化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&Aニュース一覧

レゾナック、英子会社のF2 Chemicalsを売却

株式会社レゾナック(東京都港区)は、RcapitalPartnersLLP.(英国、以下:Rcapital)との間で、レゾナックの100%子会社であるF2ChemicalsLtd.(英国)を2025年6月30日付で売却することについて合意し、契約を締結した。レゾナックは、機能性化学メーカー。材料の機能設計に加え、自社内で原料にまでさかのぼり開発を進めている。F2Chemicalsは、欧州各国及びア

ライオン、調理関連品ブランドのリードを旭化成ホームプロダクツに売却

ライオン株式会社(4912)は、調理関連品ブランドの『リード』を旭化成ホームプロダクツ株式会社(東京都千代田区)へ譲渡することを決定し、事業譲渡契約書の締結を発表した。ライオンは、ハミガキ、ハブラシ、石けん、洗剤、ヘアケア・スキンケア製品、クッキング用品、薬品等の製造販売、海外現地会社への輸出を行っている。旭化成ホームプロダクツは、サランラップ®の販売、家庭用日用品関連商品の開発・販売等を行なって

三井化学、中国の持分法適用関連会社SSMCを中国石化上海高橋石油化工へ売却

三井化学株式会社(4183)は、持分法適用関連会社である上海中石化三井化工有限公司(中国上海市、以下:SSMC)の持分の全てを、中国石化上海高橋石油化工有限公司(中国上海市、以下:高橋石化)に譲渡することを決定した。SSMCは、フェノール及び誘導品の製造・販売(フェノール、アセトン、ビスフェノールA、クメン)を行っている。高橋石化は、石油化学事業を行っている。背景・目的三井化学グループでは、フェノ

ジャパンマテリアル、ロケット打上げ支援設備メーカーの飛鳥電気を買収へ

ジャパンマテリアル株式会社(6055)は、飛鳥電気株式会社(鹿児島県鹿児島市)の全株式を取得することを決定し、株主との間で株式譲渡契約を締結した。ジャパンマテリアルは、半導体や液晶の生産工程に不可欠なガス・超純水・薬品・電力・空調等の供給管理サービスを展開している。飛鳥電気は、人工衛星やロケット追跡設備の設計・検査および設備の運用・保守を行っている。目的本件M&Aを通じて、IT関連対応力の強化に繋

有沢製作所、同社創業家の資産管理会社を買収

株式会社有沢製作所(5208)は、2025年6月26日開催予定の第77回定時株主総会において、株主の承認を条件として、有限会社有沢建興(新潟県上越市)の株式を取得し、完全子会社化することを決定した。有沢製作所は、電子材料、産業用構造材料、電気絶縁材料、ディスプレイ材料などの製造・販売を行っている。有沢建興は、有沢製作所の創業家の資産管理会社。有価証券の売買、不動産の賃貸及び管理を行っている。背景・

川本産業、TOB成立で5月14日上場廃止

エア・ウォーター株式会社(4088)による、川本産業株式会社(3604)の公開買付けが2025年4月3日をもって終了、TOBが成立したことをうけ、2025年4月9日付の会社法第370条による決議(取締役会の決議に代わる書面決議)において、川本産業の特別支配株主であるエア・ウォーターによる川本産業株式に係る株式売渡請求の承認を受けた。川本産業の株式は、株式会社東京証券取引所の上場廃止基準に該当し、2

アイカ工業、株式交付を前提としたタカラインコーポレーションの買収に向け基本合意

アイカ工業株式会社(4206)は、株式会社タカラインコーポレーション(大阪府大阪市)の株式を取得することを目的とした基本合意書を締結することを決定した。なお、本株式取得は、アイカ工業を株式交付親会社、タカラインコーポレーションを株式交付子会社とする株式交付、あるいはその他両社で合意した方法によるものとする。アイカ工業は、化成品、建装建材の製造および販売を行っている。タカラインコーポレーションは、剝

日本酸素HD、タイの販売子会社を巴商会グループへ売却

日本酸素ホールディングス株式会社(4091、以下:日本酸素HD)は、東南アジア事業子会社であるTaiyoGasesCo.,Ltd.(タイ・バンコク)の保有全株式の譲渡を発表した。株式会社巴商会(東京都大田区)およびそのグループ会社(以下:巴商会グループ)と株式売買契約書を締結し、譲渡を完了している。TaiyoGasesは、液化石油ガス(LPG)、酸素・窒素等のセパレートガス等の販売を行っている。巴

クニミネ工業、子会社のクニミネマーケティングからペット事業を買収へ

クニミネ工業株式会社(5388)は、100%子会社であるクニミネマーケティング株式会社(千葉県浦安市)から、ペット事業を譲り受けることを決定した。クニミネ工業は、貴重な地下資源「ベントナイト」の採掘・製造・販売事業のほか、ファインケミカル、ライフサイエンス、化粧品の各分野で研究開発を推進するクレイサイエンス事業、農業分野に貢献するアグリ事業を展開している。クニミネマーケティングは、ペット事業、クニ

三井化学、DNAチップ研究所へのTOBが成立

三井化学株式会社(4183)による、株式会社DNAチップ研究所(2397)の公開買付け(TOB)が、2025年4月7日をもって終了した。応募株券等の総数(3,669,512株)が買付予定数の下限(3,119,000株)以上となったため成立している。DNAチップ研究所は、東京証券取引所スタンダード市場に上場しているが、所定の手続を経て上場廃止となる見込み。

エア・ウォーターによる川本産業へのTOBが成立

エア・ウォーター株式会社(4088)による、川本産業株式会社(3604)の公開買付け(TOB)が、2025年4月3日をもって終了した。応募株券等の総数(2,466,684株)が買付予定数の下限(960,100株)以上となったため成立している。川本産業は、東京証券取引所スタンダード市場に上場しているが、所定の手続を経て上場廃止となる見込み。

ナトコ、使用済み有機溶剤の蒸留精製事業の三丸化学を買収

ナトコ株式会社(4627)は、三丸化学株式会社(宮城県柴田郡)の株式を取得するための株式譲渡契約を締結し、子会社化することを決定した。ナトコは、塗料・インキ・合成樹脂・ファインケミカル製品の製造・販売及び関連商品の販売を行っている。三丸化学は、主に蒸留再生リサイクル事業を主業とし、電子気機器製造工程で発生する廃液を原料とした高純度リサイクル溶剤の生産技術・設備の他、優秀な技術者を有している。目的ナ

住友化学、韓国の無線通信モジュール企業を買収

住友化学株式会社(4005)は、韓国子会社の東友ファインケム株式会社を通じて、韓国の無線通信モジュール・ベンチャー企業であるHUCOMWIRELESS社(韓国、以下:ヒューコム)を買収した。住友化学は、総合化学メーカーで、石油化学品、機能材料、光学製品などの製造・販売を行っている。東友ファインケムは、次世代通信対応スマートフォンなど向けに、フィルム基材上に極微細金属配線を形成したシート状のアンテナ

オリエンタル白石、デンカリノテックをグループ系列会社化

オリエンタル白石株式会社(1786)は、株式会社デンカリノテックの発行済み株式の内51%(510株)を、デンカ株式会社(4061)から取得することを決定し、グループ系列会社にすることについて発表した。オリエンタル白石は、プレストレストコンクリートの建設工事・製造販売、ニューマチックケーソンの建設工事、補修補強の建設工事、耐震補強建築工事の設計・施工等を行っている。デンカリノテックは、コンクリート構

