株価算定シミュレーション

マルハニチロ、オランダの孫会社SCHの株式を追加取得

更新日:

マルハニチロ株式会社(1333)は、連結子会社であるMaruha Nichiro Europe Holding B.V.(以下:MNEH)が、 孫会社(マルハニチロ連結子会社)であるSeafood Connection Holding B.V.(オランダ、以下:SCH)の株式について追加取得することを決定した。

マルハニチロは、漁業、養殖、水産物の輸出入・加工・販売、冷凍食品・レトルト食品・缶詰・練り製品・化成品の製造・加工・販売、食肉・飼料原料の輸入、食肉製造・加工・販売を行っている。

SCHは、Seafood Connectionグループ(主に冷凍水産物販売)の持株会社。

目的

マルハニチロは、2013年6月に、欧州市場における水産物の販売拠点として、連結子会社であるMNEHがSCHの発行済株式の52.5%を取得して連結子会社化、その後の追加取得を経て、現在発行済株式の70%を所有している。

SCHは、欧州市場での販売を牽引して堅調に事業を拡大させており、今般、欧州市場での拡大の推進とガバナンスの強化を図るため、 SCH株式を追加取得することとした。

株式の状況

異動前の所有株式数 28株(議決権の数:28個)(議決権所有割合:70%)
取得株式数 4株(議決権の数:4個)
取得価額 SCH普通株式  約3,546百万円
異動後の所有株式数 32株(議決権の数:32個)(議決権所有割合:80%)

日程

株式取得日:2025年4月30日(予定)

農林水産業界のM&A・事業承継の動向はこちら

マルハニチロに関連するM&Aニュース

マルハニチロ、魚類養殖事業の海晴丸を買収

マルハニチロ株式会社(1333)は、有限会社海晴丸(静岡県沼津市)の株式を取得し、2024年11月30日付で子会社化した。マルハニチロは、漁業、養殖、水産物の輸出入・加工・販売、冷凍食品・レトルト食品・缶詰・練り製品・化成品の製造・加工・販売、食肉・飼料原料の輸入、食肉製造・加工・販売を行っている。海晴丸は、魚類の養殖事業(マダイ・ブリ)を行っている。目的海晴丸の養殖場は日本最東端に位置するため、

紀文食品、マルハニチロと資本業務提携へ

株式会社紀文食品(2933)は、2024年3月25日開催の取締役会において、マルハニチロ株式会社(1333)との間で、資本業務提携契約を締結することを決議した。紀文食品は、「紀文ブランド」のもと、国内外で水産練り製品を中心に高い顧客価値を提供している。マルハニチロは、世界の「食」に貢献できる企業として、多様化する消費者ニーズに対応できる総合食品企業を目指して経営に取り組んでいる。資本業務提携の理由

マルハニチロ、連結子会社間で合併へ

マルハニチロ株式会社(1333)は、連結子会社である株式会社マリンアクセス(静岡県榛原郡)および株式会社マルハニチロリテールサービス(東京都中央区)の合併を決定した。合併後新会社の商号は、「株式会社マルハニチロオーシャン(東京都中央区)」となる予定。なお、本合併に先立ち、マルハニチロは、株式会社日本アクセス(東京都品川区)との間で、同社からマリンアクセスの株式を追加取得する株式譲渡についても合意を

マルハニチロ、子会社マルハニチロアセットを吸収合併へ

マルハニチロ株式会社(1333)は、完全子会社である株式会社マルハニチロアセット(東京都江東区)の吸収合併を決定した。マルハニチロを存続会社とする吸収合併方式で、マルハニチロアセットは解散する。マルハニチロは、大手食品会社。水産物等の輸出入・加工・販売、レトルト食品や缶詰等の製造・加工・販売を行っている。マルハニチロアセットは、マルハニチログループ内において、不動産賃貸事業を担っている。マルハニチ

この記事に関連するタグ

「クロスボーダーM&A」に関連するコラム

【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

広報室だより
【M&A成約事例】兵庫とシンガポール企業のクロスボーダーM&Aを支援

富永商事ホールディングス(青果卸)がFreshmartSingapore(青果輸入卸)の一部株式を譲受け青果卸の富永商事ホールディングス株式会社(本社:兵庫県南あわじ市/代表取締役社長:富永浩司)は、シンガポールの青果輸入卸「FreshmartSingaporePteLtd」(本社:PandanLoop,Singapore/ManagingDirector:KohChoonKiat)をクロスボーダ

クロスボーダーM&Aとは?手法やメリット・デメリット、流れを具体的に解説

海外M&A
クロスボーダーM&Aとは?手法やメリット・デメリット、流れを具体的に解説

新しい市場への進出や事業の拡大を目指し、多くの企業がクロスボーダーM&A(海外M&A)に取り組んでいます。クロスボーダーM&A活況の流れは、近年中堅・中小企業にも幅広く及んでおり、新たな市場を目指してあらゆる企業がチャレンジしています。特にASEAN地域の企業とのM&Aの増加傾向は顕著です。しかし、海外とのM&Aについては経験やノウハウが少ない、あるいは全くない企業が大多数であるのが実態です。そこ

インドネシア アンボン島出張記

海外M&A
インドネシア アンボン島出張記

皆さん、こんにちは。インドネシア駐在員事務所の河田です。先日、とあるインドネシア企業の現地視察にて、インドネシア東部マルク州の州都であるアンボンに出張してきました。約17,000以上の島で構成されているインドネシアですが、アンボン島もその1つであり、アンボンは、そのアンボン島の主要都市です。なかなか馴染みが無いという人も多いと思いますので、今回はアンボン島と、今回視察してきたインドネシア企業につい

インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

海外M&A
インドネシアの2025年はどうなる? ~経済、外交、国家長期開発計画~

こんにちは、ジャカルタの安丸です。2025年におけるインドネシアのマクロ的な展望につき、私見を交えて解説させていただきます。(今回のこのコラムは、2025年1月8日に作成しています。)2024年の振り返り最初に2024年にインドネシアで起こった重要なイベントを、簡単に振り返ってみたいと思います。2024年はインドネシアにとって、重要なイベントが目白押しの1年でした。新大統領の就任10年振りの大統領

大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

広報室だより
大槻代表に聞く!新たなファンドコンセプトを持つAtoG Capital本格始動

2024年9月、日本M&Aセンターグループの一員として新たな一歩を踏み出した「株式会社AtoGCapital」。新たなファンドコンセプトを持つ会社ですが、どのようなコンセプトなのか、その取り組みや設立への想いをAtoGCapital代表取締役の大槻昌彦さんに聞きました。※会社設立は2023年12月、ファンドの1号ファンド設立は9月20日、出資実行完了は2024年10月23日AtoGCapital代

ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

海外M&A
ベトナムM&A成約事例:日本企業との資本提携でベトナムのリーディングカンパニーへ

ベトナムの成長企業が日本の業界大手企業と戦略的資本提携を実施日本M&AセンターInOut推進部の河田です。報道にもありましたように、河村電器産業株式会社(愛知県瀬戸市、以下「河村電器産業」)が、DuyHungTechnologicalCommercialJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DH社」)およびDHIndustrialDistributionJSC(ベトナム・ハノイ、以下「DHID社」)の株

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード