同社の完全子会社である

旭化成、子会社の旭化成エポキシを合併へ

旭化成株式会社(3407)は、完全子会社である旭化成エポキシ株式会社(東京都千代田区)を吸収合併することを決定した。旭化成を存続会社とする吸収合併方式で、旭化成エポキシは解散する。旭化成は、総合化学事業を展開している。旭化成エポキシは、エポキシ樹脂・エポキシ樹脂用硬化剤の製造を行っている。目的本合併により、事業運営の効率化を図る。日程実施予定日(効力発生日):2026年4月1日(予定)

三井化学、DNAチップ研究所に対しTOB実施

三井化学株式会社(4183)は、株式会社DNAチップ研究所(2397)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。DNAチップ研究所は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、DNAチップ研究所は上場廃止となる見通し。三井化学は、ライフ&ヘルスケア・ソリューション事業、モビリティソリューション事業、ICTソリューション事業、ベーシック&グリーン・マテリアルズ事業を行って

住友化学、子会社の住友ケミカルエンジニアリングの株式66.6%をJFEエンジニアリングに売却へ

住友化学株式会社(4005)は、完全子会社である住友ケミカルエンジニアリング株式会社(千葉県美浜区)の株式の一部(66.6%)をJFEエンジニアリング株式会社(東京都千代田区)へ譲渡することを決定した。これにより、住友化学の連結決算においてその他の営業収益を、また、個別決算について特別利益をそれぞれ計上する見込み。本株式譲渡後、住友ケミカルエンジニアリングは住友化学の連結子会社を外れ、持分法適用会

神戸物産、ADEKA子会社の上原食品工業を買収へ

株式会社神戸物産(3038)は、株式会社ADEKA(4401)の連結子会社である上原食品工業株式会社(東京都荒川区)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。神戸物産は、業務スーパーをはじめ小売から製造まで「食」に関わる事業を展開している。上原食品工業は、70年にわたり製パン・製菓用のフラワーペースト、バタークリーム、餡類およびレトルト調理食品を製造している。目的本件M&Aにより、関東方面にお

ダイト、子会社の医療用医薬品原薬製造の大和薬品工業を吸収合併へ

ダイト株式会社(4577)は、完全子会社の大和薬品工業株式会社(富山県富山市)を吸収合併することを決定した。ダイトを存続会社、大和薬品工業を消滅会社とする吸収合併方式。ダイトは、医薬品原薬及び製剤の製造販売及び仕入販売、製造受託、並びに健康食品他の販売を行っている。大和薬品工業は、ダイト及び外部の顧客向けに、医療用医薬品の原薬の製造業務を行っている。目的ダイトの強みである「原薬から製剤までの一貫生

カネカ、イスラエルの医療機器の開発・製造のESM社を買収

株式会社カネカ(4118)は、EndoStreamMedicalLtd.(イスラエル、以下:ESM社)の株式96.8%を2024年12月23日に取得し、子会社化した。カネカは、大手総合化学メーカーで、化成品、機能性樹脂、発泡樹脂製品、食品、医薬品、医療機器、電子材料、太陽電池、合成繊維などの製造及び販売、建築工法のライセンス及び建築資材の販売を行っている。ESM社は、脳血管疾患分野で革新的な技術を

第一工業製薬、子会社の四日市合成に一部事業を承継

第一工業製薬株式会社(4461)は、第一工業製薬の「特殊ポリエーテルおよび関連材料」事業を、会社分割(吸収分割)により、100%連結子会社である四日市合成株式会社(三重県四日市市)に承継させることを決定した。第一工業製薬を分割会社とし、四日市合成を承継会社とする吸収分割方式。第一工業製薬は、界面活性剤を始めとする各種工業用薬剤や、健康食品などのライフサイエンス関連製品の製造・販売を行っている。四日

