
神戸製鋼所が米国Maltaと資本業務提携へ
株式会社神戸製鋼所(5406)は、米国Malta Inc.との間で資本業務提携契約を締結した。
神戸製鋼所は、鉄鋼・アルミ、素形材、溶接などの素材系事業をはじめ、産業機械、圧縮機、エンジニアリング、建設機械などの機械系事業、電力事業を展開している。
Maltaは、独自の蒸気マネジメント技術を基盤とする高温ヒートポンプ技術と、溶融塩を用いた蓄熱・蓄電技術を開発する米国のクリーンテック企業。米国Alphabet社傘下の研究開発組織「X(旧Google X)」から誕生し、産業分野の脱炭素化とエネルギーシステムの高度化を目指している。
Maltaの高温ヒートポンプ技術は、産業プロセスから発生する未利用廃熱を活用して高温熱を供給することで、エネルギー利用効率の向上とCO2排出量の削減を図るもの。また、熱エネルギーを長時間貯蔵し、必要に応じて熱または電力として利用できる蓄熱・蓄電技術も保有している。
本資本業務提携は、Maltaの蒸気マネジメント技術と、神戸製鋼所が長年培ってきた蒸気圧縮機技術を組み合わせ、Maltaの技術の開発、実用化および普及を加速させることを目的としている。
神戸製鋼所は、本提携を通じてMaltaの技術の社会実装を支援する。両社の技術と知見を活用し、エネルギーの安定的かつ効率的な利用を促進するとともに、再生可能エネルギーの安定供給や産業分野におけるCO2排出量の削減に貢献する方針としている。


