
パーク24、駐車場事業海外を子会社のタイムズ24に譲渡
パーク24株式会社(4666)および完全子会社であるタイムズ24株式会社(東京都品川区)は、パーク24の駐車場事業海外をタイムズ24に承継させる会社分割を行うことを決定し、タイムズ24と吸収分割契約を締結した。
パーク24を分割会社とし、タイムズ24を承継会社とする簡易吸収分割方式。
パーク24は、グループ統括・経営企画、管理を行っている。
タイムズ24は、国内においてタイムズパーキングの開発・運営を行っている。
背景・目的
パーク24グループは、グループの長期的な成長を支える事業として、2017年に駐車場事業海外(英国、豪州、ニュージーランド、シンガポール、マレーシア、台湾における駐車場運営事業)を本格展開した。
その後、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、駐車場の稼働が減少するなか、国内の駐車場事業戦略である「小型・分散・ドミナント化」をベースに、各地域の駐車場需要環境に適した短期契約駐車場「各国版タイムズパーキング」の開発を促進することで、大型かつ長期契約駐車場に偏った事業ポートフォリオを最適化し、事業リスク低減を図ってきた。
本会社分割により、グループ内のノウハウ共有等のシナジー効果を最大化し、各地域における「各国版タイムズパーキング」の開発を加速する狙い。
また、過去の英国版タイムズパーキングの運営件数および運営台数に重要な誤りがあった事案に対する再発防止策である内部統制の強化(海外における駐車場運営件数および運営台数管理に関するルールとプロセスの明確化および駐在員のローテーション体制の構築)についても、本会社分割を通じ、実現していく。
承継対象となる事業内容
パーク24における駐車場事業海外
日程
本会社分割効力発生日:2025年11月1日(予定)