第一工業製薬、子会社ゲンブの一部事業を承継

第一工業製薬株式会社(4461)は、会社分割(吸収分割)により、同社100%連結子会社であるゲンブ株式会社(京都市下京区)の「産業用、業務用脱臭剤および関連材料」事業を同社に承継させることを決定した。ゲンブを分割会社とし、第一工業製薬を承継会社とする吸収分割方式。第一工業製薬は、界面活性剤を始めとする各種工業用薬剤や、健康食品などのライフサイエンス関連製品の製造・販売を行っている。ゲンブは、石鹸、

出光興産によるアグロ カネショウへのTOBが成立

出光興産株式会社(5019)による、アグロカネショウ株式会社(4955)の公開買付け(TOB)が、2024年12月24日をもって終了した。応募株券等の総数(11,135,303株)が買付予定数の下限(8,077,300株)以上となったため成立している。アグロカネショウは、東京証券取引所スタンダード市場に上場しているが、所定の手続を経て上場廃止となる見込み。2024年12月30日(公開買付けの決済の

住友化学、中国の大型液晶ディスプレイ用偏光フィルム事業を売却へ

住友化学株式会社(4005)は、中国における大型液晶ディスプレイ(LCD)用偏光フィルム事業を、湖北利友光電科技有限公司(中国湖北省)に譲渡することを決定した。住友化学は、総合化学メーカー。石油化学品、機能材料、光学製品などの製造・販売を行っている。湖北利友光電科技は、大型LCD用偏光フィルムの生産および販売を行っている。湖北三利譜光電科技有限公司と北京梧桐投樹嘉豊企業管理コンサルティング有限公司

住友化学、中国のポリプロピレンコンパウンド事業会社2社を譲渡

住友化学株式会社(4005)は、ポリプロピレンコンパウンド事業会社である珠海住化複合塑料有限公司(中国広東省)及び大連住化複合塑料有限公司(中国遼寧省)の株式の全持分を、仕天材料科技有限公司(中国広東省)に譲渡したことを発表した。珠海住化複合塑料は、ポリプロピレンコンパウンドの製造・販売を行っている。大連住化複合塑料は、ポリプロピレンコンパウンド、熱可塑性エラストマーの製造・販売を行っている。仕天

住友ファーマ、再生・細胞医薬事業の再編を発表

住友ファーマ株式会社(4506)は、再生・細胞医薬事業(以下:本事業)について、住友化学株式会社(4005)、株式会社RACTHERA(東京都中央区)およびS-RACMO株式会社(大阪府吹田市。住友ファーマと住友化学の合弁会社)との間で、再編を行うことを決定した。住友ファーマは、医療用医薬品等の製造および販売等を行っている。再編内容①住友ファーマの本事業を分割し、RACTHERAおよびS-RACM

日本触媒、脂質ナノ粒子製造などのライラックファーマを買収

株式会社日本触媒(4114)は、ライラックファーマ株式会社(北海道札幌市)の全株式を2024年12月9日付で取得し、100%子会社化した。日本触媒は、自社開発の触媒技術を核としてグローバルに活動する化学メーカー。紙おむつに使われ、世界1位のシェアを誇る高吸水性樹脂(2024年日本触媒調べ)やリチウムイオン電池材料などを提供している。ライラックファーマは、北海道大学発のスタートアップ企業で、脂質ナノ

ニイタカ、中国子会社の新高(江蘇)日用品を嘉德生物科技(江蘇)に譲渡

株式会社ニイタカ(4465)は、2023年12月25日付けにて適時開示した連結子会社の清算もしくは売却に関し、連結子会社である新高(江蘇)日用品有限公司(中国・江蘇省、以下:江蘇社)について、ニイタカの全出資持分を嘉德生物科技(江蘇)有限公司(中国・江蘇省、以下:嘉德社)に譲渡することを決定した。江蘇社は、固形燃料、洗剤洗浄剤の製造を行っている。嘉德社は、日用化学品の製造を行っている。背景・目的ニ

住友ベークライト、プラスチック資材を扱う子会社間にて合併を実施へ

住友ベークライト株式会社(4203)の子会社である株式会社ソフテック(大阪府東大阪市)と西部樹脂株式会社(福岡県福岡市)は、ソフテックを存続会社、西部樹脂を消滅会社とする合併を決定した。両社が培ってきた経験やノウハウを融合させ、経営資源を最大限に活用し、企業としての競争力強化を図る。ソフテックと西部樹脂ともに、各種プラスチック資材の加工・販売、店舗用資材・建築資材の販売等を行っている。合併時期:2