旭化成、THEグローバル社と業務資本提携

旭化成株式会社(3407)の子会社である旭化成ホームズ株式会社(東京都千代田区)は、株式会社THEグローバル社(3271)との間で、業務資本提携に関して合意し、契約を締結したことを発表した。旭化成ホームズは、戸建住宅事業、集合住宅事業等を行っている。THEグローバル社は、首都圏を中心に分譲マンションや収益物件の不動産開発などを行っている。目的旭化成ホームズグループは、従来から強みとしている地権者と

大日本塗料、神東塗料へのTOBが成立 子会社化へ

大日本塗料株式会社(4611)による、神東塗料株式会社(4615)の公開買付け(TOB)が、2025年3月10日をもって終了した。応募株券等の総数(13,992,700株)が買付予定数の下限(13,989,000株)に達し、かつ、買付予定数の上限(15,520,000株)を超えなかったため成立し、計約46%の株を取得した。本公開買付け及び本第三者割当増資の結果、2025年3月18日(本第三者割当増

住友化学、ベルギー化学大手サイエンスコ社の液晶ポリマー樹脂事業を買収

住友化学株式会社(4005)は、SyensqoSA/NV(ベルギー・ブリュッセル、以下:サイエンスコ社)の液晶ポリマー(以下:LCP)樹脂事業を買収したことを発表した。住友化学は、総合化学メーカーで、石油化学品、機能材料、光学製品などの製造・販売を行っている。サイエンスコ社は、スペシャリティケミカルの研究・開発・製造・販売を行っている。目的サイエンスコ社が手掛けるLCPは、高耐熱性に特長を有してお

エア・ウォーター、川本産業に対しTOB実施

エア・ウォーター株式会社(4088)は、川本産業株式会社(3604)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。川本産業は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、川本産業は上場廃止となる見通し。エア・ウォーターは、デジタル&インダストリー、エネルギーソリューション、ヘルス&セーフティー、アグリ&フーズ、グローバル&エンジニアリング等の事業を展開している。川本産業は、衛

三菱ケミカルG、田辺三菱製薬を5100億円で米べインに売却

三菱ケミカルグループ株式会社(4188)は、連結子会社である田辺三菱製薬株式会社(4508)を、BainCapitalPrivateEquity,LP(以下:ベインキャピタル)が投資助言を行う投資ファンドが間接的に株式を保有する特別目的会社である株式会社BCJ-94(東京都千代田区)の傘下に異動することを決定した。これに伴い、田辺三菱製薬並びに、同社の子会社であり三菱ケミカルグループの孫会社である

大日本塗料が神東塗料へTOB、子会社化へ

大日本塗料株式会社(4611)は、神東塗料株式会社(4615)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。神東塗料は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後も、神東塗料は上場(スタンダード市場)を維持する見通し。大日本塗料は、構造物・重防食用塗料や建築用塗料、自動車補修用塗料などの製造や販売を行っている。神東塗料は、合成樹脂塗料や顔料および電子機器、塗装設備などの製造・

大陽日酸、レゾナックから排ガス処理装置事業を買収へ

日本酸素ホールディングスグループの大陽日酸株式会社(東京都品川区)は、株式会社レゾナック(東京都港区)との間で、レゾナックグループが日本および台湾において営む排ガス処理装置事業(以下:本事業)の譲受について、2024年12月24日に合意した(以下:本契約)。本契約に定める前提条件が満たされることを条件とし、2025年6月の完了を予定している。本契約は、①レゾナックの本事業を、同社の完全子会社である

旭化成、子会社の旭化成エポキシを合併へ

旭化成株式会社(3407)は、完全子会社である旭化成エポキシ株式会社(東京都千代田区)を吸収合併することを決定した。旭化成を存続会社とする吸収合併方式で、旭化成エポキシは解散する。旭化成は、総合化学事業を展開している。旭化成エポキシは、エポキシ樹脂・エポキシ樹脂用硬化剤の製造を行っている。目的本合併により、事業運営の効率化を図る。日程実施予定日(効力発生日):2026年4月1日(予定)

