株価算定シミュレーション

共和電業が完全子会社3社を吸収合併へ

更新日:

株式会社共和電業(6853)は、完全子会社3社を吸収合併することについて、基本合意書を締結することを決定した。

消滅会社となるのは、株式会社山形共和電業、株式会社甲府共和電業、株式会社共和サービスセンターの3社。共和電業を存続会社とする吸収合併方式で実施し、新株の発行および合併交付金の支払いは行わない。

共和電業は、官公庁や企業、大学などの実験研究分野における応力測定機器の製造販売を手がける企業。産業機器・FA分野の工業用計装機器も製造販売している。ダムや橋梁、トンネルなど都市土木・港湾・海洋関連の各種土木建築用計測機器の製造販売や、各種計測コンサルタント業務も行っている。

山形共和電業は、ひずみゲージなどゲージ全般の製造を手がけている。ロードセルや圧力センサ、加速度センサなど変換器全般の製造も担う。

甲府共和電業は、動ひずみ測定器や静ひずみ測定器など測定器全般の生産を担っている。装置計器や記録器、システム製品も生産している。

共和サービスセンターは、センサや計測器の校正、点検、修理メンテナンスを手がける企業。保守部品の販売やトレーサビリティ・校正証明書の発行も行っている。

共和電業グループは、垂直統合型の体制で事業を展開してきた。親会社が製品・サービスの企画・開発・生産・販売を担い、山形共和電業と甲府共和電業が製品の生産を、共和サービスセンターが修理・校正等のアフターサービスを担っている。

近年、地政学的リスクの高まりに伴い市場環境が激変する一方、航空宇宙や防衛、原子力といった分野では受注が大幅に増加している。こうした需要の変化に迅速に対応し、グループ全体の競争力を一段と高めるため、生産機能およびアフターサービス機能を共和電業に一元化することを目的としている。

本合併により、調達、生産、設計・開発およびアフターサービスに至るバリューチェーンの密接な連携によるシナジー効果の創出を見込む。あわせて、経営リソースの最適配分によるガバナンスの強化、ならびに資本効率および経営効率の向上を図る。

今後の予定:
基本合意書締結日:2026年7月末(予定)
吸収合併契約締結日:2026年10月(予定)
合併効力発生日:2027年1月1日(予定)

業務用・産業用機械製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

共和電業に関連するM&Aニュース

この記事に関連するタグ

「合併・吸収合併」に関連するコラム

合併とは?買収との違い、種類、メリット、デメリット、手続き、注意点を解説

M&A全般
合併とは?買収との違い、種類、メリット、デメリット、手続き、注意点を解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[cta][mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

日付別M&Aニュース

2026年7月
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031

月別M&Aニュース

注目ニュースワード