多木化学、酵素剤メーカーの洛東化成工業の56.3%の株式取得

多木化学株式会社(4025)は、洛東化成工業株式会社(滋賀県大津市)の株式の56.3%を取得、子会社化することを決定し、2024年12月2日に主要株主との間で株式譲渡契約を締結した。多木化学は、アグリ事業、化学品事業、不動産事業を行っている。洛東化成工業は、受託を含む菌体微生物の培養や繊維向け糊抜剤を中心とした酵素剤のメーカー。微生物培養、各種酵素剤の製造・販売を行っている。目的多木化学グループは

住友化学、日本メジフィジックスの全保有株式を英国GEヘルスケア・リミテッドへ譲渡へ

住友化学株式会社(4005)は、連結子会社である日本メジフィジックス株式会社(東京都江東区)の保有株式の全てを、GEヘルスケア・テクノロジーズ・インク(米国イリノイ州、以下:GEヘルスケア)の子会社であるGEヘルスケア・リミテッド(英国バッキンガムシャー)に譲渡することを決定した。なお、株式譲渡の実施時期は、2025年3月31日を予定している。本株式譲渡に伴い、住友化学の連結決算においてその他の営

住友化学、カプロラクタム製造技術を化学品商社のハイケムに譲渡

住友化学株式会社(4005)およびハイケム株式会社(東京都港区)は、住友化学が保有する気相法ベックマン転移によるカプロラクタム製造技術(以下:本技術)に関する知的財産を、ハイケムに譲渡する契約を締結した。住友化学は、総合化学メーカーとして、アグロ&ライフソリューション部門、ICT&モビリティソリューション部門、アドバンストメディカルソリューション部門、エッセンシャル&グリーンマテリアルズ部門の4部

旭化成、旭化成エヌエスエネルギーを吸収合併

旭化成株式会社(3407)は、完全子会社である旭化成エヌエスエネルギー株式会社(宮崎県延岡市)を吸収合併することを決定した。旭化成を存続会社とする吸収合併方式で、旭化成エヌエスエネルギーは解散する。旭化成は、総合化学事業を行っている。旭化成エヌエスエネルギーは、熱電供給事業を行っている。延岡地区への電気・蒸気の供給および電力市場での販売を目的として、新日本製鐡株式会社(当時)との合弁会社として20

日本曹達、有機EL発光材料の量産体制構築に向けKyuluxと資本業務提携

日本曹達株式会社(4041)と株式会社Kyulux(福岡県福岡市)は、次世代有機EL発光材料である熱活性化遅延蛍光材料(以下:TADF)に関する量産体制構築に向け資本業務提携契約を締結した。日本曹達は、化学物質を取り扱う企業。独自の技術とノウハウを蓄積し、農薬、医薬品、特殊化学品など高機能・高付加価値の化学製品を提供している。Kyuluxは、有機ELディスプレイなどに用いる次世代有機EL発光材料の

出光興産、農薬メーカーのアグロカネショウをTOBで子会社化へ

出光興産株式会社(5019)は、アグロカネショウ株式会社(4955)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得すると発表した。アグロカネショウは、TOBに対して賛同を表明している。また、TOB完了後、アグロカネショウは上場廃止となる見通し。出光興産は、燃料油、基礎化学品、高機能材、電力・再生可能エネルギー、資源の各分野において、様々な分野のパートナー・顧客との信頼関係をベースに、多様なエネルギー

日本触媒、JSRの建築用防水材子会社のイーテックを買収

株式会社日本触媒(4114)は、株式会社イーテック(三重県四日市市)の株式を取得すること(以下、本取引)について、JSR株式会社(東京都港区)との間で合意し、株式譲渡契約を締結した。本取引実行に先立ち、イーテックからファイン事業を切り離し、JSRの子会社である新設会社に権利義務を承継させる吸収分割の実施を予定しており、日本触媒は、本吸収分割に必要な手続きの完了、独占禁止法に基づく当局の承認等を条件