三井化学、DNAチップ研究所に対しTOB実施

三井化学株式会社(4183)は、株式会社DNAチップ研究所(2397)の普通株式を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。DNAチップ研究所は、TOBに対して賛同を表明している。TOB完了後、DNAチップ研究所は上場廃止となる見通し。三井化学は、ライフ&ヘルスケア・ソリューション事業、モビリティソリューション事業、ICTソリューション事業、ベーシック&グリーン・マテリアルズ事業を行って

住友化学、子会社の住友ケミカルエンジニアリングの株式66.6%をJFEエンジニアリングに売却へ

住友化学株式会社(4005)は、完全子会社である住友ケミカルエンジニアリング株式会社(千葉県美浜区)の株式の一部(66.6%)をJFEエンジニアリング株式会社(東京都千代田区)へ譲渡することを決定した。これにより、住友化学の連結決算においてその他の営業収益を、また、個別決算について特別利益をそれぞれ計上する見込み。本株式譲渡後、住友ケミカルエンジニアリングは住友化学の連結子会社を外れ、持分法適用会

神戸物産、ADEKA子会社の上原食品工業を買収へ

株式会社神戸物産(3038)は、株式会社ADEKA(4401)の連結子会社である上原食品工業株式会社(東京都荒川区)の全株式を取得し、子会社化することを決定した。神戸物産は、業務スーパーをはじめ小売から製造まで「食」に関わる事業を展開している。上原食品工業は、70年にわたり製パン・製菓用のフラワーペースト、バタークリーム、餡類およびレトルト調理食品を製造している。目的本件M&Aにより、関東方面にお

ダイト、子会社の医療用医薬品原薬製造の大和薬品工業を吸収合併へ

ダイト株式会社(4577)は、完全子会社の大和薬品工業株式会社(富山県富山市)を吸収合併することを決定した。ダイトを存続会社、大和薬品工業を消滅会社とする吸収合併方式。ダイトは、医薬品原薬及び製剤の製造販売及び仕入販売、製造受託、並びに健康食品他の販売を行っている。大和薬品工業は、ダイト及び外部の顧客向けに、医療用医薬品の原薬の製造業務を行っている。目的ダイトの強みである「原薬から製剤までの一貫生

カネカ、イスラエルの医療機器の開発・製造のESM社を買収

株式会社カネカ(4118)は、EndoStreamMedicalLtd.(イスラエル、以下:ESM社)の株式96.8%を2024年12月23日に取得し、子会社化した。カネカは、大手総合化学メーカーで、化成品、機能性樹脂、発泡樹脂製品、食品、医薬品、医療機器、電子材料、太陽電池、合成繊維などの製造及び販売、建築工法のライセンス及び建築資材の販売を行っている。ESM社は、脳血管疾患分野で革新的な技術を

第一工業製薬、子会社の四日市合成に一部事業を承継

第一工業製薬株式会社(4461)は、第一工業製薬の「特殊ポリエーテルおよび関連材料」事業を、会社分割(吸収分割)により、100%連結子会社である四日市合成株式会社(三重県四日市市)に承継させることを決定した。第一工業製薬を分割会社とし、四日市合成を承継会社とする吸収分割方式。第一工業製薬は、界面活性剤を始めとする各種工業用薬剤や、健康食品などのライフサイエンス関連製品の製造・販売を行っている。四日

第一工業製薬、子会社ゲンブの一部事業を承継

第一工業製薬株式会社(4461)は、会社分割(吸収分割)により、同社100%連結子会社であるゲンブ株式会社(京都市下京区)の「産業用、業務用脱臭剤および関連材料」事業を同社に承継させることを決定した。ゲンブを分割会社とし、第一工業製薬を承継会社とする吸収分割方式。第一工業製薬は、界面活性剤を始めとする各種工業用薬剤や、健康食品などのライフサイエンス関連製品の製造・販売を行っている。ゲンブは、石鹸、

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