会社売却先シミュレーション

東芝、東芝ツーリストを東芝ビジネスエキスパートに統合へ

更新日:

株式会社東芝(6502)グループは、東芝ビジネスエキスパート株式会社(神奈川県横浜市、以下TBEX)の完全子会社である東芝ツーリスト株式会社(神奈川県横浜市、以下ツーリスト)をTBEXに吸収合併すると発表した。

TBEXを存続会社、ツーリストを消滅会社とする吸収合併。

東芝は、多角的な電機メーカー。エネルギーシステム、インフラシステム、電子デバイス、デジタルソリューションなど様々な事業を展開している。

グループにて、ガバナンスの強化を目的とした子会社再編の方針を掲げており、子会社統合による子会社数の削減を進めている。

2019年に、本社スタッフ部門傘下で教育研修の企画・立案・実施、知的財産関連業務を担う4社を統合してTBEXを発足。その後、2020年には福利厚生、調達などの業務を担うグループ会社をTBEXに統合した。

TBEXは、人材育成・研修、知的財産ソリューション、生産・開発支援、福利厚生事業等を行う。

ツーリストは、海外および国内旅行業、損害保険代理業を行っている。

東芝は、本件により、航空会社、鉄道会社等の旅行業関係各社との安定的な取引を継続できる体制を確保し、顧客企業の多用なニーズに応える幅広いサービスの提供を実現する。

また、合併後のTBEXにおいては、共通基盤シェアード会社として、コスト競争力を含む総合力を高めるとともに、規程、業務フローや制度の統一を図り、東芝グループとして、さらなるガバナンスの強化を実現する。

電子部品・電気機械器具製造業界のM&A・事業承継の動向はこちら

東芝に関連するM&Aニュース

東芝、デジタル事業の東芝デジタルソリューションズを統合へ

株式会社東芝(神奈川県川崎市)は、2026年4月1日付で、東芝デジタルソリューションズ株式会社(神奈川県川崎市、以下:TDSL)を東芝に統合することを発表した。東芝を存続会社、TDSLを消滅会社とする吸収合併による統合を予定しており、今後統合に向けた具体的な手続きを進めていく。東芝グループは、幅広い事業領域で、製品・サービスをグローバルに提供している。TDSLは、システムインテグレーションおよびI

東芝、12月20日上場廃止へ

株式会社東芝は、2023年11月22日開催の臨時株主総会において株式併合に関する議案について株主の承認を受け、その後の所定の手続を経て、2023年12月20日をもって株式会社東京証券取引所プライム市場及び株式会社名古屋証券取引所プレミア市場において上場廃止となることを発表した。東芝は、新しい株主の下、より一層の企業価値向上及び社会への貢献に努める。・株式併合の概要併合する株式の種類普通株式併合の比

東芝エネルギーシステムズ、トルコのスマートパルス社へ出資

東芝エネルギーシステムズ株式会社(神奈川県川崎市)は、SmartpulseteknolojiA.S.(トルコイスタンブール、以下スマートパルス社)へ出資した。東芝エネルギーシステムズは、エネルギー事業関連の製品・システム・サービスの開発・製造・販売を行っている。株式会社東芝(6502)のグループ会社。スマートパルス社は、再エネ電源の管理や電力売買の自動化を行うためのソフトウェアを、オンラインで提供

TBJH、東芝に対する公開買付けへ

TBJH株式会社は、株式会社東芝(6502)の全株式(東芝が所有する自己株式を除く)を、公開買付け(TOB)により取得することを決定した。買付等の価格は、普通株式1株につき4,620円。買付代金は、1,998,750,807,900円を予定(買付予定数432,630,045株に、買付価格4,620円を乗じた金額)。買付予定数の下限は、288,564,300株(所有割合66.7%)。TBJHは、日本

東芝デジタルソリューションズ、DATAFLUCTと資本業務提携契約を締結

東芝デジタルソリューションズ株式会社(神奈川県川崎市)は、株式会社DATAFLUCT(東京都渋谷区)から新株の一部を取得、資本業務提携契約を締結した。東芝デジタルソリューションズは、システムインテグレーション及びIoT/AIを活用したICTソリューションの開発・製造・販売を行っている。DATAFLUCTは、マルチモーダルデータ活用サービス(AI/機械学習/ビッグデータ解析)の提供、企業のDX支援を

この記事に関連するタグ

「吸収合併・合併・子会社」に関連するコラム

買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

M&A全般
買収とは?合併やM&Aとの違い、種類、プロセスを解説

買収は、企業の成長や事業承継の手法として広く活用されています。売り手側にも買い手側にもメリットがある一方で、リスクもあるため注意が必要です。本記事では、買収と合併、M&Aの違いをはじめ、買収の種類やプロセスをわかりやすく解説します。この記事のポイント買収とは、対象企業の事業や経営権を取得することで、「事業買収」と「企業買収」に分けられる。買収には「友好的買収」と「同意なき買収」があり、一般的に中小

合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

M&A全般
合併とは?企業買収との違い、種類、メリット、デメリットを解説

企業の合併は、競争が激化するビジネス環境において、成長戦略の一環として注目されています。合併を通じて、企業は資源の最適化や市場シェアの拡大、技術革新の促進を図ることができます。しかし、成功する合併には戦略的な計画と文化の統合が欠かせません。本記事では合併のメリットとデメリット、手続きなど、合併の概要を紹介します。この記事のポイント企業の合併は、2つ以上の企業が統合し新しい法人を形成することを指す。

M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&A全般
M&Aのスキームの種類とは?それぞれの特徴やメリット、選び方を解説

M&Aは、企業の成長戦略や事業承継の手段として広く活用されています。M&Aは、事業承継や経営資源の補完、新規市場への参入など、さまざまな目的で実施され、その目的や状況に応じて選択すべきスキーム(手法)は異なります。本記事では、代表的なM&Aスキームである株式譲渡や会社分割、事業譲渡、株式交換のほか、第三者割当増資、合併について解説します。この記事のポイントM&Aは、その目的に応じて、株式譲渡・事業

吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
吸収合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

本記事では合併手法のうち、吸収合併について概要をご紹介します。この記事のポイント吸収合併は、存続会社が消滅会社の権利義務を包括的に承継し、効率的な経営とシナジー効果を目指す手法。吸収合併の特徴として、資産や負債が一括承継され、許認可も維持される点がある。主な手続きは取締役会の決議、合併契約の締結、債権者保護手続き、株主総会の決議などが含まれる。[cta][mokuji]吸収合併とは?吸収合併は、存

新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&A全般
新設合併とは?メリット・デメリット、流れを詳しく解説

M&Aは大きく分けて「合併」と「買収」の2種類に分けられますが、新設合併は、組織再編を目的とする合併手法のひとつです。本記事では新設合併の概要をご紹介します。この記事のポイント新設合併は、複数の企業が合併し新たな法人を設立する手法で、コスト削減や生産性向上を目的とする。吸収合併とは異なり、すべての法人格が消滅し、資産・負債が新設会社に引き継がれる。デメリットには手続きの複雑さ、免許の引き継ぎができ

25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

広報室だより
25社譲受して成長するハシダ技研工業の「M&Aは人助け」の凄み

「M&Aは人助け」を信条に2008年から2022年までの間、買い手企業として計25社を譲受した大阪市のハシダ技研工業株式会社。火力発電所に使用されるガスタービン部品は高い技術力から、ゼネラル・エレクトリック(GE)社や三菱重工業など名だたる企業を取引先に持ち、自動ドアの自社ブランドも好調な製造業のグループ企業です。後継者のいない製造業を譲り受けながら成長を果たしています。事業はグループ売上高200

M&Aニュース検索

注目のM&Aニュース

最新のM&Aニュース

月別M&Aニュース

注目ニュースワード