三洋化成工業、子会社のSDPグローバルを吸収合併

三洋化成工業株式会社(4471)は、100%子会社であるSDPグローバル株式会社(東京都港区)を吸収合併することを決定した。三洋化成工業を存続会社とする吸収合併方式で、SDPは解散する。三洋化成工業は、機能化学品の製造販売を行っている。SDPグローバルは、高吸水性樹脂の製造販売を行っている。背景・目的2024年3月25日に公表した「子会社の事業撤退および特別損失の計上に関するお知らせ」において、S

エーアンドエーマテリアル、DIC子会社のDICデコールを買収

株式会社エーアンドエーマテリアル(5391)は、DIC株式会社(4631)から、DICデコール株式会社(埼玉県桶川市)の株式を取得し子会社化することを決定した。エーアンドエーマテリアルは、不燃建築材料の製造・販売及び工事の設計、工業用摩擦材・シール材、保温保冷断熱材、船舶用資材、防音材、伸縮継手他各種工業用材料・機器の製造及び販売、不動産賃貸収入等を行っている。DICデコールは、各種化粧板、建材塗

エア・ウォーター東日本、深沢ツールから高圧ガス・機械工具卸売事業を譲受け

エア・ウォーターグループの地域事業会社であるエア・ウォーター東日本株式会社(東京都港区)は、株式会社深沢ツール(岩手県滝沢市)より高圧ガスおよび機械工具の卸売事業を譲り受けた。エア・ウォーター東日本は、東北~中部エリアにおいて、産業ガスのトータルソリューションカンパニーとして高効率小型液化酸素・窒素製造装置「VSU」や充填所など、各地で生産拠点の整備を進め、産業・医療用ガスの安定供給を行っている。

住友化学、子会社の住化高純度ガスを吸収合併へ

住友化学株式会社(4005)は、完全子会社である住化高純度ガス有限会社(愛媛県新居浜市)の吸収合併を決定した。住友化学を存続会社とする吸収合併方式で、住化高純度ガスは解散する。住友化学は、総合化学メーカー。石油化学品や機能材料、光学製品などの製造・販売を行っている。住化高純度ガスは、酸素、窒素およびアルゴンガスの製造・販売を行っている。目的住化高純度ガスは、住友化学の愛媛工場等で使用する酸素、窒素

日本ペイントホールディングス、米化学企業AOC社を買収

日本ペイントホールディングス株式会社(4612)は、米国の化学品企業AOC,LLC(米国テネシー州)などを傘下とする持ち株会社LSF11A5TopCoLLC(米国テネシー州、以下:AOC社)の子会社化を発表した。日本ペイントホールディングスは、建築・構造物・自動車用などの塗料を製造する化学メーカー。AOC社は、コーティング周辺製品等向けの不飽和ポリエステルやビニルエステル等の配合設計・製造・販売を

信越ポリマー、子会社のキッチニスタを吸収合併

信越ポリマー株式会社(7970)は、100%子会社である株式会社キッチニスタ(茨城県筑西市)を、吸収合併することを決定した。信越ポリマーを存続会社とする吸収合併方式で、キッチニスタは解散する。信越ポリマーは、合成樹脂製品等の製造・販売を行っている。キッチニスタは、食品包装用ラップフィルムの製造・販売を行っている。目的今回の合併により、経営資源を集約し組織運営を一体化することで、経営の効率化を図り、

レゾナックHD、石油化学事業に関するグループ組織再編を発表

株式会社レゾナック・ホールディングス(4004、以下:レゾナックHD)は、レゾナックHD、株式会社レゾナック(東京都港区)、クラサスケミカル株式会社(大分県大分市)を当事者とするグループ組織再編を発表した。レゾナックHDは、グループ戦略立案およびグループ全体の統括管理を行っている。レゾナックは、半導体・電子材料、モビリティ部材、機能材料、化学品などの研究・開発・製造・販売を行っている。クラサスケミ

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