
静岡ガス、グループ再編に関する方針を発表
静岡ガス株式会社(9543)は、グループ再編に関する今後の方針について発表した。
静岡ガスグループは、都市ガスの製造・供給および販売、LPGの販売、発電および電力の販売、リフォーム、ガス機器の販売、ガス工事を行っている。
目的
1. 成長事業の加速
ハウジング事業やエンジニアリングサービス事業を中心に、グループ組織を最適化し、迅速な意思決定をするため。
2. 効率化と機能強化
集約や合併による効率化を進め、捻出したリソースでグループ本社部門機能の強化をするため。
3. ガバナンスとコンプライアンスの向上
グループ全体の管理体制を強化し、ガバナンスとコンプライアンスのさらなる徹底を図るため。
概要
1. 中間持株会社の設立
■ハウジング分野およびエンジニアリング分野におけるM&AやPMIの強化を目的に、中間持株会社を設立し、戦略推進機能およびガバナンス機能を強化
■静岡ガスハウジングホールディングス株式会社、静岡ガスエンジニアリングホールディングス株式会社を設立
2. 機能別分社化の推進
■経営の効率化と、責任・成果の明確化を図るため、静岡ガスリビング株式会社を会社分割し、以下のとおり事業を再編する。
・ハウジング事業会社、介護事業会社、人材派遣・清掃・警備事業会社を設立
・警報器事業はエネリア静岡株式会社およびエネリア東部株式会社に移管
■ショールーム運営事業を分離し、別会社として設立する。
3. 合併による金融サービス事業の強化
■静岡ガスクレジット株式会社と静岡ガス保険サービス株式会社を合併し、経営資源の相互活用を図る。
日程
2025年10月以降:各社取締役会、株主総会決議、会社設立手続き、組織再編手続き
2026年1月以降:各社事業開始





