会社売却先シミュレーション

南海電気鉄道、商号変更し、鉄道事業を準備会社に承継

更新日:

南海電気鉄道株式会社(9044)は、2026年4月を目途とする鉄道事業の分社化に向けた準備の一環として、2025年3月3日付で南海電気鉄道分割準備株式会社(大阪市中央区、以下:準備会社)を設立し、鉄道事業を会社分割により準備会社へ承継させることを決定し、準備会社との間で吸収分割契約を締結した。

南海電気鉄道を分割会社とし、準備会社を承継会社とする吸収分割方式。また、本件分割に伴い、南海電気鉄道は「株式会社NANKAI」に商号を変更することをあわせて発表した。

同社は、2024年10月30日付で「会社分割による鉄道事業の分社化に関するお知らせ」及び2025年1月29日付で「鉄道事業の分社化に向けた分割準備会社の設立に関するお知らせ」を公表していた。

南海電気鉄道は、鉄道事業、開発関連及び付帯事業、開発事業、流通事業、土地建物賃貸事業を行っている。

目的

本件分割を通じて、承継会社においては鉄道事業の経営の機動性強化と意思決定のスピード向上を図り、働き方改革やテクノロジーの活用などの運営の改革と、サステナブル投資の着実な実行によって、持続的な成長の実現に取り組む。

また、会社分割後の南海電気鉄道は、不動産事業の業容拡大・競争力強化と第3の事業の柱の創造に注力していく。

分割する事業の内容

鉄道事業

日程

分割効力発生日:2026年4月1日(予定)

新商号変更予定日:2026年4月1日(予定)

鉄道・バス業界のM&A・事業承継の動向はこちら

南海電気鉄道に関連するM&Aニュース

南海電気鉄道、通天閣観光を子会社化

南海電気鉄道株式会社(9044)は、通天閣観光株式会社(大阪市浪速区)の発行済株式の70.8%を取得し、子会社とすることを決定した。南海電気鉄道は、鉄道事業、開発関連及び付帯事業、開発事業、流通事業、土地建物賃貸事業を行っている。通天閣観光は、大阪市浪速区恵美須東に位置する新世界エリアを拠点に、大阪の温かみや賑わいのシンボルである「通天閣」の運営を担っている。背景・目的南海電気鉄道を中心とする南海

南海電鉄、2026年4月をめどに鉄道事業を分社化へ

南海電気鉄道株式会社(9044)は、2026年4月をめどに鉄道事業を分社化することを発表した。南海電気鉄道を分割会社とする会社分割により、鉄道事業を、南海電気鉄道が100%出資をして設立する新会社に承継させる吸収分割方式を想定している。会社分割による鉄道事業の分社化は、2025年6月に開催予定の定時株主総会決議による承認、必要に応じ所管官公庁の許認可が得られることを条件として実施する予定である。詳

南海電気鉄道、明光バスを子会社化

南海電気鉄道株式会社(9044)は、近鉄バスホールディングス株式会社(大阪府大阪市)及び近鉄保険サービス株式会社(大阪府大阪市)が保有する明光バス株式会社(和歌山県西牟婁郡)の発行済株式を取得し、子会社化を決定した。南海電気鉄道は、鉄道事業、開発関連及び付帯事業、開発事業、流通事業、土地建物賃貸事業を行っている。明光バスは、一般乗合旅客自動車運送事業、一般貸切旅客自動車運送事業を行っている。背景・

南海電気鉄道、連結子会社である泉北高速鉄道との経営統合に関し基本合意へ

南海電気鉄道株式会社(9044)は、完全子会社である泉北高速鉄道株式会社(大阪府和泉市)との経営統合に基本合意することを決議した。南海電気鉄道を吸収合併存続会社、泉北高速を吸収合併消滅会社とする吸収合併方式を前提に検討することで合意しているが、吸収合併契約の内容については未定であり、今後両社間で協議のうえ決定していく。南海電気鉄道は2014年7月1日に大阪府等から旧大阪府都市開発株式会社の株式譲渡

この記事に関連するタグ

「吸収分割・会社分割・グループ内再編・事業承継」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

M&A実務
会社分割とは?吸収分割、新設分割の違い、メリットや手続き、注意点を解説

会社分割とは、企業が事業の全てもしくは一部を切り離して別の会社に承継させるM&A手法の1つです。主に「新設分割」と「吸収分割」の2種類があります。本記事では会社分割の概要、種類、メリット・注意点についてご紹介します。この記事のポイント会社分割には新設分割と吸収分割があり、新設分割は新会社に事業を移転し、吸収分割は既存会社に事業を移転する。どちらも義務や権利が移転先に引き継がれる。会社分割のメリット

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

事業承継のタイミングとは?最適なタイミングを見極める際のポイント

事業承継
事業承継のタイミングとは?最適なタイミングを見極める際のポイント

事業承継は、多くの経営者にとって避けて通れない大きな課題です。承継のタイミングを誤ると、経営混乱や企業価値の低下など深刻なリスクを招きかねません。一方で、経営・業績が安定し、後継者の準備が整っている時期であれば、スムーズに事業承継を実現できるでしょう。本記事では、事業承継の最適なタイミングを見極めるポイントや、判断を誤った場合のリスク、専門家に相談すべき時期について解説します。この記事のポイント事

事業承継・M&A補助金とは?対象者やメリット、申請方法を解説【最新】

事業承継
事業承継・M&A補助金とは?対象者やメリット、申請方法を解説【最新】

中小企業や個人事業主にとって、後継者不足や経営資源の分散は深刻な課題です。国が支援する「事業承継・M&A補助金」は、そのような課題を解決する制度として注目を集めています。本記事では、事業承継・M&A補助金の創設背景や活用時のメリット、注意点、補助される事業者と経費のほか、申請の流れについて解説します。この記事のポイント事業承継・M&A補助金は、中小企業や個人事業主がM&Aや事業引継ぎにかかる費用の

中小企業M&Aの現状、目的、手法から成功のポイントまで徹底解説

M&A全般
中小企業M&Aの現状、目的、手法から成功のポイントまで徹底解説

急速に高齢化が進み、2025年問題が目前に迫る中、中小企業によるM&Aの件数は増加傾向にあります。本記事では、中小企業のM&Aの現状とその目的、用いられる手法、中小企業のM&Aを成功に導くポイントについて紹介します。また、トピックごとに公式の調査データや事例も交え、より実践的で信頼できる情報をわかりやすく解説しますこの記事のポイント中小企業のM&Aが増加傾向にある背景として、経営者の高齢化による「

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード